(10月31日追記)
今月は「てれびくん2020年12月号」「テレビマガジン2020年12月号」が10月30日発売。
『仮面ライダーセイバー』は、仮面ライダーセイバー クリムゾンドラゴン、仮面ライダーエスパーダ ゴールデンアランジーナがワンダーコンボ!仮面ライダーカリバージャオウドラゴンがパワーアップ!仮面ライダースラッシュが登場!
『ウルトラマンZ』は特空機4号が完成!と盛り沢山な内容ですね(^^)
表紙はAmazonなどショップにて大きな画像で見られます。
この記事のSICファンさんコメントにて掲載内容を頂いています。
(SICファンさんコメント情報ありがとうございます!)
(10月16日記事公開)
『仮面ライダーセイバー』『魔進戦隊キラメイジャー』『ウルトラマンZ』の新情報やおもちゃ情報。
10月24日発売「月刊ホビージャパン2020年12月号」、10月26日発売「フィギュア王No.273」、10月30日発売「てれびくん2020年12月号」「テレビマガジン2020年12月号」が予約開始になりましたので。2020年10月下旬発売 特撮&ホビー雑誌情報をまとめておきます。
予告より
- 仮面ライダーセイバー:セイバーが超強力パワーアップ!新フォーム&新ライダー続々登場!
- 魔進戦隊キラメイジャー:最強戦力で決戦に!
- ウルトラマンZ:戦いはクライマックスへ!最終兵器登場!
月刊ホビージャパン2020年12月号
2020年10月24日(土)発売予定:月刊ホビージャパン2020年12月号
【巻頭特集】ガンプラ40年目の出発 作品をより良く“魅せる”ディスプレイベースのつくり方
「模型作品を完成はさせたが、ちょっと物足りない気がする…。」という経験をした方は少なくないはず。
次号では、作品がより“映える”のに役立つディスプレイベースの作り方について大フィーチャー。
ガンプラをはじめ、キャラクターモデルやスケールモデルに合わせたさまざまなディスプレイベースをご提案。
これさえ読めば、あなたの作品
もワンランクアップすること間違いなし!
【注目連載】
●週末で作るガンプラ凄技テクニック
●ノモ研 野本憲一モデリング研究所
●フィギュアJAPANマニアックス
●月刊工具 模型の入り口はいつの時代も工具から。
フィギュア王No.273
2020年10月26日(月)発売予定:フィギュア王No.272
【次号予告】 10/26(月)発売 273号
・ウルトラグッズコレクション ウルトラマンギンガ
ついに始動したあの人気企画のウルトラマン編! その第1弾は『ウルトラマンギンガ』! 放送当時発売されたものをメインに『ギンガ』の玩具・グッズが今ここに大集結! さらに『ギンガ』誕生秘話に迫ったメイキング企画では、貴重なデザイン画も多数掲載! 永久保存版の大特集!特撮ホビー誌10月:仮面ライダーセイバー本3冊でパワーアップ&新ライダー2人!キラメイジャー新戦力!ウルトラマンZあの●参戦!
(SICファンさんコメント情報ありがとうございます!)
てれびくん 2020年12月号
2020年10月30日(金)発売予定::てれびくん 2020年12月号
出典:てれびくん公式サイト https://televi-kun.net/
<付録>
●仮面ライダーセイバー:超ロングふろく!超ビッグサイズエアーコレクション「火炎剣烈火」全長約80センチ!
●仮面ライダーセイバー:てれびくん限定ガンバライジングカード
<予告>
●仮面ライダーセイバー:セイバーが超強力パワーアップ!
●仮面ライダーセイバー:全ライダーパワーアップ!?
●仮面ライダーセイバー:激アツヒーロースクープもあり!
●魔進戦隊キラメイジャー:最新バトル大特集!
●ウルトラマンZ:ゼットの戦いはクライマックスへ!最終兵器登場!
テレビマガジン 2020年12月号
2020年10月30日(金)発売予定:テレビマガジン 2020年12月号
出典:テレマガ公式サイト http://kodomo.kodansha.co.jp/telemaga/
<付録>
●仮面ライダーセイバー:ワンダーライドファイル!
●仮面ライダーセイバー:はってはがせる「飛び出すジオラマ」シール遊び
●仮面ライダーセイバー:聖剣パワー鉛筆カバー
●仮面ライダーセイバー:ライドなぞブック
●仮面ライダーセイバー:剣士ドリル
●仮面ライダーセイバー:ガンバライジングカード チェックリスト
●仮面ライダーセイバー:テレマガ特製ガンバライジングカード
●歴代仮面ライダー年表
●歴代ウルトラマン年表
●スーパーヒーローシール
●テレマガ スーパーヒーローカード
●スーパー大図鑑カード
●ひらめキング!スーパーヒーローお絵描き
●テレマガ50周年 創刊号超復刻クリアファイル!創刊号の表紙そのまま!
<予告>
●仮面ライダーセイバー:新フォーム&新ライダー続々登場!
●魔進戦隊キラメイジャー:最強戦力で決戦に挑め!
●ウルトラマンZ:正義の超ロボ大活躍!
Comment
新ライダー続々という事は、年内に早くも、計10人のライダーになるのか?
この調子だと、年末年始以降は11人目のライダー登場で、最終的には、(劇場版を除けば)15人前後になる可能性も?
こんなに多いと、途中退場はもとより、存在感がなくなる、没個性になる、···といった不安があるね。
F王からです。表紙は真骨彫・仮面ライダーBLACK。
【セイバー】坂本監督登板。
・11/08 第 9話 「重なり合う、剣士の音色」 毛利亘宏、坂本浩一
・11/15 第10話 (タイトル未定) 毛利亘宏、坂本浩一
・11/22 第11話 (タイトル未定) 長谷川圭一、中澤祥次郎
・11/29 第12話 (タイトル未定) 長谷川圭一、中澤祥次郎
・11月放送分でも新たな剣士が姿を見せる。
【キラメイジャー】戦隊を田口監督が!?
・11/08 第30話 「誇り高き超戦士」 下 亜友美、加藤弘之
・11/15 第31話 「おもちゃ」 荒川稔久、加藤弘之
・11/22 第32話 (タイトル未定) 荒川稔久、田口清隆
・11/29 第33話 (タイトル未定) 荒川稔久、田口清隆
「きらめきこそが私に通じる」―― 新たに出現した2体のキラメイ魔進がグレイトフルフェニックスに合体! 対抗するかのように、ガルザは最大の作戦を発動! まさかの7人目の戦士の予感もしつつ、11月の放送もワンダーな展開が目白押し!
【ウルトラマンゼット】
・11/07 特別編 「つなぐ師弟」
若き戦士・ウルトラマンゼットがバトルを回想、仲間の尊さを実感していく。師匠・ゼロは、これまで紡がれた後輩たちの熱き絆を振り返る。
・11/14 第20話 「想い、その先に」 小林雄次、武居正能
整備班長イナバコジローの娘、ルリが生み出した人工生命がトラブルで巨大化。ストレイジの大作戦が始まる。
・11/21 第21話 「D4」 鈴木 智、武居正能
ヤプールの残した異次元エネルギーを応用した新兵器「D4」が開発された。その威力はあまりにも凄まじく……。
・11/28 第22話 「それぞれの明日」 林 壮太郎、坂本浩一
休暇を利用して街を散策していたハルキとヨウコの前に、またまたあの宇宙人が出現。一方、暗躍するジャグラーは……。
・インタビュー:平野宏周
・デザイン図鑑(デザイン画の解説コメント&インタビュー:後藤正行):ウルトラマンゼット オリジナル、ウルトラゼットライザー、ウルトラマンゼット アルファエッジ、ウルトラマンゼット ベータスマッシュ、ウルトラマンゼット ガンマフューチャー、ウルトラマンゼット デルタライズクロー、ウルトラマンジード ギャラクシーライジング
【ULTRA GALAXY FIGHT 大いなる陰謀】
・ウルトラマントレギア(アーリースタイル)(声:内田雄馬)
ウルトラマンヒカリが惑星アーブでの悲劇を経て復讐の鎧「アーブギア」を纏いハンターナイトツルギとして暴走する様も描かれる。この事件は、宇宙科学技術局でヒカリの部下だった若きトレギアに衝撃を与える。「光の力とは……こんなにも脆く儚いものなのか」
・アンドロメロス(声:山口智広)
・ウルトラマンジョーニアス(声:金光宣明)
・ウルトラマンリブットは新武器スプレッダーロッドを用いたバトルを披露する。
・ウルトラマン80の前に現れるウルトラマンコスモスとウルトラマンジャスティス。
【ウルトラマングッズコレクション ウルトラマンギンガ】
・スパークドールズの秘密
・ウルトラマンギンガ/ウルトラマンビクトリーとは?
・作品解説(ギンガ/ギンガS/劇場版/ウルトラファイトビクトリー):粗筋、登場ウルトラマン、放映リスト、主要登場キャラ、など。
・玩具カタログ(DX編):バンダイのDX玩具シリーズの一覧(なりきり&フィギュア+α)。
・玩具カタログEX編:食玩、カプセルトイ、アパレル等の関連商品の一覧。
・スパーク白書 第1章 ウルトライブ編 取材対象の発言を構成した内容。6年ぶりのテレビシリーズ再開・ギンガ創造の経緯。
〈取材対象〉番組プロデューサー:北浦嗣巳/金光大輔、製作統括:岡崎 聖、キャラクターデザイナー:後藤正行、デザイナー(アイテム):菊地和浩、玩具開発企画:片野良太/餘目淳史
・スパーク白書 第2章 ウルトランス編 ギンガSの制作秘話。
〈取材対象〉番組プロデューサー:北浦嗣巳、製作統括:岡崎 聖、キャラクターデザイナー:後藤正行、デザイナー(アイテム):菊地和浩、玩具開発企画:片野良太/餘目淳史
・スパークドールズ大図鑑
・ライブサイン図鑑:スパークドールズ以外のライブサイン付き商品を網羅。
【フィギュア・玩具】
《BANDAI SPIRITS》
・S.H.Figuarts 真骨彫製法 仮面ライダーBLACK ¥7,700 4月予
巻頭6頁で特集。関節部にのぞく人工筋肉フィルブローンを、モールド&塗装または軟質素材で再現。素体の肩の可動機構は軟質素材で覆われるため目に触れない。キングストーンのモールドも細か過ぎるほど。掲載されている写真では非可動の固定ポーズフィギュアと見紛うほどの出来。
インタビュー:倉田てつを、早瀬マサト
《メディコム・トイ》
・MAFEX SPIDER-MAN (BEN REILLY) (COMIC Ver.) ¥8,580 9月予 各種ウェブパーツ&ハンドパーツ、吊り目頭部、ベン・ライリー素顔頭部、等、付属。
・MAFEX KNIGHTFALL BATMAN ¥9,680 9月予 ジャン・ポール・ヴァレー素顔頭部、各種ハンドパーツ、等、付属。
《海洋堂》
・アメイジング・ヤマグチ No.021 ジョーカー ¥9,130 3月予 大きく開いた口の頭部、入れ歯爆弾、ハンドガン、銃口から旗が出たハンドガン、サブマシンガン、発砲エフェクト、ステッキ、笑い声オノマトペシート×2枚、等、付属。
・アメイジング・ヤマグチ No.015EX ハーレイ・クイン Harley Quinn New Color ver. ¥8,250 12月予
・アメイジング・ヤマグチ No.015EX ハーレイ・クイン 赤×青ツインテールver. ¥8,250 12/26 あみあみ限定
《タカラトミー》
・トランスフォーマー マスターピース MP-52 スタースクリーム Ver.2.0 ¥30,800 6月
・トランスフォーマー スタジオシリーズ SS-58 レッドフット ¥3,080 11/28
《コトブキヤ》
・『MARVEL UNIVERSE』MARVEL AVENGERS キャプテンアメリカ ファインアートスタチュー ¥38,280 4月予
《豆魚雷》
・『エイリアン』7インチ アクションフィギュア シリーズ ケナー トリビュート ライノ・エイリアン ver.2 ¥7,150 2月予
《プライム1スタジオ》
・ミュージアムマスターライン 『トランスフォーマー ダークサイド・ムーン』メガトロン 通常版 ¥290,290/EXボーナス版 ¥302,390 12~22/3月発送予 フュージョンカノン、布製マントパーツ、スカルベル×3、付属。EXボーナス版(取扱:公式ストア)には、イゴールのディスプレイモデル、追加スカルベル×3、も付属。
・レガシーミュージアムマスターライン 『ジュラシック・パーク』ディロフォサウルス 1/6 Scale ボーナス版 ¥900,640 12~22/3月発送予 公式ストアでは、標識/看板のディスプレイモデルの購入特典あり。
・プレミアムマスターライン 『ザ・プレデター』プレデターキラー ¥132,990 22/1~4月発送予
・プレミアムマスターライン 『アリータ:バトル・エンジェル』アリータ モーターボール・トライアウト ¥198,990 22/1~4月発送予 モーターボールのサーキットも再現、爆発エフェクトは発光。公式ストアでは、ヘルメットなし頭部の購入特典あり。
《CCP》
・CCP 1/6 特撮シリーズ 『ウルトラマンゼロ THE MOVIE』 ゴモラ レイオニックバースト アドベント ¥16,500+送料¥1,100 3月発送予 アドベント=廉価版。早割は¥9,880。
《フィギュア王×CCP》先着50体限定
・1/6 特撮シリーズ バルタン星人 ナイトイメージVer. ¥10,000+送料・手数料¥1,000 受注:11/2~24 12月下発送予
【映画紹介】
・『STAND BY ME ドラえもん 2』『ウルフウォーカー』『罪の声』『スリー・フロム・ヘル』
【次号予告】 11/24(火)発売 274号 ¥1,091+税
・MARVEL ALL STARS by ホットトイズ
最新作『ワンダビジョン』を皮切りに、いよいよ再始動をはじめるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)! そこでホットトイズでは、11月28日から来年5月30日まで、東京・名古屋・大阪をキャラバンする期間限定ストア「マーベル・オールスターズ」をスタート!! 恒例の撮影用衣装はもちろんのこと、最新版の輸入トイ、トイサピエンスの自社ブランドトイなど、唯一無二の品揃えで一大イベントを盛り上げる!!
あれ、田口監督はキラメイジャー参戦ですか?
土曜発売だった、HJ 12月号からです。
【特集 模型をより良く“魅せる”ディスプレイベースのつくり方】
・02「自然系素材を活かし、リアルな森林ベースを製作!」
『仮面ライダー響鬼と映える森』 MASKED RIDER HIBIKI & Forest base (製作・文:五島 純)
BANDAI SPIRITS 1/12スケール プラスチックキット “Figure-rise Standard” 仮面ライダー響鬼 使用。
屋久島の森を思わせるディスプレイベースと仮面ライダー響鬼の製作過程を解説。
【キャラクターモデル】
・スーパーミニプラ 電子合体バイオロボ ¥2,500 2月予 無彩色試作品のレポート。
・スーパーミニプラ ビッグスケール バイオドラゴン ¥10,000 2月発送予 無彩色試作品のレポート。
【S.I.C.】
《S.M.H.》
・Evil Society in Lost Train
S.I.C. HERO SAGA MASKED RIDER DEN-O 『ロスト・トレイン』で、消滅した昭和ライダーの代わりに平成ライダー達が戦った悪の組織の幹部の造形の一覧。
ゲルショッカー首領、ザリガーナ、サソリジェロニモJr.、ゼロ大帝、デルザー軍団首領、ネオショッカー大首領、サタンスネーク、時空破断システム、タイガーロイド、暗闇大使、サザンクロス、悪霊のエネルギー
【ULTRAMAN SUIT ANOTHER UNIVERSE】(STORY:長谷川圭一、設定協力:谷崎あきら)
・第十二話 若き戦士の覚悟(SEVEN SUIT, ZERO SUIT製作:只野☆慶)
グインペ星人が支配するマイナス240度の極寒の惑星。倍力機構の上限を超えたパワーでグインペ星人の胴体を両腕で締め付けるゼロスーツは、その肋骨を砕き内蔵を破裂させ脊椎をへし折った。
想像を遥かに凌駕するゼロスーツの力に、ムキシバラ星人は、科特隊の転送制御システムに侵入していた電子生命体に対して、ロプス(Loss Of Power Supply)状態で発見したゼロスーツの起動を命じる。ムキシバラ星人の特殊工作員であるマゼラン星人は、電子生命体であるが、過去の記憶はなく自分が誰なのかも知らない。常に最初に接触した相手の記憶を読み、物理的な実態を持つ生体端末を、その相手が会いたいと強く願っている者の姿に擬態させる。今回のミッションではそれは諸星 弾の記憶にあった「マヤ」という人物であり、自動的にその名がこのミッションにおける自分のコードネームとなった。LOPS状態のゼロスーツのOSに侵入したマヤは、それを起動させた。今回のミッションの目的はゼロスーツの捕獲である。
薩摩次郎はゼロスーツを装着した時から、何度となくスーツから感情を感じ取っていた。限界以上のパワーを発揮してグインペ星人を絞め殺した時のそれは、強い怒りと憎しみだった。スーツのエネルギーが切れたことを悟った次郎は、この惑星の吹雪の中に埋もれての凍死を覚悟し絶望のあまり「……終わりだ」と呟いた。スーツの魂と合成されたのか感情のある男声に変化したスーツのチュートリアル音声が「……まだ、終わりじゃない」「俺には……やらなければならないことがある」と答え、ゼロスーツは吹雪の中を一歩ずつ歩み始めた。次郎はスーツの悲壮とも言える強い意志を感じる。
マグマライザーに搭乗し時空歪曲点に突入したセブン/諸星。出発前に進次郎から、ゼロスーツから薩摩次郎のものではない怒りと孤独を感じた、と伝えられたが、それは自分も薄々感じていたことだった。諸星はスーツから感じた感情が自分と似ていたことが気に食わなかった。マグマライザーがゼロスーツの放つ量子ビーコンを捉える。
上海、海面下の仮設司令室。マグマライザーとセブンスーツの放つ量子ビーコンの追跡はできるものの、信号は一方通行であるため見守ることしかできない。進次郎と北斗に井出から連絡が入る。またゼロスーツが消えた、と。井出は、先に上海に転送され現在諸星が救出に向かっているゼロスーツは科特隊から持ち出されたのではなく複製されたのではないかという仮説を立てる。そして今回は本当に持ち出されたスーツも、同様に上海へ転送されるのではないかと予想していた。その時警報が鳴り、海上のプラットホームに転送ビームの柱が立ちゼロスーツが出現する。スーツを装着しプラットホームへと急ぐ進次郎と北斗。しかしゼロスーツは既に時空歪曲点に飛び込んでおり、追跡は不可能だった。井出は断言する、スーツは無人であったと。
吹雪の中、氷原を進むゼロスーツ。次郎はスーツに問いかける「お前は……どこに行こうとしている? お前がやらなければならないことって……何なんだよ?」。スーツの音声が答える「……復讐だ」「俺のやるべきことは……奴への復讐だ」。次郎の脳裏に強烈なビジョンが流れ込む。
それは見知らぬ惑星の光景だった。空は圧倒的な数の巨大戦艦に埋め尽くされ、大量のレギオノイドとそれを率いる異星人たちが破壊と虐殺の限りを尽くしている。蹂躙され絶望する人々の中、必死に抗う戦士たちがいた。その姿は、かつて早田(父)と一体化し科特隊と共に戦っていたあのウルトラマンに似ていた。だが激戦の中、戦士も一人また一人と倒れていく。ある戦士が自分を犠牲して、若き一人の戦士を逃がす。「……行け……お前は生きろ」「お前に……全て……託す」 その言葉を最後にこと切れる戦士。師匠の死に慟哭する若き戦士。家族も仲間も皆殺され、ただ一人残った若い戦士は、師の言葉を胸に走る。彼が最後に見たものは、この大軍団を率いる者の巨大な影。その影を睨みつけ、若き戦士は誓う、俺が貴様を倒す!必ず!
次郎が巨大な敵の姿を見極めようとした時、激しい衝撃が走り、我に返る。通常の女声に戻ったスーツの音声が、攻撃を受けたこととエネルギー残量が残り僅かであることを伝え、生命維持を最優先にすることを伝えながら途切れてしまう。至近で爆発が起こり、数メートル吹き飛ばされるゼロ/次郎。ディスプレイに表示された敵の姿は、異星人ではなく、金属が焼け焦げたような黒と褐色で鈍い輝きを放つゼロスーツそのもの。科特隊本部から上海へ転送され、そこから時空歪曲点に突入したLOPS ZEROだった。赤いバイザーの中央が丸く発光し、一つ目の化け物のように見える。一つ目の上の額の位置の小さなレンズから放たれる光が吹雪を切り裂く。次郎は咄嗟に身をかわす。LOPSはダッシュでゼロに接近すると、スーツの機能や能力を確認するかのように肉弾戦を挑んできた。エネルギー不足でLOPSの打撃をかわす余力もないゼロスーツの内部では、ダメージによりディスプレイが消灯していく。一本背負いで巨大氷壁に叩きつけられたゼロは、そのまま深い谷底に落下する。それを見下ろすLOPS ZERO。ムキシバラ星人はLOPS ZEROを操るマヤに対し、中の人間は殺しスーツだけ捕獲することを命じる。
谷底でエネルギーも尽き微動だにできないゼロ/次郎は、かつて突然装着解除して消えたときのように、スーツだけは脱出することをスーツに対して提案する。「早く逃げろ!早く!」と叫ぶ次郎。再び男声に変わったスーツ音声が答える「次郎。お前だけ、置いてはいけない」。「……なに言ってんだよ。お前にはやるべきことがあるんだろ!」と次郎。ゼロスーツは「俺は、お前を見捨てない」と発声すると、エネルギーはなく満身創痍ながらも立ち上がる。抵抗するゼロスーツに、やむをえず破壊を命じるムキシバラ星人。LOPSがゼロに襲いかかる。しかしその瞬間、LOPSは真横に吹き飛んだ。次の瞬間、次郎の視界に表示されたものは先端にドリルを持つ見たことのないメカだった。マグマライザー。諸星の声が聞こえる「ギリギリセーフか。だが随分と派手にやられたものだ」。
諸星/セブンがマグマライザー内でパラメーターを入力、トリガーのセーフティロックを外し、マグマライザーの多目的光線砲からゼロスーツの額にビームを照射する。貴重なダイモード鉱石から生成した高密度のマグネリュームエネルギーである。エネルギーが補給され、スーツ内ディスプレイ上の各種インターフェイスが回復するゼロ。マグマライザーのハッチが開き、セブンが姿を見せる。ワイドショットとスペシウムソードを持ち、ゼロには長槍・ゼロランスを渡す。ワイドショットから放たれた光線が氷原を薙ぎ払い蒸気が白い闇を作る。その隙にゼロランスのマシンガンのような連続突きがLOPSを襲う。ランスの穂先にはスペシウムの光が宿っている。非人間的な機動でゼロランスをかわしたLOPSが跳び下がった着地点をセブンのスペシウムソードが切り崩す。よろけつつも額からビームを放つLOPS。LOPS ZEROスーツを失いたくないムキシバラ星人は、一時退却を命じる。LOPSは足下に光線を放ち氷の爆煙が上がった隙に姿を消した。
踵を返しいずこかへ向かおうとするゼロを、ワイドショットの銃口を向けて制止するセブン。スーツの意志を代弁して諸星を説得する次郎。諸星は次郎の話を信じた上で、そんな巨大な敵と戦うのであれば自分たちも一緒に戦うから、一旦地球に戻れと言う。次郎もスーツを説得する。スーツは、次郎が信じる相手を信じると言い、諸星に従う。マグマライザーの床下の貨物スペースに押し込まれるゼロ/次郎。セブンがハッチを閉める。機首のドリルと側面のギアホイールが回転を始め、時空界面穿孔システムが作り出す空間の歪みがマグマライザーを包み込んでいく。
【ゴジラ】
・新作アニメ『ゴジラS.P〈シンギュラポイント〉』、4月より放送開始。アニメーション制作:ボンズ&オレンジ、監督:高橋敦史、脚本:円城塔(芥川賞作家)、キャラクターデザイン原案:加藤和恵(『青の祓魔師(エクソシスト)』作者)。
・兵庫県淡路島のアニメパーク「ニジゲンノモリ」の常設アトラクション「ゴジラ迎撃作戦~国立ゴジラ淡路島研究センター~」のマニュアルブックをHJより12月下旬刊行予定。
【フィギュア・玩具】
《千値練》
・ファイティングアーマー アイアン・スパイダー ¥11,000 12月予 原型:小松原博之
【洋画情報】(「SF MOVIEハイスピードNEWS!!」より)
米国では感染がおさまらず劇場に観客が戻ってこないため、高額製作費の作品ほど公開延期の方向。
・『アントマン3』、ヴィラン役としてジョナサン・メジャースの出演が決定。征服者カーン役であり、複数の作品に登場するサノス的な存在となるのではないかという噂あり。監督は前シリーズに続いてペイトン・リード、脚本はジェフ・ラブネス(『リック・アンド・モーティ』)。
・Disney+で配信されるドラマ『Ms.マーベル』のMs.マーベル/カマラ・カーン役が、カナダ出身の新人、イマン・ヴェラニに決定。初のムスリムの主人公で、劇場版作品にも登場すると言われている。脚本・製作総指揮:ビシャ・K・アリ(『セックス・エデュケーション』)、エピソード監督:アディル・エル・アルビ&ビラル・ファラー(『バッドボーイズ フォーライフ』)、シャーミーン・オベイド=チノイ(『セイビング・フェイス 魂の救済』)、ミーラ・メノン(『ウォーキング・デッド』『Titans/タイタンズ』)など。
・『ライオン・キング』、再度実写化。主人公シンバの父ムファサの若き日の物語。監督:バリー・ジェンキンス、脚本:前作を執筆したジェフ・ナサンソンが第一稿を脱稿済み。
・スティーヴン・キング原作『ファイアスターター』、再映画化。過去には『炎の少女チャーリー』として映画化。ザック・エフロンの出演が決定。
書き漏れです。
《ULTRAMAN SUIT プラモデルコンテスト結果発表》
・大賞、清水栄一賞、青柳尊哉賞、長谷川圭一賞、円谷プロ賞、只野☆慶賞 各1点、入選10点、発表。
TVくん 12月号からです。
【仮面ライダーセイバー】新ライダー×1、3ライダーがパワーアップ。
《ワンダーコンボ》
・ワンダーコンボ:類似色の神獣、動物、物語の3冊のワンダーブックを同時に使用して変身した形態。剣士の力を最大限に引き出す。
・仮面ライダーセイバー クリムゾンドラゴン(「ブレイブドラゴン」×「ストームイーグル」×「西遊ジャーニー」)
・仮面ライダーブレイズ ファンタスティックライオン(「天空のペガサス」×「ライオン戦記」×「ピーターファンタジスタ」)
・仮面ライダーエスパーダ ゴールデンアランジーナ(「トライケルベロス」×「ニードルヘッジホッグ」×「ランプドアランジーナ」)
《仮面ライダーセイバー》
・「西遊ジャーニー」ワンダーライドブック(赤茶色)
サル、ブタ、カッパ、坊主が妖怪退治をしながら旅を続ける物語の本。
剣士の左側面を赤いプロタクターで覆う。肩にはチャクラムのような金の輪、腕には細い銛?針?のようなものを撃ち出すような何か?が装着される。出現するローブの縁取りは金。
・仮面ライダーセイバー クリムゾンドラゴン
ワンダーコンボ。必殺技は、火炎剣烈火から放たれる炎が複数の炎の龍となって敵を包み込み大爆発させる「爆炎紅蓮斬」。
・仮面ライダーセイバー 西遊ドラゴン(「ブレイブドラゴン」×「西遊ジャーニー」) サルの身軽さを持つ。
・仮面ライダーセイバー ドラゴンブレーメン(「ブレイブドラゴン」×「ブレーメンのロックバンド」) 肩から放つ音で敵を惑わす。
《仮面ライダーエスパーダ》
・「トライケルベロス」ワンダーライドブック(黄)
三つ首の地獄の番犬、ケルベロスの伝説が記された本。
剣士の右側面を黄金のプロタクターで覆う。肩には肩先が尖ったプロテクター、腕には三つ犬の頭が横に並んだプロテクター、金のローブが出現。
・仮面ライダーエスパーダ ゴールデンアランジーナ
ワンダーコンボ。必殺技は、雷鳴剣黄雷から放たれる雷撃が次から次へと敵に襲いかかる「トルエノ・デル・ソル」。
《仮面ライダーカリバー》
・「ジャオウドラゴン」ワンダーライドブック(紫)
邪悪な竜のの物語が記された本。
変身ページを開くと、左右双方の頁に外側を向いた金色の二匹の竜のレリーフ(左右頁で対称)があり、中央には赤目・紫バイザーの黄金の仮面が浮かび上がる。
・仮面ライダーカリバー ジャオウドラゴン
「ジャオウドラゴン」ワンダーライドブックによって変身した、仮面ライダーカリバーの強化形態。
バックルには変身ページが開かれた「ジャオウドラゴン」ワンダーライドブックが装填されたままに。仮面は、赤いギザギザの炎のようにも見える目の上に。紫に赤目の竜の正面の顔の意匠、顎には牙が生えた竜の下顎のような金のパーツ。胸&肩は、銀の上に金が三枚重なったような大型のアーマー、肩の上には左右合わせて4頭の竜の頭。腕には大中小3つの鋭く大きな突起を持つ、金のアーマー。腹部中央から内股~足先までは紫で金のジグザグの縁取り。背には金の縁取りの黒のマント。
《仮面ライダースラッシュ》「俺の剣は響きが違う」
・仮面ライダースラッシュ ヘンゼルナッツとグレーテル:ソードオブロゴスのメンバー、大秦寺 哲雄(ダイシンジ・テツオ)が聖剣「音銃剣錫音(オンジュウケン・スズネ)」と「ヘンゼルナッツとグレーテル」ワンダーライドブックで変身する。音の剣士。
・「ヘンゼルナッツとグレーテル」ワンダーライドブック(マゼンタ)
お菓子の家に迷い込んだ兄妹の物語が記された本。
・音銃剣錫音:刃を下に倒し、同時に刃が中央でスライドすることで、銃モードとなる。鞘を持たない聖剣で、鍔に当たる部分にライドブックの装填ポートがある。剣モードで「剣盤!」、銃モードで「銃奏!」と発声。
・「ヘンゼルナッツとグレーテル」ワンダーライドブック(紫)
剣士の左肩に大型スピーカー、肩の下から手首にかけては、青いよくわからない動物とラッパ、白猫と鍵盤、オレンジの犬?とギター、黄色い豚とドラムがそれぞれ融合したかのようなパーツが順に装着される。
・仮面ライダースラッシュ ヘンゼルブレーメン(「ヘンゼルナッツとグレーテル」×「ブレーメンのロックバンド」)
《伝説のワンダーライドブック》
・セイバーをアヴァロンへと導いた「物語」のワンダーライドブック。
①さるかにウォーズ:とある魔の手に挑むため、子カニの元に仲間が集う…。/剣士の左肩に口を開いたサルの魔物?の横顔、左手にカニのハサミ型の武器。/濃い青緑。
②封神仮面演義:とある世界で森羅万象が織りなす奇想天外な戦いがあった…。/剣士の左腕を赤い中華服の袖のように(袖口は金)、肩には九尾の狐の尾、その下には炎の形の腕輪が二つ。/白。
③キリンの恩返し:とあるキリンが気持ちを込めて作り出した感謝の贈り物…。/剣士の左腕をキリンの首のように(手の甲がキリンの頭部)、肩はリボン付きの四角いプレゼント箱。/群青。
④おしゃじぞうさん:とある着こなし上手が施す色鮮やかな地蔵道…。/剣士の左肩から手にかけて側面に5体の20cmほどの高さの地蔵が立つ。地蔵は1体ずつ異なる色の服を着ている。/オレンジ(赤寄り)。
⑤爆走うさぎとかめ:とある兎と亀がぶつかる誇りをかけた競争の記録…。/剣士の左肩は紫の駆ける兎型(肩が兎の尻側、腕側に頭部)、腕には緑の這う亀型。兎型も亀型も尾の位置には一基の大型のロケット噴射口のようなものが付いている。/黄緑。
⑥月の姫かぐやん:とある竹から現れた月夜に輝く麗しき姫君…。/剣士の左肩は金の帯の輪のように、腕は紫の着物の袖のように(広がった袖口は黄の中央に赤ライン)。/薄い黄。
⑦一寸武士:とあるお椀に乗って候、川を下っていざさすらう…。/剣士の左側面はシアンに黒ラインの着物のような形状に。肩には和様の兜とたなびく帯のような白い4本の突起が。/シアン。
⑧大小軍桃一郎:とある鬼に挑む将軍が仲間を集いえいえいおー!/剣士の左肩は紺の先の尖った裃のように(桃の紋章あり)、腕から手にかけて鳥、猿、犬の人形のようなものが並ぶ。左側面全体は薄い紫に紺のライン。/ピンク。
⑨大剣豪浦島二郎:とある亀に背負われし剣豪が深海の宴でわっしょいわっしょい!/剣士の左肩は赤い竜宮城の屋根のような形状、左の手甲の位置には緑の台座に群青のロッドが装備される。/青。
⑩大横綱金三郎:とある熊を土俵に沈めた横綱が叫ぶどっこいしょー!/剣士の左側面は金に黒ライン。黄金のプロテクターの上、左肩には斧の刃が張り出す。/オレンジ(柿色寄り)。
《次号予告》
・ピンチにパワーアップするセイバーに注目!
・ジャオウドラゴンに勝て! セイバーがパワーアップ!!
・TVくんが総力を結集してセイバー超パワーアップなりきり付録をただ今、開発中!!
【劇場版 仮面ライダーゼロワン】
・仮面ライダーゼロワンヘルライジングホッパーへの変身者はまだ明かされない。敵か味方かも。
・仮面ライダーエデンにつかみかかるヘルライジングホッパー。
・仮面ライダーアバドン:複数タイプがあり、集団で戦う敵の戦士。7人のアバドンで戦闘体制をとるカットあり。
【魔進戦隊キラメイジャー】
・記事のほとんが巨神図鑑、魔進図鑑に割かれ、新ネタなし。
《次号予告》
・ヨドンヘイムとのバトル激化!!
【ウルトラマンゼット】
《特空機4号 ウルトロイドゼロ》
・ウルトロイドゼロ:ストレイジが、ウルトラマンやキングジョーの戦闘データを研究して作り上げた巨人型ロボット。若干ゴテゴテしたウルトラマンゼロ型ロボット。
・ウルトラマンゼットに負けないパワーを誇る。
・胸のカラータイマーの位置には、ターゲットを周囲の空間ごと消滅させてしまう恐るべき破壊光線「D4レイ」の光線砲を装備。
《エピソード》
・セブンガーは地球防衛軍のイベントで一般公開。入場者プレゼントは「作戦班パイロットぬりえ」と「作戦班パイロットヘルメットペーパークラフト」。先着20名にはグッズ詰め合わせの「おたのしみ袋」もプレゼント。おみやげには「隊員の煎餅」「セブンガーいわし生姜煮」「セブンガーカレー」「1/44 セブンガープラモデル」等も販売。
・生物学者イナバ・ルリ博士が作った人工生命M1号が、強力な電流を浴びて巨大化。元の姿に戻すため、ウインダムとキングジョーが出動。
・再度襲来する復讐の鬼バロッサ星人に、ウインダムとキングジョーに引退したセブンガーも加えた3体で立ち向かう。
《次号予告》
・いよいよ最終最強の敵あらわる!!
・ゼットの戦いはクライマックスへ!!
【ULTRA GALAXY FIGHT 大いなる陰謀】
・ゼットン軍団と戦うゼットオリジナル。
・ジョーニアスもゼットン軍団に立ち向かう。
・アンドロメロスはゼットン軍団にダブルランサーを振るう。
【玩具・食玩情報】
〈伝説のワンダーライドブック〉
①さるかにウォーズ:「SUPERてれびくん仮面ライダーセイバー抜刀秋号」付録。11/12。
②封神仮面演義:仮面ライダーストアで発売。11/20予。
③キリンの恩返し:トイザらす&仮面ライダーストアで発売。11/7予。
④おしゃじぞうさん:これが付属するアパレルアイテムが、11月中予。
⑤爆走うさぎとかめ:GP06にラインナップ、11/第2週予。
⑥月の姫かぐやん:GP07にラインナップ、11/第3週予。
⑦一寸武士:SG04にラインナップ、11/30予。
⑧大小軍桃一郎:GP10にラインナップ、12/第2週予。
⑨大剣豪浦島二郎:SG05にラインナップ、12月中予。
⑩大横綱金三郎:GP10にラインナップ、12/第2週予。
〈一般〉
・DX西遊ジャーニーワンダーライドブック 11/7 ¥1,000+税
・Dトライケルベロスワンダーライドブック 11/14 ¥1,000+税
・Dジャオウドラゴンワンダーライドブック 11/21 ¥2,500+税
・変身聖剣 DX音銃剣錫音 11月上 ¥4,200+税 ヘンゼルナッツとグレーテルワンダーライドブック付属。
【正】⑧大将軍桃一郎 ←【誤】⑧大小軍桃一郎
ああ、DXのXも沢山抜けていますね。m(_ _)m
【月刊ヒーローズ】11月号からです。
《雑誌の今後》創刊9周年で一区切りということでしょうか?
・11/27より(これまでどおりの場合の次号の内容は)全作品、既存のウェブサイト『コミプレ』に移行。
『コミプレ』は毎週金曜更新のマンガサイトで、最新話は無料で読めるとのこと。
・紙媒体の雑誌、企画号『ヒーローズ!!』12/1発売。(「ULTRAMAN」特別マスクケース付き)
少なくとも私がここに粗筋を書いている三作品や手塚治虫原作、タツノコプロ原作の作品は、この雑誌で引き続き読めるみたいなので、買ってみます。
今後の紙媒体での刊行が継続的なのかどうか、読み取れません。(「企画号」と銘打たれているのがひっかかります。)
紙媒体にも残す作品とウェブのみで公開する作品とを分けただけなのかもしれませんが。
★『ヒーローズ!!』刊行記念 「超動ULTRAMAN」清水栄一×下口智裕 限定カラー マン・セブン・エース 3体セットの受注販売あり。詳細は12/1『ヒーローズ!!』または11/27『コミプレ』にて。
《仮面ライダークウガ》
・EPISODE.70 告白:
カラー扉:見つめ合うクウガとはるかアギト。
G3トレーラーで初出動する駿河、一条、笹山。G3がガードチェイサーに騎乗し、トレーラーから発進する。
公園でかくれんぼをする子供たちに、ブウロが加わり鬼となって子供たちを探す。トイレの掃除道具置き場の中に隠れて中から鍵をかけている男の子を、力づくで扉を開いて襲おうとするブウロ。泣き出した男の子を守ろうとする女の子が現れる。ブウロが「たぶん痛くないよ」と言い聞かせながらその女の子を一瞬で殺そうとした時、ブウロの腹部の半分が吹き飛ぶ。「痛っ!」と軽く声をあげ、何事かと砲弾が発射された方角に目をやるブウロ。そこにはガードチェイサーで到着したG3が榴弾砲サラマンダーを構えていた。ブウロは怪人態に変身しながらあっという間に腹部を再生する。クウガでもアギトでもないその姿に「何者だ?」と疑問を抱きながら「邪魔をするな!」と襲いかかるブウロ、サラマンダーで応戦するG3。右肩と左腹部が吹き飛ぶブウロ。GS-03デストロイヤーを右腕に装着したG3は、そのブレードを正眼に構える。踏み込むG3を凄まじい敏捷さでG3の右側にかわすブウロ。しかしその動きを捉えたG3はデストロイヤーを右に振り、ブウロの右腕を斬り落とす。ブウロはあっという間に右腕を再生しながらも、「面倒だ」と呟きながら翼を広げて飛び去る。モニタリングしていた笹山から未確認の撃退と追跡の指示が出る。無表情でそれを聞く松倉部長、満足げな榎田。
突然G3が膝をつく。強制パージされるヘルメットパーツ、地に腕をつき、吐血したG3装着者は駿河ではなく一条だった。
翔一が働くパン屋のおやっさんを殺害しようとしたさやかだが、はるかの意識に止められ、さやかははるかに入れ替わる。はるかのほうが犯人だと信じる翔一はアギトに変身、はるかもアギトに変身する。怒りに燃える翔一は普段とは違う強さを見せ、はるかの関節技を振りほどくと、殴る蹴るの猛烈な打撃の連続ではるかを変身解除に追い込む。なおも攻撃を続けようとする翔一アギトの前に、五代がバイクで割って入る。はるかをかばう五代にまで襲いかかる翔一アギトに、五代もやむをえず変身する。
五代クウガをパワーで圧倒する翔一アギトだったが、五代クウガに地面に押さえつけられる。翔一を説得するために、さやかのほうが犯人であり翔一は騙されていることを伝える五代。さやかを信じて疑わない翔一は五代の言葉に激昂し、猛烈なパワーを発揮して五代クウガを蹴り飛ばす。五代がはるかに騙されていると信じる翔一は、倒れているはるかをかばおうとしている五代クウガに、サチ/ガリマを殺害したのが自分であることを告白する。「騙されているのは五代さんのほうなんですよ」「――僕はそんなあなたを守らなきゃいけない サチの時と同じように――」「親密なふりをしてあなたに近づいたあの女―― 奴の正体は未確認です」「だから僕が彼女を片付けました」「僕の手でサチを殺してあげたんですよ あなたのために」
・15巻 11/5発売。
《ULTRAMAN》
・第103話…沈む太陽:
科特隊。井出は、遠藤刑事に依頼され、先の異星人による地球人狩りツアー事件の際に遠藤に接触してきた、「牧 史郎」と名乗る男が所属しているという民間科学捜査機関を調査していた。ゼットン星人・エドに問われ、その調査結果を語る井出。通常の調査ではその機関の実態が掴めなかったため、久し振りに手段を選ばず深いトコまで潜って探ってみたと言う。その結果明るみになったのは、ウルトラマンが去った後、各国が非公式で結託して秘密裏に「魔女狩り」と同様の異星人狩りが行われていたという事実。そして日本でその任に当たっていた公安部門が政府から切り離された組織が、「牧 史郎」が所属する機関だった。地球が評議会に加盟して以降は機能していないはずのその組織が何故今になって遠藤刑事に接触してきたかを探っているところだという井出。井出が調査している事件は、19年前の、遠藤の知人だった異星人夫婦の暗殺事件のようである。自分の知らないところで異星人狩りが行われていたことを知り、人間の醜い本質にもっと目を光らせておくべきだったと後悔する井出。井出は、エドに向かい、評議会の真の目的とそれに自分が逆らおうとしていることを語った先日の話の続きはいつ聞かせてもらえるのか、と問いかける。エドは、防諜のための擬似的虚無空間を作り出すシステムの調整中だと答える。井出はエドの言葉を途中で遮るように強い口調で言う、「彼らを― 彼らがウルトラマンであるコトを」「どうか迷わせないで欲しい」。
初代ウルトラマン/ベムラーから渡された腕時計を操作してしまいウルトラマンスーツを装着してしまったレナ。遠藤の帰宅後、居間で向かい合って座る二人。レナは遠藤に説明を求める。口ごもる遠藤の前で、遠藤が口を開くまで、何度でもウルトラマンへの変身を繰り返すレナ。遠藤は覚悟を決め、昨晩、初代ウルトラマン/ベムラーに語った過去の出来事をレナに語る、レナが異星人であることを。「頭グチャグチャで……ちょっと一人になりたい」と言って出かけてしまうレナ。日が落ちていく。
・16巻 12/4発売。 星団評議会の真の目的、それはウルトラマンを抹殺すること。そして―― 凶悪な敵を前に“最高議長”エドがついに動き出す!
《東島丹三郎は仮面ライダーになりたい》
・第28話 サンダーライコ
山奥の島村一葉(32歳)の家にやっかいになっている東島丹三郎(40歳)とはぐれ戦闘員の中尾八郎(44歳)。中尾は自分を追ってきた女戦闘員、プロレスラーのサンダーライコを返り討ちにし、気絶させたまま家の中に運び込んだ。
気を失った女戦闘員の回想。それは一年前。一人の女子プロレスラーが、女子総合格闘技無差別級のチャンピオンに路上でカラまれた。自分の名前すら覚えていないのに自分より強いと挑発してくるチャンピオンを挑発し返すプロレスラー。何発も殴ってくるチャンピオンをビンタだけでフラつかせる。路上乱闘が記事となったことがきっかけで、二人はリングで決着をつけることとなった。
サンダーライコはリング上で総合格闘技チャンピオンに言い放つ。プロレスは見世物だから弱いとか言う奴がいたら、昔からプロレスラーはソイツが素人だろうがプロだろうが全力でボコす事になってんだよ、と。顔面にパンチを受け鼻血を流すが、平然としているサンダーライコは続ける。三沢光春は「総合格闘技はラクでいいよな すぐ勝っていいんだから」と言った。3・4ヶ月に1回しか試合しないおまえらと、年間100試合以上するプロレスラーとの違いがわかるか、と。タックルしてきた総合格闘技チャンピオンをダブルアームスープレックスで投げるサンダーライコ。自分のリングネームの由来でもある獣神サンダーライガーは言った「プロレスラーは超人だ!!!!」と。総合格闘技チャンピオンはサンダーライコの顔面に何発かパンチを喰らわせるが、サンダーライコは軽い体当たりでチャンピオンに尻もちをつかせる。「橋本真也の袈裟斬りチョップ!!!!」3発、「天竜源一郎のパワーボム!!!!」、ロープ最上段からダイブしての「小橋健太のムーンサルトプレス!!!!」。プロレスと違ってルール上のフォール勝ちはないが、敢えてフォールしてのスリーカウントを取るサンダーライコ。「プロレスラーは勝手にイッたりしない 観客とイく!!!!」「ジャンボ鶴田のオー」と観客を煽ったサンダーライコは、「長州力のサソリ固め!!!!」でギブアップを取り勝負を決める。
そして会場を出たところで蝙蝠男に「おまえを…ショッカーにしてやる」と吸血され、ショッカー戦闘員に改造された。その場にいた蜘蛛男の雲田は「いきなり“怪人”にしていい程の逸材だな」と言っていたが、「いやコイツは俺の直属にして戦闘員から叩き上げて最強の“怪人”にする」と蝙蝠男。
目を覚ましたサンダーライコ/女戦闘員は起き上がって「て、てめェら殺す!!!!」と向かってくるが、東島は「変身」とお面をかぶり、島村一葉は「ブイスリャア」と変身ポーズを決め、中尾は戦闘員に変身する。島村一葉の「電熱チョップ!!!!」、中尾の「44歳の拳(フォーティーフォーマグナム)!!!!」、東島の「ライダーキック!!!!」を連続で喰らい、吹っ飛んで気を失い変身が解除されるサンダーライコ。
夜が明ける。オッさん三人は、また中尾のつくった塩味だけの野菜だけの水炊きを、どうしてこんなにうまいんだ、といいながら食べている。目を覚ました途端にその様子が目に入ったサンダーライコは「なんでこの私がこんなオッさん共に勝てないんだ…」と思いながら、起き上がる。再度一触即発の雰囲気になるところを制止した中尾はサンダーライコに告白する。「前にも聞いたけど アンタ…「サンダーライコ」だろ あんたのホラ総合格闘技と戦った試合…俺プロレス観てさんざん感動してきたけど あんたのあの試合が一番感動した サソリ固めで号泣した!!!!」一瞬唖然とするサンダーライコだったが、「ありがとう」「プロレスラーは自分以上に観客のために戦ってるから…私の試合を観て感動してくれたら最高に嬉しい」とかしこまった面持ちで答える。その様子にキュンとした中尾は、サンダーライコに野菜だけの水炊きを勧める。「うまい…」と喜ぶサンダーライコだが「食ったら殺す」と態度は変わらない。三人は「食ったら来い」とサンダーライコに言い残すと日課の修練に出かけていく。サンダーライコはオッさん三人の常軌を逸した修行の様子に唖然とするが、暫くすると自分も同じ修行メニューに合流する。そのままサンダーライコも加わった四人での修行の日々が続いた。
ある夜、中尾は東島と島村一葉に告白する「俺はサンダーライコが好きだ…恋をした」と。一葉は「そうかバカ」、東島は「ソイツは俺達を殺す気だぞ」と返す。翌朝、朝一で「サンダーライコが好きでたまらない!!!! 好きだ!!!!」と本人に告白する中尾。思いのたけをまくしたてる中尾は、顔面に掌底を喰らってもやめない。余りもの勢いに、サンダーライコは「今 殺してやる!!!!」と戦闘員に変身する。「君が好きイーッ」と戦闘員に変身する中尾。思わず吹き出す東島と一葉。三人と合流して鍛え直し遥かにパワーアップしていたサンダーライコの前では、もはや中尾は相手にならなかった。だが倒れても倒れても立ち上がって「好きだ」と言う中尾の姿に、サンダーライコも「……わかった…ちょっと て…手短に言うぞ」と変身を解除する。中尾も変身を解除する。中尾に対し正面切って「オッさんすぎ!!!! 100%無理嫌い!!!!」と叫ぶサンダーライコ。中尾は遂に白目を剥いて卒倒した。そしてサンダーライコは東島と一葉に「次殺す」と言い残して、全力で走って山を下りて行った。「必死すぎるオッさんの告白」にショッカーを超える恐怖を覚えたのか、走って逃げるサンダーライコの目からは涙が止まらなかった。
入荷が普段より遅くそれがお店の二連休とぶつかったために発売日購入となってしまいました。今月の最後、【月マガ】12月号からです。ちなみに来月の【ヒーローズ!!】についてはウェブ版含め様子を見て考えます。
・新仮面ライダーSPIRITS(連載第131話):
ヨロイ騎士の追撃を振り切り単独行動をとる本郷 猛。左目には黒いアイパッチをしている。立花藤兵衛に発信器を取り付けられていることを悟った本郷は、バイクから発信器を発見し取り外す。発信が途絶え「あれ?」となる立花藤兵衛。
仮面ライダー1号:バダンシンドローム発動を遅らせるためバダンの竜を体内に取り込んだまま単独で逃走中。
仮面ライダー2号、V3、X、アマゾン:デルザー軍団が現在拠点としている奇巌山/空飛ぶ黒いピラミッドを、滝 一也率いるSPIRITSヘリ部隊と共に追跡中。
仮面ライダーストロンガー:ヒデが操るデルザー再生怪人と共闘の後、単独行動中。
スカイライダー:スーパー1を援護するために合流すべく大気圏を突破しISS(国際宇宙ステーション)へと移動中。
仮面ライダースーパー1:400km上空のISSからオペレーションライダーシンドロームで使用する衛星との通信を調整中。
仮面ライダーZX:虚無の牢獄で三影・シズカと共に大首領JUDOと交戦中。
都内の避難所。1号と共闘したライダーマン/結城丈二は、合流した立花藤兵衛に本郷の現状を説明している。バダンの竜を体内に取り込むことで竜をデルザーから引き離し世界規模のバダンシンドロームを封じ込めることには成功してはいるが、竜は本郷と同化し徐々にその肉体を吸収している。だから本郷の命が持つ間にライダーシンドロームを完成させなければならない、と冷徹に語る結城に対し、村雨 良を虚無の牢獄に送り込んだ時もそうだが、自分を含めた仮面ライダーの命の犠牲を全く厭わず作戦の成功のための合理的で最善の手段を推進する結城の揺るぎない信念がたまに恐くなると言う立花藤兵衛。本郷の体内で竜が暴れ続けていることから大首領が健在であることを推測し、村雨の現状を思いやる立花藤兵衛。そこに曽我部の大声が響く。炊き出し隊の増援がトラックで到着したのだ。トラックから降りてきて炊き出しの準備を始めるルミの姿を見ていたたまれず、その場から離れる藤兵衛と結城。
地球を見下ろしながらSPIRITS基地と通信するスカイライダー。空気も重力もない未経験の環境で、衛星軌道上を時速2万km以上で飛行しながらISSと周回周期を合わせ合流することに苦戦するスカイライダー。地上の緑川ルリ子は一睡もせず作戦を見守っている。スカイライダーが放棄された人工衛星とニアミスする。
一方、岩石大首領/奇巌山の残骸から再構成されたデルザーの黒いピラミッドを追う一文字からも連絡が入る。氷結した東京湾をバイクで追跡していた一文字だったが、海面が融解を始めたため追跡を断念する。ピラミッドは房総半島方面に向かっており、高度を上げている。風見志郎、神 敬介、アマゾンとSPIRITSのヘリは追跡を継続。アンリが滝に危険だから近づき過ぎないように注意を促す。滝は、奇巌山ピラミッド内に潜入しているSPIRITS先遣隊は敢えて通信を断っているものと推測している。
ブラックサタン幹部のデッドライオンに気を失っている再生タイガーロイドを背負わせて歩いている城 茂。城 茂は、偶然遭遇したデッドライオンを、バダンに恩を売っておくことの有益性を口八丁で言いくるめて、強引に協力させているのだった。
奇巌山ピラミッド、その一つの側面には岩石大首領の顔面が埋まっており、その両目が怪しく光る。その中に潜むのはジェネラルシャドウ、マシーン大元帥、磁石団長。小さな円卓を取り囲む円形のソファに座っている。村雨 良の姿で現世に復活していた大首領は激戦のために実体を維持できず、その姿は既にない。代わりに擬態村雨のコアを成していた、嘗てZXの体内にあったメモリーキューブが円卓の中心に置かれている。メモリーキューブに大首領復活の祈りをささげる磁石団長だったが、マシーン大元帥は手に持っていた禍々しい形状の杯でメモリーキューブを叩き潰す。真の大首領はまだ虚無の牢獄にいるが、その真の帰還の日も迫っている、と。金沢と青森では暗闇大使に竜を操らせていた大首領が、自分自身がいる虚無の牢獄から自らが帰還する道となるはずの「竜の道(ドラゴンロード)」を通じて竜を送り込んだこと、新たな星系へ旅立つためのエネルギーを得るために全人類の生体エネルギーを竜に喰らい尽くさせるバダンシンドロームを急いでいることがその証左であり、大首領の巨大な力を力場として維持されている虚無の牢獄を大首領に代わって幽閉され維持するために最適の生贄も既に虚無の牢獄にいる。だから自分たちデルザーの使命は、一刻も早く竜を奪還しバダンシンドロームを発動させることだと説くマシーン大元帥。そこに空間転移してきた何かがガコォと音を立てて床に落下しガロガロガロンと転がる。それはヨロイ騎士の中空の頭部だった。遅れてボロボロの首無しのボディも出現する。1号ライダーにやられたが、竜はまだ1号の体内にありその肉体が喰い尽されるのも時間の問題だと報告するヨロイ騎士の頭部。ヨロイ自体が本体であり魂である自分は、大首領さえ帰還すれば再び復活させていただける、と言い残して、粉々に砕け崩れ落ち消滅するヨロイ騎士。行動を急ぐために立ち上がるジェネラルシャドウとマシーン大元帥。
炊き出しの準備をしながら、空を見上げ、良の消息に思いをはせるルミ。
ISS。船外マニピュレーターの操作練習をする、富士山麓の国際宇宙開発研究所から成り行きで同行することになった女性研究員ミシェル。ミシェルは保管庫に行ったきり戻ってこないジェラルドを呼びに行く。ISSからSPIRITS基地に連絡が入る。コンソールに突っ伏してうたた寝していたルリ子が目を覚まし、通信する。ディスプレイに映る沖 一也は、ライダーシンドロームのエミュレートが完了したと報告し、自らを社会から抹消しその恐怖を誰とも分かち合わずたった一人で作戦を隠蔽してきたカール博士の精神力を賞賛する。そして現在コンタクト可能な女神はラクシスだと言う。沖 一也とルリ子との会話から極秘作戦に内容を推測し騒ぎが収まらない基地内の科学者陣を、ルリ子が怒鳴りつける。スカイライダーも到着する前の想定外の順調な進捗に疑問を投げかけるルリ子に対し、懸念されていた大首領への情報漏洩はなかったのではないかと返す沖 一也。情報漏洩のせいで国際宇宙開発研究所からのスペースシャトル発進だけでも研究所員や目黒隊長の命が失われたことをなかったかのように話す沖 一也をニセモノだと気付いたルリ子は、そのことを追及する。その途端、人工的に作り出されていた沖 一也の映像が乱れ、ISSの保管庫内の様子が映る。そこには、巨大な怪物の触手かメカでできた植物かのような得体のしれない何かが蠢いていた。沖やセルゲイを呼び出すが連絡は取れない。
ISS船外、廃棄された人工衛星、デブリが何らかの動きを見せる。
ISSの保管庫の中で血を流して漂うジェラルドを発見したミシェル、エゴン、沖。セルゲイの悲鳴が聞こえたため、その場はエゴンに任せ、悲鳴のほうに向かう沖。金属とシリコンでできた触手のようなものに絡まれ捕らわれていたセルゲイを救出する沖。近くにあったノートPCのディスプレイ上に、犯人?からのメッセージが打たれていく。さらに多くの触手が沖とセルゲイを襲い、二人は全身を完全に包み込まれてしまう。ジェラルドの息があることを確認するエゴンだったが、ジェラルドはスパナを振りかざし襲いかかってくる。どうにか左手で防いだエゴンだったが、スパナを受けた左手を強く負傷し苦しむ。ジェラルドの右目があった場所の中ではメカの触手が蠢いていた。
死を受け入れよ人間――… この友人軌道衛星システムはこちらの管理下にある 我が名は王 この銀河系にある全ての強さの歴史を知る銀河の王だ 我は前の地球侵攻作戦に敗れその身も破壊されている これはそのリベンジだ お前達が起動させたキラー衛星を使って今一度地球を…
その時沖の全身を包んだ拘束を破って二つの腕が現れた。両手の手のひらが手首で合わされ回すように捻られる。丹田の位置で回転する光が金属の束縛をはじき飛ばす。メカによる拘束をすべて打ち破ってスーパー1が出現する。
・次号、センターカラー。
・11/17 27巻[通常版&特装版]発売。特装版同梱の別冊は、仮面ライダーX編を再構成した3部作の最終第3部『回せ!銀の回路』のカラーライズド・バージョン。
そう言えば、ヤングジャンプの11/12発売号、また新條由芽cです。よく出てますね。
ヨドンナの桃月なしこさんもね。先週のスピリッツに続いて、11/9(月)発売のヤンマガにも。