「改訂新版 新資料解読 ウルトラセブン撮影日誌」が5月下旬発売!
『ウルトラセブン』製作現場の記録「撮影日誌」の内容を収録し、4Kリマスター版製作時の資料にも活用された一冊が『セブン』55周年に合わせ、カラー16ページを増補した改訂新版で復活!
3DCGなど、今日の映像技術がそれこそ空想の産物でしかなかった昭和の時代— 円谷プロにおける現場の奮闘の模様を、当時の撮影日誌から解読しまとめ、好評を得た『新資料解読 ウルトラセブン撮影日誌』(2017年・復刊ドットコム 刊)。
その内容は遡ること数年前、円谷プロダクションの倉庫で発見された日誌の束(1967年10月から1968年9月にかけて放送された『ウルトラセブン』の撮影現場の様子を記録したもの。日誌は黒紐でまとめられたものが10束、およそ1,500ページが見つかった)。本編班と二つの特撮班(A班・B班)ごとに分けられたこの書類の束には、いつ、どこで何の撮影を行ったのか、どの俳優が何をしたのか、どんなキャラクターが活躍したのか… あらゆる撮影の報告が、詳細に記されていました。
※ただし、全エピソードについての日誌が揃っているわけではありません。
この日誌の内容を整理・編集・テキスト化し、話数ごとに編集した『新資料解読 ウルトラセブン撮影日誌』には、日誌の記述のみならず、内容を補足するための作品情報・スタッフ情報や、日誌そのものの写真なども豊富に収録されています。
放送55周年を記念する改訂新版はカラー・16ページの「『ウルトラセブン』撮影カレンダー(1667-68)」を追加掲載
今回、放送55周年を記念する改訂作業では、新たにカラー・16ページの「『ウルトラセブン』撮影カレンダー(1667-68)」を追加掲載。現場の模様をより立体的に捉えるべく、1967年6月から1968年9月にかけての製作・放送のスケジュールを振り返ります。
この「『ウルトラセブン」撮影カレンダー(1667-68)は、奇しくも日付・曜日が、ともに2023-24のカレンダーに対応。55年前のスケジュールと2023-24年の時間を重ねて捉えることで、いわばカレンダーを通しての“マルチバース体験”が可能となる逸品です。
セブンと宇宙人・怪獣が戦う特撮班の現場で、あるいはダンやアンヌが活躍する本編班の現場で、55年前の撮影スタッフは何を思い、経験していたのか。
本書を通して、その当時の現場の臨場感を味わえます。
先着特典は「大宇宙怪獣館 サークロラマ劇場 案内はがき(復刻版)」
復刊ドットコムで『改訂新版 新資料解読 ウルトラセブン撮影日誌』を購入すると『ウルトラマン・ウルトラセブン モーレツ大怪獣戦』の案内はがき(復刻版)を先着でプレゼント!
1969年、後楽園ゆうえんち「大宇宙怪獣館」の特設劇場で公開された『ウルトラマン・ウルトラセブン モーレツ大怪獣戦』。11面・360度の全周スクリーン「サークロラマ」で上映されたこの作品は、『ウルトラQ』『ウルトラマン』そして『ウルトラセブン』が築いた“第一次怪獣ブーム”の総決算ともいうべきレアな作品です。
●改訂新版 新資料解読 ウルトラセブン撮影日誌
※特典は数に限りがあります
金田益実 編著 / 円谷プロ 監修
予価 4,180円(税込)
配送時期:2023/05/下旬
Amazonや楽天ブックスでも予約開始(※特典はつきません)5月24日発売!
Comment