『仮面ライダーセイバー』『機界戦隊ゼンカイジャー』『ウルトラマントリガー』などの新情報やおもちゃ情報。
6月24日発売「フィギュア王 No.281」「ホビージャパン2021年8月号」、7月1日発売「てれびくん2021年8月号」「テレビマガジン2021年8・9月号」「宇宙船vol.173」が予約開始になりましたので。2021年6月下旬&7月上旬発売 特撮&ホビー雑誌情報をまとめておきます。
てれびくんが合併号だったため6/1のいつもの雑誌はテレマガのみ。寂しい感じですが…。
予告より
- 仮面ライダーセイバー:セイバー、クライマックス大変身!最終決戦へ!
- 機界戦隊ゼンカイジャー:ゼンカイザーとツーカイザーがパワーアップ!?新たなる戦士がゴーカイに登場!?
- ウルトラマントリガー:新たなるパワーが!?謎の石像とは…?
フィギュア王No.281
2021年6月24日(水)発売予定:フィギュア王No.281
【次号予告】 6/24(木)発売 281号 ¥1,200
・放送直前!! 新たなウルトラマン伝説にブートアップ!! ウルトラマントリガー
・いよいよクライマックスへ――!! SSSS.DYNAZENON特撮ホビー誌6月:仮面ライダーセイバーに何かが起こる!機界戦隊ゼンカイジャー!ウルトラマントリガー:闇の巨人現る⁉
(SICファンさんコメント情報ありがとうございます!)
月刊ホビージャパン2021年8月号
2021年6月24日(木)発売予定:月刊ホビージャパン2021年8月号
【巻頭特集】マイスターに訊く! 模型テクニック10選
ホビージャパンが誇る10人の「マイスター」が、それぞれが得意とする模型テクニックを指南!
塗装表現、スクラッチ、ディオラマ、ミキシング…など、バラエティに富んだHow Toを掲載予定。
模型製作の手元に置いておきたい永久保存版です!
【注目連載】
●週末でつくるガンプラ凄技テクニック
●ノモ研 野本憲一モデリング研究所
●Tony’sヒロインワークス
●月刊工具 模型の入り口はいつの時代も工具から。
●超合金の魂
●Ma.K. in SF3D
てれびくん 2021年8月号
2021年7月1日(木)発売予定:てれびくん 2021年8月号
<付録>
●機界戦隊ゼンカイジャー:超お宝!本物センタイギア!ヒーローサイドはゼンカイジャー、機界サイド(裏)は仮面ライダーセイバー!
●ウルトラマントリガー:お面
<予告>
●仮面ライダーセイバー:セイバー、クライマックス大変身!
●仮面ライダーセイバー:セイバー最強パワーアップ!戦力大解析!
●機界戦隊ゼンカイジャー:ゼンカイザーとツーカイザーがパワーアップ!?
●機界戦隊ゼンカイジャー:新たなる戦士がゴーカイに登場!?
●ウルトラマントリガー:放送直前大特集!
●ウルトラマンZ:漫画「戦え!セブンガー」第4話
●新幹線変形ロボ シンカリオンZ:新たなるシシカリオン登場!
テレビマガジン 2021年8・9月号
2021年7月1日(木)発売予定:テレビマガジン 2021年8・9月号
テレマガも次号は合併号です。
<付録>
●ヒーロー降臨!バトルシアターショット銃
●ウルトラマントリガー7:変身マスク
<予告>
●仮面ライダーセイバー:最終決戦へ!
●機界戦隊ゼンカイジャー:映画最新情報も!
●ウルトラマントリガー:新たなるパワーが!?
●ウルトラマントリガー:謎の石像とは…?
宇宙船vol.173
2021年7月1日(木)発売予定:宇宙船vol.173
●巻頭では7月公開の『劇場版 仮面ライダーセイバー』&『劇場版 機界戦隊ゼンカイジャー』 の映画情報を大特集! キャスト&スタッフインタビューと、極限までの情報を掲載!
●表紙、巻頭は『機界戦隊ゼンカイジャー』と『仮面ライダーセイバー』のスーツ特写!
●7月放送スタートの『ウルトラマントリガー』も大特集。キャスト、スタッフインタビュー、最新情報を掲載!
●大人気アニメ『SSSS.DYNAZENON』の描き下ろしイラストを今号でも掲載。どのキャラクターが登場するかご注目!
●Vシネクスト『ゼロワン Others 仮面ライダーバルカン&バルキリー』
●映画『スーパー戦闘 純烈ジャー』
●夏公開の海外作品など
SF作品をあますことなく掲載!!
Comment
F王からです。表紙はアニメ版カイゼルグリッドナイト。放送リストを見ると「あぁもう夏映画化かぁ」と思います。個人的には、コロナやら新年度からの新組織やら事務所の大幅改装やらであたふたしている間にもう夏かという感じです。
【セイバー】 7/25:放送休止
・07/04 第42話 (タイトル未定) 福田卓郎、上堀内佳寿也
・07/11 第43話 (タイトル未定) 福田卓郎、上堀内佳寿也
・07/18 映画公開記念 合体スペシャル 毛利亘宏、諸田 敏
・7月放送分もタッセルの行動に「超」注目! 不思議な関係にあった蓮とデザストの間には変化が生じ……。
【ゼンカイジャー】 7/25:放送休止
・07/04 第18カイ! 「いのち短し、恋せよゼンカイ!」 香村純子、山口恭平
・07/11 第19カイ! 「ゼンカイ改め、超ゼンカイ!」 香村純子、加藤弘之
・07/18 映画公開記念 合体スペシャル 第20カイ! 毛利亘宏、諸田 敏
・ステイシーは「サトシ」と名乗り、ヤツデのカフェに度々顔を出すようになるが、そこであるものを発見し…
「僕は一体どうしたいんだ?僕は……」ステイシーザー
7月放送分では熱い恋バナが展カイ! 本作らしい笑えるエピソードが楽しめる。
【スーパー戦隊ロボTOY列伝】
・ACT-5 DX進化合体 大獣神:生物型メカの合体による戦車型のダイノタンカーと巨大ロボの大獣神の二形態への変形という、後に受け継がれるフォーマットを生んだ。
【ウルトラマントリガー】
・07/10 第1話 「光を繋ぐもの」 ハヤシナオキ、坂本浩一
火星で暮らしていたケンゴは不思議な夢に悩まされていた。その時、火星に初めて怪獣が出現する。
・07/17 第2話 「未来への飛翔」 ハヤシナオキ、坂本浩一
GUTS SELECTへ入隊したケンゴは、個性的なメンバーに驚きの連続。GUTSファルコン初出撃。
・07/24 第3話 「超古代の光と闇」 ハヤシナオキ、坂本浩一
ユナが異星人に狙われた。アキトとケンゴは警備に当たるが、ユナにまさかの事態が起きて……。
・07/31 第4話 「笑顔のために」 根元歳三、武居正能
超古代文明の遺跡が発見され、GUTS SELECTが護衛の任に就く。そこにイグニスが出現する。
・火星の土に根付く花の研究をしていたケンゴは、一株だけ、新種の植物を生み出すことに成功するが、蕾のまま花が咲く気配はない。その植物に「ルルイエ」と名付けたケンゴは、GUTS SELECT入隊によって初めてその土を踏むことになる地球で、ルルイエを育てることになる。
・メトロン星人・マルゥル(声:M・A・O)は怪獣の知識が豊富な、GUTS SELECT所属のオペレーター。初対面のケンゴに放った台詞は「可愛いだってふげけんな。まぁ、オレ様を前をしてビビらねぇことだけは褒めてやる」。
・「光の巨人……やはりこの世界にもウルトラマンが」
・妖艶戦士カルミラ「……見つけたよ。トリガー」「もっと情熱的な再会を想像していたんだけどねぇ! 3千万年分の想い、受け取ってくれるかい?」
・剛力闘士ダーゴン「我が好敵手と再び戦えるということか!」
・俊敏策士ヒュドラム「エクセレント。覚醒を促すいい方法がわかりました」
・インタビュー:寺坂頼我、坂本浩一(「ティガ」オマージュとして。各レギュラー陣のキャスティング&マルゥル誕生の裏話。UGFとの連動も否定せず)
【ダイナゼノンのアソビカタ】巻頭特集
・フィギュア等紹介、グッズジョウホウ
・野中 剛デザインワークス、アニメーション設定、各話のミドコロ
・帰ってきたオモチャ鼎談!? ~SSSS.DYNAZENON編~ 雨宮 哲(監督)×牟田口裕基(ヒロイック作画チーフ)×野中 剛(ダイナゼノンデザイン)
・玩具開発者対談 DXカイゼルグリッドナイトのツクリカタ 田中ヒロ(企画担当)×新谷 学(設計)
【超速パラヒーロー ガンディーン】
・06/25 第1話 「遭遇 :encounter」 まなべゆきこ、辻本貴則
・07/03 第2話 「秘密 :secret」 まなべゆきこ、辻本貴則
・07/10 第3話 「共闘 :team」 小林弘利、辻本貴則
・ラルー(演:水野美紀):地球の双子星とされるアラート星の異星人。凶悪な「エルトロン族」の一人で、他の種族を根絶しアラート星を制圧しようとしている。フォスを追って地球に飛来した。
・フォス(演:林カラス):アラート星の「メーデン族」の青年で、エルトロン族の虐殺を逃れ地球に飛来、乗っていた宇宙船の脱出ポッドが森宮家の近くに墜落したことから、大志らと共同生活を送ることになる。その言語は地球人には理解できないため、大志達からは「グー」という通称で呼ばれている。
・インタビュー・対談・鼎談:奥野 壮×小芝風花、
荻野友大(プロデューサー)×西村 崇(制作統括):青春とパラスポーツの他に多様性もテーマの一つ。森宮モータースには外国人技能実習生もいればゲイもいる。
辻本貴則(演出)×まなべゆきこ(脚本)×小林弘利(脚本):大志がグーから授かった変身アイテム「モードシフター」の架空玩具のCM動画も配信する。とてつもない難度の競技用車椅子を事前の努力などによりすぐに乗りこなした奥野。
・デザイン画&コメント:ガンディーン/マスク(西川伸司)、先兵怪獣ラゲルト(西川伸司)、ラルー(百武 朋)
【フィギュア・玩具など】
《メディコム・トイ》
・MAFEX CAPTAIN MARVEL (Endgame Ver.) ¥9,680 4月予 「フォトンブラスト」等のエフェクトパーツ、穏やかな表情の頭部、付属。
・MAFEX HARLEY QUINN (BATMAN:HUSH Ver.) ¥9,680 3月予 赤と黒のハーレイ・クイン。笑顔の頭部、悔しさ~怒りの頭部、ハンマー、ジャンピングシューズ、付属。
《海洋堂》
・アマイジングヤマグチ 024 アーカム・ナイト ¥10,120 9月下 赤い刀とクリスタルダガー、付属。「レッドフード」への換装可。
《タカラトミー》
・トランスフォーマー スタジオシリーズ ①SS-69 レックガー ¥5,500 11月下 ②SS-70 ノー ¥3,520 11月下 ③SS-71 スラッグ & ダニエル ウィトウィッキー ¥7,920 11月下
《プライム1スタジオ》
・ミュージアムマスターライン 『ワンダーウーマン(1975TVシリーズ)』ワンダーウーマン ¥157,190 11~22/1月発送予 ボーナス版にはファブリック素材のケープが付属。
《CCP》
・1/6 特撮シリーズ EX ハイグレード Ver. 各¥13,750 12月予 ①ウルトラマンAタイプ ファイティング ②ウルトラマンCタイプ スペシウム光線 ③ウルトラマンCタイプ スラッシュ ④ウルトラセブン ワイドショット ⑤ウルトラセブン エメリウム ⑥ウルトラマンエース ⑦ウルトラマンタロウ ⑧ウルトラマンレオ ⑨バルタン星人 ⑩ゼットン
・来月は「シン・ウルトラマン」からのウルトラマン&怪獣商品を紹介。
☆《フィギュア王×CCP》先着100体限定(通販サイト「モノ・ショップ」にて)
・1/6 特撮シリーズ EX ウルトラセブン グリッターイメージ Ver. ¥13,200+送料・手数料¥1,000 12月予 ワイドショットポーズ
☆ベネリック限定(購入方法はベネリック公式サイト参照)
・1/6 特撮シリーズ EX グリッターティガ 光の巨人 Ver. ¥16,500+送料・手数料? 7月予 ファイティングポーズ
《コモリプロジェクト》
・第1弾 透明怪獣ネロンガ ①未塗装未組立ガレージキット ¥35,200+送料 ②彩色済完成品ガレージキット ¥100,000 海洋堂より今秋
・第2弾 地殻怪地底獣ティグリス ①未塗装未組立ガレージキット ¥38,500+送料 ②彩色済完成品ガレージキット ¥100,000 海洋堂より今秋
・対談「怪獣ガレキを語る。」:小森陽一(作家、『海猿』『S 最後の警官』等)×宮脇センム(海洋堂)
《エヴォリューショントイ》
・HAF 『秘密戦隊ゴレンジャー』アオレンジャー&キレンジャー ¥17,600 9月予
《墓場の画廊》
・ウルトラマン55周年記念「ウルトラマンコスモス」~強さとやさしさを兼ねそなえたウルトラマン展~ 7/7~27 入場無料(墓場の画廊・中の本店は在・中野ブロードウェイ)
【映画紹介】
・『ゴジラvsコング』『唐人街探偵 東京MISSION』『ライトハウス』『復讐者たち』
【次号予告】 7/28(水)発売 282号 ¥1,200
・超合金魂100体到達!! 鋼の戦士たちの軌跡
GX-100ガイキング&大空魔竜のリリースにより、ついに100体の記念すべきナンバーに到達した超合金魂。特集ではGX-100を中心にした、最新アイテムのメイキング情報や、100体に至る道のりを追跡する。
フラゲ無しのHJ 8月号からです。
【キャラクターモデル】
・巻頭特集「マイスターに訊く!模型テクニック10選」の1コーナー「ディオラママイスター/コジマ大隊長」にて、
BANDAI SPIRITS S.H.MonsterArts GODZILLA FROM GODZILLA VS. KONG (2021)、KONG FROM GODZILLA VS. KONG (2021) を使用したディオラマ:
ゴジラvsコング(ディオラマ製作・文:コジマ大隊長)…洋上の空母の甲板で激突するゴジラとコング
・G-works ウルトラ☆シリーズ レジンキット 7月予
海獣総進撃 怪獣ウォーターライン ¥10,450 原型制作:うらまっく ガマクジラ、ペスター、アイアンロックス、タッコングの四体セット。海面から上側部分だけのマスコットっぽいモデル。裏側はマグネット。
宇宙大怪獣アストロモンス ¥41,800 原型制作:うらまっく
円盤生物ブラックエンド ¥25,200 原型制作:G-works
・モデリングプラカ レジンキット 地殻怪地底獣 ティグリス 製作:小森陽一、撮影:フライトギア 土井眞一
・BANDAI SPIRITS S.H.MonsterArts ゴジラウルティマ ¥11,000 11月予
・グッドスマイルカンパニー プラスチックキット MODEROID ダイナゼノン ¥7,500 11月予
【フィギュア・玩具】
《プライム1スタジオ》
・ミュージアムマスターライン 『Zack Snyder’s Justice League』ダークサイド 通常版 ¥180,290/DX版 ¥216,590 22/8~11月予 両目はLEDで発光。DX版には歯を剥き出しにした頭部、槍を持たない右手、後ろ手に組んだ状態の両手が付属。DXボーナス版には両目から炎を立ち上らせている頭部が付属。
【ULTRAMAN SUIT ANOTHER UNIVERSE】(STORY:長谷川圭一、設定協力:谷崎あきら)
・第二十話 霧が来る2021 前編(ZERO SUIT / SEVEN SUIT 製作:只野☆慶、アルファ・スペリオル製作:アスイ)
諸星とマヤは会話しながら光の巨人記念館を歩いていた。マゼラニウム爆弾を積んだ小型円盤と共に宇宙空間で自爆したマヤは諸星に救われ、一時期はゼロスーツに、現在はZEROと呼ばれるようになったムキシバラ星人に母星を滅ぼされた孤高の戦士の意識と共存していたが、ZEROからクレームがあり、現在はシルバーメタリックのそっけないデザインのアンドロイドの電子頭脳に宿っていた。本日は、セブン用新兵装のテストと、井出が開発してくれたマヤ専用アンドロイドのテストが目的で本部を訪れていた。人間そっくりに作られたが評判が悪く採用を見送られたオペレーター用アンドロイドをベースに、外装をマヤに似せ内部機構を最新技術でブラッシュアップされた新たなマヤのボディが待っているはずだった。
整備中のゼロスーツ内のZEROと整備に付き合っている薩摩次郎と軽口を叩いていた諸星とマヤに向かって、太り気味の白衣の男が駆け寄って来た。その後ろからその男を留めながら、これも小太りの男がさらに追いかけて来る。諸星がテストを予定している「アルファ・スペリオル」の開発者の中島が待ちきれずに諸星を声をかけ、それを同僚の堀井が留めようとしていたのだった。この二人に現在工作室に一週間巣籠り中の土井垣を加えた三人は、「科特隊の三賢者」、別名「子豚三兄弟」と呼ばれている、ウルトラマンスーツの開発にも初期から携わっている技術者達だった。
いつの間にかそばに立っていた井出が、セブンスーツ開発の苦労話を説明する。セブンスーツは、元来ウルトラマンの因子を持つ人間の為に開発されたスーツを、そこで得られた技術を一般人用の強化装甲に転用して開発されたものだった。Version 0は諸星の運用スタイルにマッチせず廃棄され、その後多岐にわたる技術的ハードを乗り越えてVersion 7.0でようやく正式採用、現用はVersion 7.21Bだった。
彼らの前をものものしく警備された小型カートが金属ケースを運んでいた。5日前にビルの建設現場で発見された隕石が分析のために運ばれてきたのだという。
光の巨人記念館をに見学に来ている妻・ミチル、長男・継夢、長女・未来と別れ、セブンの新兵装テストに向かう堀井。
科特隊本部大深度地下耐爆試験坑。メインホールの中央の円内にセブンスーツを装着した諸星が、観測室内には井出、マヤ、次郎、三賢者がいた。セブンが最初にテストをするアルファ・スペリオルは砲身長が2メートルを優に超える巨大な大型高速力線砲だった。中島が全長20メートルを超えるような大型怪獣戦を想定して製作した兵器である。それを腰だめに構えたセブンは、背中にマウントされた管制システムと連携、砲身に接続されたアームにより照準の調整を行いながら、不規則に出現・移動する標的を、あらゆる体勢から射抜き、一射たりとも外すことなかった。しかし、諸星による中島への感想は、この砲のサイズではスーツに持たせるメリットが見当たらないという厳しいものだった。その感想を巡り口論となる三賢者。その様子を見たマヤがそのボディには備わってない機能であるはずの笑みを浮かべたのを見た井出はきょとんとした。
分析室。隕石から分析用試料を採取しようとした時、隕石が自然裂開し霧状の紛体が噴出した。隕石は未知の宇宙生物の繁殖器官であり、紛体は研究員の簡易防護服の内部に侵入、首筋に付着して担子菌の傘を思わせる半球が密集したコロニーを形成し、皮膚を溶かして頸動脈から脳に侵入した。宿主を操りながらさらに胞子=霧をまき散らす寄生生物は、あっという間にそのフロアの70%を霧で汚染し20名以上の職員を支配下に置いた。
中島に代わり、堀井が対怪獣大型超振動伐斬刀のテストに入ろうとした時、けたたましいアラートが鳴り響いた。井出がタブレットを指令室に繋ぐ。既に15ブロックが汚染されていた。気密隔壁を寄生生物に操られた職員が人為的に開放した形跡があった。「……緊急事態を宣言。司令部・保安部勤務を除く職員はただちに退去。状況によっては全施設を破棄する」、オペレーターの息をのむ音が聞こえるようだった。
光の巨人記念館を訪れている科特隊とは無関係の民間人にも退去を促すため、火災警報が鳴った。堀井の妻ミチルは、かくれんぼをしていたまま姿が見えなくなっていた息子と娘を探していた。その息子・継夢は、妹・未来を探して職員通路に迷い込んでいた。見つからない未来を探す中、エレベーターが停止し扉が開く。そこから白い霧とともに、不自然に曲がった首にブクブクと鼓動する醜悪な寄生体が貼り付いた研究員が不気味な呻き声をあげながら近づいてきた。
【その他】
・特撮ドラマ『超速パラヒーロー ガンディーン』
ガンディーン造形:マーブリングファインアーツ 山本和弘、ガンディーンSA:稲葉 渉、ラゲルト造形:河童洞 杉浦末男、ラゲルトSA:大久保洸成
【洋画情報】(「SF MOVIEハイスピードNEWS!!」より)
・『インディ・ジョーンズ』第5作(製作:スティーヴン・スピルバーグ、監督:ジェームズ・マンゴールド(『LOGAN/ローガン』『フォードvsフェラーリ』)、撮影開始の模様。配役、ストーリーは極秘のまま。宇宙開発競争を巡る物語ではないかという噂あり。発表されているキャストはハリソン・フォード、マッツ・ミケルセン(『ドクター・ストレンジ』)、フィービー・ウォーラー=ブリッジ(『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』)、トーマス・クレッチマン(『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』)、ボイド・ホルブルック(『LOGAN/ローガン』)、ショネット・ルネ・ウィルソン(『ブラック・パンサー』)等。全米公開:22/7/29予。
・ディズニー映画『魔法にかけられて』の続編『ディスエンチャンテッド(魔法を解かれて)』、撮影開始。15年後の物語。来年のディズニープラスでの配信が目標。監督:アダム・シャンクマン(『glee』『ロック・オブ・エイジス』)、音楽は前作のアラン・メンケン&スティーヴン・シュワルツ。キャストも続投。成長したロバートの娘モーガンには、19歳の新人ガブリエラ・バルダッチノ。
・『チャーリーとチョコレート工場』の原作をベースとした、チョコレート工場オープン以前の前日譚『ウォンカ』の企画が進展。監督:ポール・キング(『パディントン』シリーズ)、脚本:サイモン・リッチ、プロデューサー:デヴィッド・ハイマン(『ハリー・ポッター』シリーズ)。ティモシー・シャラメ(『DUNE/デューン 砂の惑星』)が主役に決定。一方、アニメ版『チャーリーとチョコレート工場』もタイカ・ワイティティ監督で企画中。
・ワニ・パニック映画『クロール -凶暴領域-』の続編企画も進行中。監督はアレクサンドル・アジャ。
・『バットガール』製作開始。HBO Maxにて限定配信の予定。ゴードン警察長官の娘バーバラの活躍を描く。監督:アディル・エル・アルビ&ビラル・ファラー(『バッドボーイズ フォーライフ』)、脚本:クリスティーナ・ホドソン。
遅ればせながら、一応、TVくん8月号より。TVマガ8・9月合併号(とU船)から一部補完しています。時間の都合によりU船については明日に(田﨑監督インタビューが良かったですが)。
【仮面ライダーセイバー】
《仮面ライダーストリウス》
〈ワンダーライドブック「グリモワール」〉
・マスターロゴスに止めを刺したストリウスが、5冊の「はじまりの本」から作り出したワンダーライドブック。
〈仮面ライダーストリウス グリモワール〉
・ストリウスが、グリモワールWRBによって変身する最凶の仮面ライダー。世界の物語を終わらせようとする。
・首から下は、仮面ライダーソロモンのボディが黒に金の紋様と赤の縁取りになったような姿。頭部はストリウスのメギド体がゴールドの仮面の枠(フェイスガード)~巨大な矢じりのような形の額から頭部のアンテナ/剣のような意匠を被ったような形状。
・先端が二股に分かれた(先端だけ刃の中央部が無い)剣を持つ。
・黒ずくめでフードをかぶった4体の謎の剣士を操る。
《エピソード》
・ソトリウスの猛攻に、遂に九人の剣士が揃い共闘する。
・ノーザンベース、戦いに備えて、芽依とソフィアが皆におにぎりを作ってくれた。皿にのった、ネコおにぎり+ソーセージ&たくあん。どでかいおにぎりも。
・なぜかゼンカイジャーがノーザンベースに現れ、剣士たちと出会う。
《9月号予告》
・いよいよ最後の闘いに突入!!
・いよいよクライマックス! 勝つのは?
【機界戦隊ゼンカイジャー】
《ゼンカイジャー&ツーカイザー パワーアップ》
〈ゼンカイジュウギア〉
・フリントが、あるところから届いたデータを使って作った(TVマガによるとセッちゃんとフリントが共同で作った)、ギア。スーパー戦隊のカイジュウパワー満載。
・カイジュウモードでは、タイムレンジャーのブイレックスが手乗りになったような形状。センタイギアモードでは、黒いバイザーの恐竜の頭部のような形状。
〈スーパーゼンカイザー〉
・介人が、ギアトリンガーにゼンカイジュウギア センタイギアモードの裏側に付いているギアをセンタイギア同様にセットしてハンドルを回しトリガーを引いてスーパーチェンジする。「超ゼンカーイ!!」
・ゼンカイザーが、(顔だけゼンカイザーの)ジュウレンジャーの剛龍神に似たキカイノイドの姿になる。超パワー戦士。
・剛龍槍ドラゴンアントラーに似たドリル槍「ゼンカイテンランス」が武器。
・必殺技はゼンカイシュート。
〈スーパーツーカイザー〉
・ゾックスが、ギアダリンガーの左側面にゼンカイジュウギア センタイギアモードをセットして踊りながらギアダリンガーを叩きトリガーを引いてスーパーチェンジする。「超ツーカイにレボリューション!!」
・ツーカイザーが胸部にブイレックスの頭部に似たアーマーを装着、頭部にはV型アンテナが追加された姿になる。超スピード戦士。
・切れ味が増したギアダリンガーソードモードを振るい、ガンモードから強化エネルギー弾を放つ。胸の恐竜の口の中と両肩からもビームを放つ。
・必殺技はツーカイシュート。
〈ゼンカイジュウオー〉
・スーパーゼンカイザーは、ギアトリンガーにセットしているゼンカイジュウギアのレバーを動かすと、ゼンカイジャーの4体のキカイノイド同様に巨大化する。「ビッグバン!!」 2体のゼンカイオーと共闘する。
・スーパーツーカイザーは、ギアダリンガーにセットしているゼンカイジュウギアのレバーを動かすと、二人の弟と同様の巨大SDロボ「スーパーツーカイロボSD」に変身する。「ビッグバン!!」 ブイレックスのような恐竜の頭部に頭と両手足が生えたような形状で、黒。
・巨大スーパーゼンカイザーとスーパーツーカイロボSDが全界合体して、恐竜型巨大ロボのゼンカイジュウオーに変形する。
・胴~尾がドラゴンシーザー、頭部・背・腕部がブイレックスに似た形状。両肩にはブイレックス同様巨大砲が装着され、尾はドラゴンシーザー同様ドリルになっている。
・必殺技は、肩の砲、口内のビーム砲、両手のミサイル、腹部、尾などの全武器を一斉発射する。
《エピソード》
・仮面ライダーセイバーの世界にゾックスたちが旅をする。神代玲花とマジーヌは大変な事件に巻き込まれる。仮面ライダーセイバー(炎の剣を振るう)、仮面ライダーゼロワン(AIで分析)、仮面ライダージオウ(時間を操る)のセンタイギアが発見される。
《9月号予告》
・最新ロボスクープ!?
【スーパーヒーロー戦記】
《仮面ライダーセイバー スーパーヒーロー戦記》
・スーパーヒーロー戦記ワンダーライドブック:セイバーが手にしたヒーローの本が変化したワンダーライドブック。人々の平和を願うヒーローたちの想いが詰まっている。
・仮面ライダーセイバー スーパーヒーロー戦記:スーパーヒーロー戦記WRBでセイバーが変身した姿。ゼンカイザーの色合いのセイバー。(TVマガでのみ「仮面ライダーセイバー ゼンカイザーフォーム」と表記。)
《その他》
・本の魔人「戦隊メギド」、トジテンド怪人「ライダーワルド」登場。
・モモウラキンリュウ、ショウ・ロンポー&ラプター283、登場。
・旧サイクロンに跨る仮面ライダー旧1号、登場。
・各戦隊のレッド&仮面ライダーが集合。
【ウルトラマントリガー】
・海賊宇宙人バロッサ星人(四代目)を追って別次元から地球に現れたウルトラマンゼットとトリガーが共闘。ゼットオリジナルがベリアロクを振るう。
・マルチタイプ vs 吸血怪獣ギマイラ。
・マルチタイプ vs 変形闇怪獣ガゾート。
・パワータイプ vs 古代地底獣オカグビラ。
《その他》
・エンシェントスパークレンス:超古代から存在する神秘のアイテム。濃いグレーの石でできたスパークレンスのような形状。GUTSスパークレンスの元となった。
・シズマ ミツクニ(演:宅麻 伸)
・マナカ レイナ:ケンゴの母親。シズマ財団火星開拓局勤務。(高樹 澪さんですか?違う?)
・ユザレ:三千年前に闇の巨人たちと戦った、超古代人の巫女。(豊田ルナさんですか?違う?)
《9月号予告》
・早くも大人気!トリガーを超特集!!
【セブンガー】
《連載『戦え!セブンガー』》第4話「悪夢の海外派遣! 巨大昆虫マジャバ!」
・地球防衛軍オーストラリア支部にストレイジが出張。ヨウコはセブンガーと巨大鉄扇で日本舞踊を披露。広大なサトウキビ農場で農薬散布中に昆虫怪獣マジャバが出現、セブンガー出動。ヨウコが操縦するセブンガーが日本舞踊の所作と鉄扇でマジャバを倒す。
【雑誌&書籍・玩具情報】
・「騎士竜戦隊リュウソウジャー超全集」 8/16 ¥3,600
・「魔進戦隊キラメイジャー超全集」 9/6 ¥3,400
・TVくん9月号の付録(7/30頃 ¥1,790予)に、装動「仮面ライダーセイバー ドラゴンてれびくん」。
・TVくん増刊 ウルトラマントリガーファンブック(8/30 価格未定)の付録に、「セブンガーキー 超硬芯回転鉄拳Ver.」。
・DXゼンカイジュウギア 7月中 ¥3,850
・超全界合体獣 DXゼンカイジュウオー 8月初 ¥7,480
・戦隊ヒーローシリーズ 7月中(U船では7月下) ①スーパーゼンカイザー、②スーパーツーカイザー
・DXガッツファルコン 7/10 ¥2,420
・ウルトラ怪獣シリーズ 7/17 ①149 マルゥル、②151 ガゾート、③152 オカグビラ、 7/24 ④150 俊敏戦士ヒュドラム
左腕が不調です… 大変遅ればせながら、U船(vol.173 2021・夏号)からです。
【巻頭折込ポスター】 表:スーパーゼンカイザー/ツーカイザー/ステイシーザー 裏:南 夢芽&飛鳥川ちせ(SSSS.DYNAZENON)
【ディテール・オブ・ヒーローズ 特別編】(巻頭)
・仮面ライダーセイバー スーパーヒーロー戦記 +スーパーヒーロー戦記ワンダーライドブック
・仮面ライダークロスセイバー +刃王剣十聖刃、ブレイブドラゴンワンダーライドブック
・仮面ライダーフィーチャリングセイバー、仮面ライダークリムゾンセイバー
・仮面ライダーブレイズ タテガミ氷獣戦記
・仮面ライダーソロモン オムニフォース +カラドボルグ、オムニフォースワンダーライドブック
【セイバー】
・仮面ライダークロスセイバー(SA:浅井宏輔):「俺が、今を創る!」
・仮面ライダーソロモン(SA:小森拓真):「見よ!これが神の力だ!」
・仮面ライダーストリウス(SA:小森拓真):「物語の結末は、私が決めます」
・やがて迎える最終決戦では9人の剣士が集結。そこに闇黒剣月闇を手に駆け付けカリバーに変身する意外な人物は誰か?
・インタビュー:富樫彗士、古屋呂敏
【スーパーヒーロー戦記】
・アスモデウス(VA:谷田 歩):マントの男(演:谷田 歩)が変身する。禁書を納める書庫「アガスティアベース」の衛兵。反乱を起こし、アガスティアベースに封印されていた仮面ライダーとスーパー戦隊の書物、計80冊を解き放った。すべての仮面ライダーとスーパー戦隊に並々ならぬ敵意を抱いており、彼らを消そうと企み、身を隠して謎の少年に近づく。
・ライダーワルド(VA:?):アスモデウスの配下。赤いワンダーライドブックの形状をした頭部を持つ。八犬伝の世界で、怪人を引き連れ飛羽真たちと交戦。
・戦隊メギド(VA:?):アスモデウスの配下。開かれた本の中からアナザーゼンカイザーのような人物がもがきながら出現しようとしているような姿の頭部を持つ。西遊記の世界の天竺で倫太郎たちを待ち受ける。
・謎の少年(演:鈴木 福)
・スランプから脱出するためにユーリの薦める「機界戦隊ゼンカイジャー」を読み始めた飛羽真は、その瞬間、芽依とユーリと共に物語の中に入り込んでしまった。時を同じくしてブルーンが本を開いた瞬間、介人、ガオーン、ブルーン、マジーンも、倫太郎のいる別世界へと召喚される。それは、禁書が封印されている書庫、アガスティアベースの衛兵・アスモデウスが反乱を起こし「仮面ライダー」の書と「スーパー戦隊」の書を解放したことにより、現実と物語の境界があいまいになってしまったことが原因だった。飛羽真一行と介人一行は、すべての禁書を書庫に戻すべく様々な物語の世界に旅立つ。その最中、あることに悩む謎の少年が現れる。
・八犬伝の世界では、飛羽真たちの前にスーパー戦隊の剣士たちが現れる。デカマスター、シンケングリーン、キラメイブルー。
・西遊記の世界では、モモ→孫悟空、ウラ→沙悟浄、キン→猪八戒、リュウ→三蔵を演じていた。
・謎の少年は、怪人を目前にしても「ペンは剣よりも強し」とばかりに絵を描き続ける。
・ノーザンベースの剣士たちとゼンカイジャー&ツーカイザーのもとに、全スーパー戦隊のレッドと昭和ライダー選抜&平成~令和の主役ライダーが集結する。仮面ライダー1号は旧1号の姿で現れる。
・飛羽真が手にする赤い書物「スーパーヒーロー戦記」が、仮面ライダーとスーパー戦隊の未来を切り拓くカギとなる!?
・インタビュー:内藤秀一郎、駒木根葵汰、田﨑竜太
★田﨑竜太インタビューより:(前略)「これだけ沢山のヒーローが集結しているところを石ノ森章太郎先生に見せてあげたい」という作り手側の想いが込められています。「仮面ライダーシリーズ50周年」「スーパー戦隊シリーズ45作品記念」という歴史は、石ノ森先生のペン先についた数滴のインクから始まりました。鉛筆の芯の数ミリ、数CCのインクがこれだけの歴史になる。この人生の不思議さを感じていただければと思います。
☆個人的感想:映画の意味がわかりました。「物語」をモチーフとするセイバーが丁度50周年に当たったこの時期に相応しいと思います。現実の世界がどれだけのものであろうと、まさに「ペンは剣よりも強し」と創作を続けた先達が、現在の日本の漫画やアニメ・特撮などの一大カルチャーを生み出したことを考えると、そしてその同時代に自分も居合わせたことを重ねると、感慨深いです。田﨑監督世代ならではかなとも思いました。福くんも、(衣装のせいかもしれませんが)前提知識なしに予告映像を観ても一目で誰を演じているかわかる、なかなかのはまり役だと感じています。
【仮面ライダーバルカン&バルキリー】
・仮面ライダーバルカン ローンウルフ(SA:浅井宏輔):「人工知能特別法違反を確認。対象を捕獲する」
・仮面ライダーバルキリー ジャスティスサーバル(SA:蜂須賀祐一):「…手加減はなしだ」
・ZAIAから解放されたソルドのうちソルド20(演:鳴海 唯)は、人類に味方することを決意し、エイムズ隊長・刃 唯阿に接触する。一方、滅亡迅雷に賛同したソルド9(演:菅原 健)は、ソルド20と決別し「ヒューマギア原理主義」を掲げる同志と合流、不破 諌に銃を向ける。
【仮面ライダーガールズ】
・10th Anniversary Live「約束」レポート
【DETAILE OF SUPER SENTAI】(巻頭)
・スーパーゼンカイザー +ゼンカイテンランス、ゼンカイジュウギア
・ツーカイザー +ツーカイバックル、ギアダリンガー
・ツーカイザー シンケンフォーム、ツーカイザー オーレンフォーム
・スーパーツーカイザー
・ステイシーザー +ギアトジンガー
【ゼンカイジャー】
・スーパーゼンカイザー(SA:高田将司)
・ツーカイザー(SA:伊藤茂樹)
・ツーカイオー(SA:森 博嗣)
・ゼンカイジュウオー(SA:齊藤謙也)
・ステイシーザー(SA:神前 元)
・バトルシーザーロボ(SA:草野伸介)
・インタビュー・対談:増子敦貴、世古口 凌、佐藤拓也(ブルーンVA)、渡辺宙明×大石憲一郎(BGM作曲家)
【ヨドンナ】 坂本浩一、井上テテ
・ヘルン(VA:江川央生):魂管理局の審判者
・モーズ(VA:神谷浩史):魂管理局の案内人
・ダチュラ:クランチュラそっくりの科学者
・生きている人間のエネルギーを吸収して復活すべく、ダチュラが開発したある装置を奪い現世にやって来たヨドンナは、充瑠のクラスメイト・柿原瑞希(演:西葉瑞希)と繋がってしまう。そこに瑞希を狙うヤクザまで現れ…
【メタルヒーロー】
《SUPER MODE OF TOEI METAL SPIRIT》(のなか・つよし)
・第15回:超惑星戦闘巨人ダイレオン(『巨獣特捜ジャスピオン』(1985)より)
・特別対談:岡崎 聖(BADAI SPIRITS コレクターズ事業部;野中のかつての同僚)×野中 剛
・超合金魂 GX-97 超惑星戦闘巨人ダイレオン … 野中 剛によるデザインスケッチ等。プロモ映像に登場したサタンゴースも商品化検討中。
【スーパー戦闘 純烈ジャー】
・純烈ジャー:温泉の女神・オフロディーテに選ばれし純粋で烈しい心を持つ戦士たち。マイクチェンジャーでオフロディーテを召喚しエネルギー結合することで変身する。純レッド(白川裕二郎)、純ブルー(小田井涼平)、純バイオレット(酒井一圭)に、純グリーン(後上翔太)が加わる。
・スーパー銭湯機:スーパー銭湯の快適さと戦闘機を融合させた戦闘メカ。戦闘機に蛇口、シャワー、洗面器などがくっついたようなデザイン。カタパルトはスノコ型。
・温泉の女神・オフロディーテ:「神の湯」と呼ばれる神域に住まう温泉の女神たち。温泉の平和が脅かされた時、自らが選んだ歌い人にその力を与えて悪を挫く勇者とする。赤の女神(演:ふせえり)、青の女神(演:中島ゆたか)、紫の女神(演:しのへけい子)。
・御前川 清(演:前川 清):とある温泉施設の売店の店員。いつも眠そうで、売り物のお菓子を食べたり、売店の店員の橋本とイチャイチャして呑気に過ごしている。
・天地星子(演:小林綾子):温泉施設の清掃職員で、後上翔太の学生時代の恩師。生徒に「正直ババ」と呼ばれる、口うるさい熱心な教師だった。
・フローデワルサ(演:小林幸子):異空間の館で何千年も生きている女王。永遠の美しさを保つため、手下の四天王に若返りのエキスを集めさせている。
・「温泉の向こう側」四天王:フローデワルサに絶対の忠誠を誓う。ザウナ(演;岩永洋昭)、ガラン(演;松本享恭)、ゾープ(演;白又 敦)、ジャワー(演;龍真)。
・桶川アリサ(演:出口亜梨沙):路地裏で易者をしている美女。後上に「運命の女性」との出会いを示唆する。
・対談:小田井涼平×佛田 洋(監督)
【ウルトラマントリガー】
〈技〉
・ウルトラマントリガー マルチタイプ:トリガースライサー、トリガーハンドスラッシュ、ゼペリオン光線
・ウルトラマントリガー パワータイプ:トリガージャイアントスイング、トリガーパワーバスター、デラシウム光流
・ウルトラマントリガー スカイタイプ:トリガーフリーザー、トリガースカイキック、ランバルト光弾
・妖艶戦士カルミラ(VA:上坂すみれ):カルミラウィップ、カルミラバトン、カルミラフィンガースパーク
・剛力闘士ダーゴン(VA:真木駿一):ダーゴメッタ、ダーゴキック、ファイアビートクラッシャー
・俊敏策士ヒュドラム(VA:高橋良輔):右腕のダガーヒュドラムを武器とする。
〈登場人物〉
・シズマ ミツクニ(演:宅麻 伸):若い頃の経歴には謎が多い。研究者の顔も持ち、火星の超古代遺跡にも並々ならぬ関心を寄せている。
・ユザレ(演:豊田ルナ):ケンゴが幻視する白髪の巫女。三千年前、闇の軍勢と戦った地球星警備団を統べていた超古代人。悠久の時を超えてケンゴにメッセージを送った。ユナに生き写し。
・イグニス(演:細貝 圭):銀河を旅するリシュア人のトレジャーハンター。「ゴクジョー」の物だけを手に入れるのが信条。ユナを狙ってケンゴたちの前に現れ、その後も接触を繰り返す。
〈怪獣〉
・ゴルバー:カルミラに操られ火星コロニーのドームを破壊した超古代闇怪獣。(1話)
・デスドラゴ:人類の前に現れた「始まりの怪獣」の異名を持つ破壊暴竜。6年前の戦いで右側の角が折れている。ミツクニ、アキトととも因縁が深い。(6話)
〈インタビュー等〉
・インタビュー・対談:寺坂頼我、宮川秀男(「ティガ」「トリガー」キャラクターメンテナンス)×福井康之(「ティガ」「トリガー」キャラクターメンテナンス/造形)
・オンライン発表会レポート
【その他ウルトラ】
・インタビュー:中村浩二(ウルトラマンティガ、ダイナ、ガイアSA)
・「70’s円谷怪獣リスペクト 検証 栄光の怪獣王国、狂乱のデザイン史」第16回:『ウルトラマン80』で美術デザイナー・山口修が志向した、怪獣デザインの原点回帰と時代性の反映
・《名作SF 3Dモデル・ワールド》第53回 ポピニカ ガッツウイング1号(バンダイ) ガッツウイング1号の全バリエーション(6種)。
【その他円谷】
・原口智生の夢のかけら(PROP GRAFFITI):第49回 コンクルーダー(『マイティジャック』(1968))
【GRIDMN UNIVERSE SSSS.DYNAZENON】
・ダイナゼノン全形態&メカ、後半新キャラ、全怪獣の紹介
・インタビュー:野中 剛(ダイナゼノンデザイン)
【ゴジラS.P】
・インタビュー:高橋敦史(監督)
【超速パラヒーロー ガンディーン】
・インタビュー:辻元貴則(監督)
【ドゲンジャーズ Nice Buddy】
・最終回近くの撮影等のレポート。高岩成二の顔出し出演など。
・インタビュー:鈴木勝大
【作品紹介】
・新作特撮映画紹介(洋画):『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』『フリー・ガイ』『ジャングル・クルーズ』『ライトハウス』『唐人街探偵 東京MISSION』『RUN/ラン』『白頭山(ペクトゥサン)大噴火』『共謀家族』
・海外映像ソフト紹介:『ジャスティス・リーグ ジャック・スナイダー カット』『ダニエル』『ジェノサイド004(ゼロゼロフォー)』『ザ・パージ 魔法少女狩り』
【その他連載】
・「ゴー☆ジャスの 君と映画でレボリューション」第20回:『映画モンスターハンター』
【書籍】
・魔進戦隊キラメイジャー公式読本 ¥2,860 7月下
・宇宙船別冊 SSSS.DYNAZENON 今秋予
【玩具情報】
《バンダイ》
・ウルトラアクションフィギュア 各¥2,200 ウルトラマントリガー マルチタイプ 7/10、ウルトラマントリガー パワータイプ、スカイタイプ 7月下
《BANDAI SPIRITS》
・バンプレスト 英雄勇像 仮面ライダーアギト グランドフォーム 8月登場予 ライダーキックを決めた後のポーズ。爆発の炎を背景とした若干赤みが強めのゴールドのバージョンと全2種。
【次号】 vol.174 10/1 発売予定。
【月マガ】8月号からです。
・新仮面ライダーSPIRITS(連載第139話):
木更津。磁石団長をアマゾンに、砕けて破片の群れとなったヨロイ騎士をXにおびき出させ、空中のマシーン大元帥と同じ位置でクロスした際に、海中から逆ダブルタイフーンを発動したV3。左右逆回転の巨大な竜巻が一体化し、その中にデルザー軍団の三魔人を封じ込めてバラバラに捻じ切っていく。千切れて行く磁石団長が、再生できないほど粉々に砕けていくヨロイ騎士が、身を挺してマシーン大元帥だけでも生き延びさせようとする。大首領にお目通りできないことは無念だが、お前だけでも逃げ延びて大首領に我らの復活を嘆願しろ、と。その時、海中のV3が逆ダブルタイフーンの出力を最大限に上げる。粉々となって消滅する磁石団長とヨロイ騎士。何とか原形を留めているマシーン大元帥。空中で凄まじい大爆発が起きる。奇岩山ピラミッド内、ジェネラルシャドウの両手の間に浮遊するスペードのAのカードが、炎を上げて燃え尽きる。何かを感じたような表情で無言のジェネラルシャドウ。海中で変身解除された風見志郎を神 敬介が救い海上へ。岸で、左目が潰れ満身創痍のアマゾン・山本大介がそれを迎える。まだ空中に浮かぶ奇岩山ピラミッド。それを追うヘリ内の滝に、大首領復活の報が入る。
阿修羅谷痕、天へと延びる巨大な氷柱のような氷の槍の先端に、ヘルダイバーに跨る大首領JUDO。地球全体を改めて走査しているかのように一しきり見渡すと、「長く離れていればこうも変わるものか………」と呟く。大首領はふと自分の復活の出迎えに気付く。それはデルザー魔人ではなく、大首領復活を予想し備えていたライダーマンと2号ライダーのバイクに跨った姿だった。現在のライダーマンマシンのカウル部には、かつて大首領と一対一で戦った際にドラゴンロードを記録したライダーマンヘルメットが装備されている。
かつて岩石男爵に襲われた経験のある、石倉育英会の少年・和宏が、幼い姉妹を気晴らしにと地上に連れ出す。ルミとユリ?も追ってくる。5人は大首領復活ともに空に現れたオーロラに見とれる。
大首領JUDOと対峙する2号とライダーマン。初めて大首領を目にする2号は、威圧感も怒りも感じないと語る。ライダーマンがそのこと自体に危険を感じた時、大首領の姿が消える。通過点を飛んでいた鳥の肉体を四散させ、一瞬で二人のライダーの背後に着地していた大首領JUDO。二人のライダーがそれに気付いた時には、大首領は既に二人の間を駆け抜けて二人の前に到達していただけでなく、その勢いで発生した竜巻で二人のライダーは吹き飛ばされていた。その時、断末魔のマシーン大元帥から大首領に報告が入る。今にも溶け崩れそうな頭部と両腕のない胸部のみで、どうにか命をつないでいるマシーン大元帥は、阿修羅谷で召喚したバダンの竜は仮面ライダー1号が体内に封じていること、デルザー軍団はその奪還に失敗し、いまや自分とジェネラルシャドウのみとなってしまったことを伝える。大首領は、デルザー軍団の復活を願うマシーン大元帥の言葉を聞き終える前に動き、2号の腹を拳で貫き高々と掲げる。2号を1号だと思い込んだ大首領は、貫いた手で2号の内臓を攻めながら、竜の居場所を問う。それが1号でないことに気付く大首領。ライダーマンがロープアームを装着し2号を救おうとすると、大首領は「またお前か…」と呟き、ハッキングしたサイクロンとライダーマンマシンにライダーマンを攻撃させる。自分たちの復活を請うマシーン大元帥の言葉が聞こえないかのように無視し続ける大首領の一方、肉体の崩壊が進行していくマシーン大元帥。体勢を立て直しロープアームのフックを大首領に向かって発射したライダーマンだったが、それは操られた2号のサイクロンの前輪に阻まれる。自分の腹に埋まる大首領の左腕に両手でパンチを放ち逃れた2号は、その一連の動作で左キックを大首領に浴びせようとするが、大首領は華麗に背面ジャンプしてそれを避ける。慌てて距離を取り、ライダーマンの傍らへと移動する2号。2号は自分が大首領に対し威圧感も怒りも恐怖も感じない理由を理解していた。そもそも人類は、大首領が恒星感航行をするための燃料として創り出した竜の餌に過ぎない。神と餌の関係。餌が神に対して殺意や憎しみを持つはずがない。餌はそのように作られているのだ。この圧倒的戦力差の中、突破口を見出そうと熟慮を始めたライダーマンをよそに、2号は血反吐を吐きながらも再び大首領に戦いを挑む、「続きといこうか。竜を返して欲しいんならな」。大首領に1号に追わせないために、自らが1号を騙り囮となることを決心した2号は、右手を額の高さに構え左を前に突き出してファイティングポーズをとりながら「そう…… 俺が仮面ライダー1号だ」と名乗る。
SPIRITS本部、一文字の覚悟を知った緑川ルリ子に、オーストリアからの報告を受けたアンリが、オペレーション「ライダーシンドローム」の中核人物、カール・ロートリンゲン博士を襲っている異変を告げる。特殊装甲車に収容されて眠るカール博士。装甲車内で自ら指揮をとる佐久間本部長は、肉体が崩壊しかかった状態のマシーン大元帥戦闘員と思しき敵が乗るクルマに追われ銃撃を受けていることをルリ子に伝える。木更津でマシーン大元帥撃破との情報が入っていると話すルリ子に対し、「不十分だったようですね。困りますよ、確実に仕留めて頂かないと」と答える佐久間は、通信を切り自分専用装備を確認、カール博士の様態を尋ねる。女性秘書に見える隊員は「意識がなく脈も弱まっています。これ以上逃走を続けると心肺停止も有りうると思って下さい」と返答する。「それは困ります。博士の死は人類の死だ」と佐久間。装甲車の窓から身を乗り出したSPIRITS隊員が、追ってくる乗用車に向けてロケット砲を撃つ。砲弾が命中し、転覆、炎上する乗用車から、炎に包まれた二人の戦闘員が這い出してくる。装甲車から降り立ったSPIRITS隊員たちのアサルトライフルの銃撃が戦闘員を襲う。うちの一体は銃撃に歩みを止めるが、もう一体は全身が炎に包まれたまま空高くジャンプし向かってくる。空中で銃撃を受けるがものともしない戦闘員だったが、着地寸前の戦闘員に強烈な冷気がヒットし、着地した戦闘員は凍結し動きを止める。そこに立っていたのは真っ白な戦闘装甲服に身を包んだ佐久間本部長だった。ヘルメットの形状と十字型のバイザーは一般隊員の物と同じ形状だが、上半身を重装甲が覆い、左上腕には何らかの発射口を持つ武装があり、右手にはポリゴミ箱を長くしたくらいのサイズの円筒を持ち、その円筒は背中と太いチューブで接続されている。もう一体の戦闘員が、やはり炎に包まれたまま跳躍して襲ってくる。円筒型装備を置いた佐久間は「えー ウホン」と咳払いすると、自らも高くジャンプする。空中でも「フ…フフ…」と照れ臭げに笑う佐久間は、右足のブーツの背面側に床を撃つような方向で装着されている銃のような武装のグリップをガシャコと引く。「ライダァア キック!!」、佐久間の掛け声が轟く。佐久間のキックが戦闘員に命中した瞬間、戦闘員の肉体が爆発する。ボディが爆裂し活動停止する戦闘員。しかし、川底を歩いてきたと思われる戦闘員の上半身が、一人、二人と川面から姿を見せ始める。またいつの間にか集まってきていた数人の人間が擬態を解き、マシーン大元帥戦闘員の姿を現す。月夜のオーストリア、まだ戦闘は続く。
城南大学生化学研究所の校門前に呼び出された立花藤兵衛。校門の内側から「お待ちしてました、立花さん」とそれを迎えたのは袴姿の男、本郷がヨロイ騎士に襲撃された避難所で出会った、柔法徹化拳の使い手、SPIRITS D・Fの鳥海だった。棟内を案内されながら「あれからずっと本郷の…助手を?」と尋ねる藤兵衛に、「いえ…自分はたまに必要とされるだけで」と答える鳥海。事情が理解できないまま通された部屋で藤兵衛が目にしたものは、床に座り込んだ異様な姿の本郷 猛だった。白髪化し眼帯を装着した頭部、その鼻から上半身~腹部にかけては拘束具のようなもので覆われ、全身に点滴のような針付きチューブが刺されていた。思わず声をあげる藤兵衛。
■次号、センターカラー。29巻は8/17発売。