12月14日発売スピリッツ2号に、第88話「死神はlの顔 4/大魔術」が掲載されました。
『風都探偵』第88話「死神はlの顔 4/大魔術」
【次号予告】「ティーレックス!……ドーパントか?」「考察中だ。何とかしのいでくれ。」「響子さん、逃げろ!」第88話「死神はl(エル)の顔 4/大魔術」12月14日発売スピリッツ 2号掲載。これで決まりだ! #風都探偵 #仮面ライダーW pic.twitter.com/14RJWXloDQ
— 「風都探偵」公式 (@fuutokoushiki) December 10, 2020
「超恐竜博」のポスターから飛び出してきた恐竜!
フィリップは、ティーレックス・ドーパントとは違い、生物そのものに見えるが、何なのかはまだ考察中とのこと。
なんとかしのぐ翔太郎でしたが、恐竜は響子めがけて口を開けて突進!
大ピンチに、亜樹子が乗ったリボルギャリーがキター!!
巨大な恐竜も、リボルギャリーの威力には適わない(^^)
亜樹ちゃん、グッジョブ!!
仮面ライダーWはヒートトリガーに変身し、恐竜めがけて突っ込むリボルギャリーのフロントに立つと、必殺技トリガーエクスプロージョンを放つ!! 恐竜破壊!!
いわゆる巨大戦なので、大迫力!!大興奮です(^〇^)/
謎のドーパントは「楽しんでもらえた?我が大魔術を!」と究極のエンターティナー気取り。
自身を園咲琉兵衛と名乗り、威厳があるように演じ、逃げ、そして消えた…。
出てこないと言ってたフィリップでしたが、恐竜が出現したポスターの何かに気付き、刃野刑事に現場検証を依頼する。
ドーパントは立ち去る前に「次にこの呪われた死仮面は誰の元に届くのでしょうか?残るはあと2人」と言ってましたが。 その正体はL・A・S・Tの四人全員を恨んでいる奴…?
「それは、私ね。」とつぶやく響子!
犯人は… 響子 …!?
次号3・4合併号は12月21日発売!
巻末の「今週のQuestion」で、作画の佐藤さんが、仕事のやり方が激変し「半年以上編集さんと会ってない…」とコメントされていましたが。コロナ禍で大変な中、続けて読めるのは本当にありがたく嬉しいです!!
Comment
(映画、観てきました。)3・4合併号は休載、1/4発売号で再開とのこと。
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
年末に購入していた1/4発売の漫画雑誌より。
■第89話『死神はlの顔 5 / 惨劇を止めろ』(スピリッツ5・6号)
風都博物館の館長室。翔太郎からの問いに答え、自分がL・A・S・T(ラスト)の四人全員を恨んでいたと告白する轟 響子。園咲琉兵衛から別格視されていた最高頭脳集団の四人が羨ましくてしようがなかったのだという。
L・A・S・T(ラスト)の生存メンバーのうち、咲夜栄介は、ルーク・ランカスター博士殺害を知り、市内の特別研究施設にいることを警察に連絡、照井率いる警官隊が警護体制を敷いていた。残る吾妻 仁は、響子によると、借家を転々とし以前から所在がつかめないとのことだった。思い当たることがあったらしい翔太郎は、響子に、事件前の四者通話時の映像の録画を見せてくれるよう、頼む。
録画映像の、吾妻の背後の窓のカーテンを見て、場所の見当が付いたと言う翔太郎。カーテンの巻かれ方が、複雑な気流によって起きる、現地で「風鈴巻き」と呼ばれる状態であることに気付き、風鈴湖周辺の山荘だと推理したのだった。風鈴湖はフッシーというUMA出現の噂があった湖だった。「探検」スイッチが入ってしまった響子は、翔太郎と亜樹子を鞭で縛ると、早速、風鈴湖へと出発しようとする。
吾妻 仁は、山荘の中で恐怖に震え、ウィスキーをロックで煽っていた。ドアを叩く物音が聞こえ、手元にあったアイスピックを手に震えながら立ち上がる吾妻。いきなり蹴破られるドア。そこに現れたインディ・ジョーンズスタイルの響子が鞭で吾妻を縛り上げる。響子を止められなかった翔太郎と亜樹子が続いて入ってきて、翔太郎は外れたドアを元に戻す。
吾妻によると、この場所にも園咲琉兵衛差出の小包が届き、慌てて風鈴湖に投げ捨てたという。亜樹子が、ここぞ自分の出番と立ち上がると、先端にスリッパが付いたL字型の棒を二本取り出す。スリッパの片方には「あっちや!」、もう片方には「そっちや!」と書いてある。警護と事情聴取のために吾妻の傍を離れられない翔太郎と響子に代わり、ダウジング・スリッパで小包を探してくると言い、外へ出る亜樹子。吾妻は「……あれで見つかったら、俺の発掘術がバカらしくなっちゃうよ…」と呟く。
ルーク・ランカスター博士の死について、彼と親しく、彼が好意を持っていたことも明らかだった響子に対し、慰めの言葉をかける吾妻。そして「君は昔からずっと風都博物館のアイドルだった…」と言う。その様子を見た翔太郎は、吾妻が犯人だと線は薄いと思う、と語る。その代わり、吾妻には何かの影を感じる、この事件の底に流れる黒い渦のみたいな何かを知っているはずだ、と指摘する。翔太郎に促され、ロンドバレル島で四人が体験した戦慄の一夜のことを話すと言う吾妻。
満月の夜、二つの懐中電灯をハチマキで頭に縛り、ダウジングスリッパを持って湖畔を疾走する亜樹子。遂に件の小包を発見するが、小包は開かれ、その中には仮面が収まる凹みはあるものの、仮面は入っていなかった。拍子抜けする亜樹子。
真実を語り始めようとする吾妻。それを聞こうとする翔太郎と響子の背後の窓の外、そこには、まるで「風鈴巻き」のカーテンの脇から室内を覗きこむかのように浮かぶ「死仮面」があった。