(7月6日追記)
てれびくん8月号が本日7/6発売です。
付録は『魔進戦隊キラメイジャー』魔進ローランドバーニングレッドVer.(てれびくん限定カラー)
この記事のSICファンさんコメントにて、TVくんほか掲載内容を頂いています。
(SICファンさん、いつもありがとうございます!)
(7月1日追記)
テレビマガジン8・9月合併号が本日7/1発売!
最強の敵はまさかの仮面ライダーアークワンでしたね(^^)
6戦士が揃ったキラメイジャー、ウルトラマンZはいよいよ登場朝倉リク&新たな怪獣など。
この記事のSICファンさんコメントにて、F王とHJHJの掲載内容を頂いています。
(SICファンさん、いつもありがとうございます!)
(6月20日追記)
テレビマガジンがAmazonで予約開始です。
(6月18日追記)
ホビージャパン、フィギュア王、てれびくん、宇宙船がAmazonで予約開始です。
(6月15日記事公開)
『仮面ライダーゼロワン』『魔進戦隊キラメイジャー』『ウルトラマンZ』などの新情報やおもちゃ情報。
コロナ禍の影響で、発売日の変動等あり、てれびくんとテレマガの発売日がまた違っており、テレマガは次号が「8・9月合併号」に。また、7/1発売予定だった宇宙船は8/3発売に延期になりました。
6月25日発売「月刊ホビージャパン2020年7月号」、6月26日発売「フィギュア王No.269」、7月1日「テレビマガジン 2020年8・9月合併号」、7月6日発売「てれびくん2020年8月号」、8月3日発売「宇宙船vol.169」が予約開始になりましたので。2020年6月下旬~7月上旬(&8月上旬) 特撮&ホビー雑誌情報をまとめておきます。
予告より
- 仮面ライダーゼロワン:ゼロワンの最強の敵、現る!ゼロツーVSアーク、クライマックス!
- 魔進戦隊キラメイジャー:最新ロボが登場!?
- ウルトラマンZ:ウルトラマンゼットのゲキアツバトル特大号!
月刊ホビージャパン2020年8月号
2020年6月25日(木)発売予定:月刊ホビージャパン2020年8月号
- 【巻頭特集】プロモデラーのガンプラ工作テクニック
月刊ホビージャパンでは毎月たくさんのガンプラ作例が掲載されています。その中で、この部分の工作方法をもう少し詳しく教えてほしい、など思ったことはありませんか?
製作したプロモデラーは当たり前のように工作していて、さらっとしか掲載されないことがあったりなかったり。次号ではそんなプロモデラーの工作方法にスポットを当てた特集をお届け。それぞれのモデラーが得意とするテクニックを深掘りします!! - 【注目連載】
●週末で作るガンプラ凄技テクニック
●ノモ研 野本憲一モデリング研究所
●S.I.C. HERO SAGA
●Tony’sヒロインワークス
●フィギュアJAPANマニアックス
●月刊工具 模型の入り口はいつの時代も工具から。
フィギュア王No.269
2020年6月26日(金)発売予定:フィギュア王No.269
【次号予告】 6/26(金)発売 269号
・新世紀GPX サイバーフォーミュラ
― 時代がサイバーフォーミュラに追いついた! 29年前に生み出された唯一無二の先進性 ―
1991年、F1ブームの真っただ中に生まれた『新世紀GPX サイバーフォーミュラ』。ただのブームに乗ったアニメではなく、実は現代モータースポーツを予見したかのような数々のテクノロジーと、リアルなレースを凌駕するほどのドラマが盛り込まれていた。あれから29年が経過してもなお、いまだレースアニメの金字塔として輝き続ける『サイバーフォーミュラ』。その魅力と今に迫る。仮面ライダーゼロワン「ダイナマイティングライオンプログライズキー」が付録てれびくん7月号が予約開始!オリジナル音声が公開
(SICファンさんコメント情報ありがとうございます!)
テレビマガジン 2020年8・9月合併号
2020年7月1日(水)発売:テレビマガジン 2020年8・9月合併号
出典:テレマガ公式サイト http://kodomo.kodansha.co.jp/telemaga/
<付録>
●超ほんかくガッチガチ!エアーバトル!(マレット2個と電動ディスク1個のセット)
<予告>
ヒーローたちのゲキアツ特集がいっぱい!
●仮面ライダーゼロワン:仮面ライダーゼロツー!
●魔進戦隊キラメイジャー:キラメイシルバー!
●ウルトラマンZ!
講談社の大島康嗣カメラマンが、今年の3月末で現役を引退されたそうです。
撮影休止中でしたが、今年の3月末で長い間ヒーローたちのスチールを撮り続けた、講談社の大島康嗣カメラマンが現役を引退されたそうです。
大島さんの名前は知らなくてもテレビマガジンや仮面ライダースナックのカードはみんなお知っている偉大な方です。
本当に長い間の現役ごくろうさまでした。— 特撮・國米修市 (@q8zAatKz0LbC1yX) June 6, 2020
2008年に開催された「石ノ森章太郎 生誕70周年記念 特撮英雄(ヒーロー)展 仮面ノ世界 マスカーワールド」では、取材もさせて頂きました。
ずっと「テレビマガジン」を買い続けているのは、大島康嗣カメラマンのスチールを見られるから!でもありました。
長い間本当にありがとうございます!!!
てれびくん 2020年8月号
2020年7月6日(月)発売予定:てれびくん 2020年8月号
出典:てれびくん公式サイト https://televi-kun.net/
<付録>
●魔進戦隊キラメイジャー:魔進ローランドバーニングレッドVer.(てれびくん限定カラー)
<予告>
●仮面ライダーゼロワン:ゼロワンの最強の敵、現る!
●仮面ライダーゼロワン:ゼロツーVSアーク、クライマックス!
●魔進戦隊キラメイジャー:最新ロボが登場!?
●ウルトラマンZ:どこよりも詳しいウルトラマンゼット最新特報!
●ウルトラマンZ:ウルトラマンゼット、ゲキアツバトル特大号!
宇宙船vol.169
発売日が7月1日から8月3日に延期されました。
『仮面ライダーゼロワン』、『魔進戦隊キラメイジャー』『ウルトラマンZ』大特集号!
巻頭特写企画「DETAIL OF HEROES」ではクラマックスに突入する人気作品『仮面ライダーゼロワン』に登場する最新仮面ライダーを撮り下ろし。ディテールの隅々まで撮影し掲載。
『魔進戦隊キラメイジャー』も大紹介! 人気の秘密に迫ります。
6月20日より放送開始の『ウルトラマンZ』を大紹介!キャスト、スタッフインタビューを掲載。
Comment
大島さん引退ですか・・
寂しいけれど仕方ないですね、今までお疲れ様でした!
ゼロワンの次の仮面ライダーが決まりました。
「仮面ライダー聖刃(セイバー)」
です。登録商標でやっと出ました。念のため、鎧武外伝に出たのは「セイヴァー」で、ちょっと混乱しそうです…。
キラメイジャーの方は、シルバーの魔進ドリジャンが変形した「ギガントドリラー」です。「伝説の4巨人」の3体目ですね。
F王からです。今月もHJはフラゲ不可でした。残念ながら今月号も仮面ライダーの放送リストは掲載されず。端から掲載できないと見込んでいたということでしょうか、遂に誌面レイアウト上も放送表のスペースがなくなってしまいました。先日の放送が小数点付きの#35.5だったくらいですから、やむをえないですかね。しかし戦隊のほうは復活です。ホッとします。
表紙はF王には珍しくナマモノ。いのまたむつみデザインのオリジナルレースクイーンコスチュームのえなこ(コスプレヤー)を配した、実物大サイバーフォーミュラです。
【ゼロワン】 特筆すべき情報無し。
【キラメイジャー】
・07/05 第13話 (タイトル未定) 荒川稔久、加藤弘之
・07/12 第14話 (タイトル未定) 下 亜友美、加藤弘之
・07/19 第15話 (タイトル未定) 金子香織里、竹本 昇
・07/26 第16話 (タイトル未定) 井上テテ、竹本 昇
・クリスタリア宝路は、女子を気軽にデートに誘える小粋な男。「今度街で会ったらワンダーデートしようぜ!」
【ウルトラマンゼット】 こちらにも坂本監督参戦!
・ゲネガーグ襲来を機に、地球で眠っていた怪獣が活性化、各地で被害が相次ぐ。
・ストレイジの特殊車両ステッグは”STORAGE EGG”の略で”STEGG”。ベース車はトヨタのコンセプトカー「LQ」。
・07/04 第 3話 「生中継!怪獣輸送大作戦」 吹原幸太、田口清隆
トンネル工事中の山に眠る古代怪獣。これを無人島に輸送すべくストレイジの大作戦が始まる。ギガス登場。
・07/11 第 4話 「二号ロボ起動計画」 鈴木 智、辻本貴則
特空機二号ウインダムはエネルギー充電に問題があり起動しない。そんな中、地底から怪獣が現れ…!
特空機二号開発予算獲得のために予算会議に提出される「SC-1 SEVENGER」の劇中資料、掲載。
・07/18 第 5話 「ファースト・ジャグリング」 中野貴雄、辻本貴則
アラスカ北部で発見された、約3万年前の氷河期のものと見られる謎の古代石器の分析を進める、日本の帝都山大学人類学研究所に、ペギラが出現。ヨウコがウインダムで出動する。
・07/25 第 6話 「帰ってきた男!」 林 壮太郎、坂本浩一
特空機の模擬戦の最中、謎の機械生命体が飛来! さらに、ゼットとは異なる姿をした巨人が出現する!
ゼットランスアローを振るうベータスマッシュの姿あり。
〈ウルトラマンヒュージョンファイト〉
・ゲームオリジナル形態「グランセイバードゼロ」登場。
・「ウルトラアクセスカード レイト Ver.」店頭配布キャンペーン開催。小学生以下は6/27より、全年齢対象に6/28より。DXウルトラゼットライザーで「グランセイバードゼロ」変身音声を発声させるために必要なアクセスカード。
【GARO -VERSUS ROAD-】
・大量の陰我を吸収したガロの鎧から溢れるダークメタルから伽堂アザミが生み出した、闇のガロとも言うべき「ベイルの鎧」。「ベイルの剣」は蛇腹状で伸縮自在。デザイナーの高橋 健のコメントとともにデザイン画掲載。
【フィギュア・玩具】
《バンダイ》
・DXゼットランスアロー ¥4,180 7/18
・ウルトラヒーローシリーズ 76 ウルトラマンゼット ベータスマッシュ ¥660 7月上
・ウルトラ怪獣シリーズ 各¥660 ①121 セブンガー ②122 ゲネガーグ 発売中、③123 ネロンガ 6/27、④124 ウインダム 7月中
《バンプレスト》
・英雄勇像 仮面ライダーゼロワン ライジングホッパー 7月展開開始
《BANDAI SPIRITS》
・F王の記事ではありませんが、IMAGINATION WORKSというシームレス素材を活用した1/9スケールの新ブランドについて。孫悟空が10月発売ですが、去年の魂ネイションのIMAGINATION WORKSコーナー(撮影禁止の新プロジェクト紹介コーナー)では、この孫悟空と並んでULTRAMAN SUITが展示されていました。
《メディコム・トイ》
・MAFEX SPIDER-GWEN (GWEN STACY) ¥10,780 4月予 フード付きマスク頭部も表情2種、素顔頭部も表情2種。ウェブパーツ付属。SPIDER-HAM(豚の能力を得た蜘蛛のパロディキャラ)フィギュア付属。
・MAFEX HUSH ¥9,680 4月予 包帯を巻いた頭部の他に二代目ロビンヘッドも付属。拳銃2種、バットラングほか小物も複数付属。
《タカラトミー》
・トランスフォーマー スタジオシリーズ SS-EX スキップジャック ¥4,950 11月下 受注締切:7/7 13時 タカラトミーモール限定
《コトブキヤ》
・ARTFX ロキ -AVENGERS- ¥21,780 11月予
・ARTFX PREMIER キャプテン・マーベル ¥18,700 11月予
・HORROR美少女 レザーフェイス ¥14,080 11月予
・DC COMICS IKEMEN ジョーカー Limited Edition ¥11,000 発売日未定
《プライム1スタジオ》
・ミュージアムマスターライン 『JOKER』 ジョーカー 通常版/ボーナス版 ¥157,190 4~6月予 左右ハンドパーツ2種、小物9種、付属。早期予約特典付きのボーナス版には、ピエロマスクも付属。
《プレックス》
・激造シリーズ ゴジラ トレーディングフィギュア 全6種 10月予 (販売代理店:アートスピリッツ) ゴジラ(2019)、ゴジラ バーニングVer(2019)、モスラ幼虫(2019)、モスラ成虫(2019)、ラドン(2019)、キングギドラ(2019)、
《エヴォリューショントイ》
・HAF メタルダー ¥9,680 9月予
【映画紹介】
・『悪人伝』『MOTHER マザー』『WAVES/ウェイブス』『追龍』
【次号予告】 7/29(水)発売 270号 ¥1,091+税
・日本凱旋35周年記念 トランスフォーマー特集
大ヒットを記録したトランスフォーマーが日本に凱旋帰国を果たした1985年7月から、ちょうど35年。フィギュア王にトランスフォーマー特集が帰ってくる!! Netflixにて配信予定の新作アニメも大フィーチャー!! 最新シリーズの持つ現代的なデザインの魅力に迫ります!!
HJ 8月号より。
【キャラクターモデル】
・スーパーミニプラ ビクトリーロボ&グランドライナー テストショット撮り下ろしレビュー!
スーパーミニプラ 緊急合体 ビクトリーロボ ¥1,000 全5種 7月予
スーパーミニプラ 連結合体 グランドライナー ¥12,000 7月発送予
スーパーミニプラ 「スパイダーマン」東映TVシリーズ レオパルドン ¥4,500 8月予
・「腐海の森の見張り番」 ディオラマ製作・文:竹谷隆之、造形協力:磨田圭二朗、谷口順一、福元徳宝
千値練 ノンスケール彩色済ABSモデル タケヤ式自在置物 風の谷のナウシカ「大王ヤンマ」 ¥27,000 7月予
【S.I.C.】
《HERO SAGA》MASKED RIDER DEN-O 『ロスト・トレイン』 Ep.14「エターナルトレイン」
・昭和ライダーの消滅は、昭和ライダーが最終決戦に臨むこと「だけ」を避けたかった男の望みをイマジンが叶えたことによる事件だった。誰よりも昭和ライダーの勝利を確信していたが故に、必然的にその後に訪れる彼らとの別れを避けたかった男。オーナーの配慮により、10人の昭和ライダーはその男が高齢となり入院している病室を訪れる。『ロスト・トレイン』完結。
・作例:昭和ライダー(10人)
《S.M.H.》
「S.I.C.コロセウムスペシャル 仮面ライダーファイズへの道 2」 彩色師・広瀬裕之(デコマスラボ)スペシャルインタビュー
・S.I.C. 仮面ライダーファイズ ¥12,000 10月予 オリジナルファイズギアであるアタッシュケースの構造、ギミック等の詳細解説。
【ULTRAMAN SUIT ANOTHER UNIVERSE】(STORY:長谷川圭一、設定協力:谷崎あきら)
・第八話 虚無(ゼロ)の筐体
表面に「ULTRAMAN SUIT Ver.0」という文字が読める鋼鉄の甲冑。決して動くはずの無かった「それ」は、立ち上がり、おぼつかぬ足取りでゆっくりと歩き出す。柔らかい女声により現在位置が告げられ、目的地へのナビゲーションの開始が告げられる。それは、甲冑に内蔵されたシステムが、本来であれば甲冑を装着している主に告げる音声だった。「それ」は、数年間放置されていた地下エリア第5層B2ブロックから目的の部屋への移動を始めた。
一か月前の戦闘の結果、巨大な入り江となった上海湾中央の海上には、1km四方のプラットフォームが築かれ、千人近い作業員が働いていた。その下には、爆心地=グランドゼロの残存エネルギーを観測する装置という名目で「グランドーム」と呼ばれる設備が建設されていた。それは、まだ残存している時空の歪みを何層もの電磁バリアで封印したものであり、さらに異なる目的が隠されていた。その様子を現地で監視する諸星に、諸星を科特隊員だと見透かした一人の青年作業員が話しかけてきた。科特隊員であることをあいまいに誤魔化す諸星だったが、その青年は、お構いなしにセブンと知り合いなのかと問いかけてくる。セブンは自分の憧れ、自分のヒーローだと一方的に興奮しながら。そんな青年を、アンナと呼ばれる同僚の女性作業員が制止し、連れ去っていく。諸星は去って行った青年作業員の素性を無線でオペレーターに確認する。薩摩次郎、22歳、超一流のタワークレーン操縦士で、常に一番高いクレーンを担当したがる変わり者とのことだった。
科特隊では、井出が進次郎と北斗に上海での今後の展開を説明していた。上海に出現した時空の歪みは拡大傾向にあり、さらに歪みの向こう側からは侵略の意図が推測できる有意性のある波動や粒子が観測されている。科特隊はグランドームの上に全高800mのピラミッドを建設しようとしていた。表向きには上海復興のシンボルとなるが、それは異界からの侵略に対する第一防衛線であり、時空歪曲点の閉塞・正常化の方策を探求するための拠点であった。ウルトラマンスーツ適合者による異界への突入(ダイブ)・迎撃まで想定したその基地は、「ダイブハンガー」と名付けられていた。上海でガタノゾーア復活阻止のために共に戦ったダイゴは、進次郎に「闇は…更なる深い闇を呼び寄せる」という言葉を残して、TIGA SUITとともに既にいずこかへと姿を消していた。進次郎はダイゴの言葉を噛み締める。その時緊急アラートが鳴り響き、転送制御室での異常事態発生を告げる。
井出、進次郎、北斗が転送制御室に到着する。機材搬入用リフトから転送制御室に侵入した者がいるらしい。到着した井出が転送制御室のロックを解除、銃を持った警護要員が室内に突入する。その中には全身ガンメタルの見たことのないウルトラマンスーツを装着した者が立っていた。井出のみはそのスーツに見覚えがあるようだった。北斗が一瞬のうちにそのスーツに組み付き、マスクのフェイスガードを強引に跳ね上げる。そこには何も無かった。スーツの中は空洞のままだったのだ。振り飛ばされた北斗を進次郎が受け止める。スーツはマスクを閉じ、自分自身の転送操作に入った。過負荷で火を噴き室内に白煙が充満する中、スーツは転送され姿を消す。井出は呆然と「なぜ今、バージョン0が……?」と呟く。
上海、グランドーム上部のダイブハンガー建設現場に突如、ガンメタルのウルトラマンスーツが出現した。それを目撃した諸星が愕然とした時、科特隊本部ではグランドーム内の重力変動を観測していた。執務室に残っていたゼットン星人エドが呟く「……始まったか」。
科特隊員と思われる男にセブンのことで絡んだ後、タワークレーンの操縦に戻っていた次郎は、地上のアンナと通話しながら違和感を感じ計器をチェックしたが異常はなかった。その時、次郎のクレーンの真下のグランドームの表面に張っていた氷に亀裂が入る。間もなく緊急事態を告げるサイレンが鳴り響き、クレーンが大きくたわみ軋み始める。次郎は安全ハーネスをまとうと床のハッチを開き、ハーネスのフックを墜落防止ケーブルのスリーブに接続して、クレーンが左右に揺れる中、地上への梯子を降り始めた。脱出を急ぐ次郎の体を真下からの波動が揺らす。するとグランドームは木端微塵に破裂、複数の黒い影が内部から現れると建設中のダイブハンガーに光弾を放ち攻撃する。揺らぐタワークレーンに、危うく落下しそうになった次郎が片手で梯子を掴んだ時、敵の群れに飛び込んで行くセブンの姿が見えた。
先刻のトラブルによりスペシウムソードの転送が間に合わず、セブンはスローイングナイフの投擲と徒手空拳で応戦する。ようやく転送されるスペシウムソード、セブンが両断した敵の断面は初めて見る構造をしていた。敵は遠距離からの光弾での攻撃に戦法を変え、セブンが近接戦を図るとスペシウムソードも通じないドリル状の腕を有する個体が前面に立ち、その攻撃を防いだ。科特隊、執務室に戻り現地をモニタリングする井出や進次郎たち。井出は、異界獣でもない新たな敵をローマの軍団兵になぞらえ「レギオノイド」と呼んだ。
ダイブハンガー建設用プラットフォームの避難通路が破壊され、逃げ遅れた作業員がプラットフォームに孤立しているのを見た次郎は、今度は猛然と梯子を昇り始めた。次郎は、クレーンの操縦席に戻るとクレーンを操作してアームを大きく激しく揺らす。クレーンタワーがゆっくりと傾き始める。続けてアームを竹刀の素振りのように振り下ろすと、ワイヤー先のフックがタワークレーン下層部の鉄骨に掛り固定された。その勢いで倒れるタワークレーン。操縦席から飛び出した次郎はアームの上を全力疾走し、アーム先端から伸びるワイヤーにハーネスのフックを掛けるとプラットフォームに向けて滑走した。倒壊したタワークレーンは避難通路の崩落部分に鉄橋のように立てかかった。アンナに促されクレーンタワーの鉄橋を渡って非難する作業員たち。バージョン0スーツのカメラはその一部始終を捉えていた。
セブンが最後のレギオイドを斬り伏せた時、グランドーム残骸の奥底から、巨大な陣羽織をまとったような姿の指揮官然とした個体が、十数体の新手のレギオノイドを率いて出現した。指揮官個体が何らかの言語を発する。科特隊本部が翻訳を試みるが、それより先に敵が地球の言葉を習得し自らを「アイアロン」と名乗った。アイアロンの鋼鉄の身体にはスペシウムソードも通じなかった。
最後に残った次郎とアンナ。レギオノイドの放った光弾の炸裂に巻き込まれ、アンナが足を鉄骨に挟まれる。手近な鉄筋を差し込み鉄骨を持ち上げようとしていた次郎だったが、さらなる光弾の着弾によって大きく吹き飛ばされた。宙を舞いながら走馬灯が巡る次郎。今は亡き父も、大規模土木作業に従事していた建設作業員だった。小学生の頃、父も従事し開通したばかりのトンネルを眺め「僕も作る、すごく大きな夢のお城!」と父に向かって宣言した記憶がよみがえる。次郎が最期を覚悟した時、上空から迫る人影が見えた。「……ウルトラマン……?」
逃げ遅れた作業員の最期を一瞥したアイアロン、その怪力はセブンのスペシウムソードを押し返し、ソードの刃がセブンの喉元に迫る。更に周囲のレギオノイドも包囲網を狭める。その時、飛来した二つの刃がレギオノイドの軍勢を切り裂くと、飛来した方向へとブーメランのように戻っていった。その方向、逃げ遅れた作業員が巻き込まれた爆発の炎の中、鉄骨の上に立っていたのはバージョン0スーツだった。戻った二つの刃をキャッチし、頭部へと戻すバージョン0。ガンメタル一色だったスーツの表面が、輝く銀と鮮烈な赤と颯爽たる青の三色に変化する。バージョン0は顔を上げると跳躍する。
・スペシャル対談 青柳尊哉×清水栄一
・青柳尊哉×只野☆慶 コラボ作例 青柳尊哉が線画に彩色したものに基づいた、ジャグラーカラーのULTRAMAN SUIT
・ULTRAMAN SUIT プラモデルコンテストスタート
【洋画情報】(「SF MOVIEハイスピードNEWS!!」より)
・シューティングRPGの実写化『ボーダーランズ』始動。アヴィ・アラド(『スパイダーマン』シリーズ、『ヴェノム』等)&アリ・アラド親子によるアラド・プロダクションとライオンズゲートが共同で担当。キャスティング交渉開始。
・『ラビリンス/魔王の迷宮』の続編の監督に、『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』の監督を降板したスコット・デリクソンが就任。
・『インディ・ジョーンズ』第5作の後任監督は、ジェームズ・マンゴールド(『LOGAN/ローガン』『フォードvsフェラーリ』等)に確定。脚本もリライトされる見込み。公開日程は1年延期され22年7月に。
・『ジャスティス・リーグ』は、撮影やVFX等の作業がほぼ完了した段階で、愛娘を亡くした心労で離脱した監督ザック・スナイダーの後を受けて、ジョス・ウェドンが取りまとめたものだった。その結果お蔵入りとなったシーンを復活した『スナイダー・カット』の配信公開が決定。ステッペンウルフを凌ぐ最凶のヴィラン「ダークサイド」(演:レイ・ポーター)の登場も期待されている。
テレマガとTVくんが同日発売だからこそTVくんだけを買って満足できていたことを思い知らされます… 最新情報はこちらのサイトで補完させていただきます。【月刊ヒーローズ】8月号からです。
表紙:トライチェイサー?を駆る仮面ライダークウガ マイティフォーム。
《仮面ライダークウガ》
・EPISODE.66 飛翔:
夜の運河を走る小型艇の上、橋を渡らずに運河をバイクで飛び越える五代。また、ビルの玄関をバイクでぶち破り、裏口をぶち破って出て行く。桜子をさらって飛行するブウロ怪人態を、できるだけ直線で追う五代。もう二度と大事な人を失いたくないという思いが強い。五代の行く手を三頭立ての馬車がふさぐと、軍服姿の男ガドルが降り立ち、「これ以上奴を追えばお前はあの女を失うことになるが、お前が立ち去ればあの女は無傷で返す」と言うと五代の肩に手を置いて「約束しよう」と続ける。五代はガドルの言葉に嘘が無いことを直観的に理解するものの、いきなりバイクのアクセルをふかしウイリーでガドルに突進する。ガドルは平然と片手でバイクの前輪をつかみバイクごと五代を投げる。投げられたまま空中でクウガに変身した五代は馬車の側面を蹴って反転し、その勢いのままにガドルに背後から殴りかかる。ガドルは人間態のまま平然と振り向いて片手でクウガの頭部を押さえ一撃で道路に埋まるほど叩きつける。気を失ったクウガを見下ろし「相手の力を測れぬとは― 未熟……! 今がゲゲルでないことを喜ぶがいい」と言い捨てると馬車で去る。
しばらくして意識は戻るもののダメージで起き上がることもできない五代は、携帯で一条に桜子救出を依頼する。しかし一条は、渋谷で右耳狩りを行うベミウ人間態と板橋で走行中の列車を正面からハンマーで殴って転覆させているバベル人間態に対策班が手一杯であることを告げ、捜査員を派遣すると伝える。五代は覚悟を決め、ふらつきながらもどうにかバイクにまたがる。
ブウロは、ミイラ化してベッドに横たわるバルバの横に、桜子を横たえる。バルバの体から無数のバラの枝が伸び桜子に向かう。そこにガルドが戻り、クウガとその仲間の邪魔は入らないと宣言する。桜子の全身に巻きつくバラの枝、徐々に若返っていくバルバ。ベミウに立ち向かう一条たち、バベルに立ち向かう杉田たちだが、ベミウとバベルのもとにバルバ復活を告げるバラの花びらが舞う。陽動の必要がなくなったことを知り、姿を消すベミウとバベル。
ふらつきながらバイクを押す五代の前に桜子が現れる。よろめく桜子を抱き止める五代。五代は桜子の無事に涙を流す。
グロンギが潜む屋敷。復活したバルバが中庭を臨んで椅子に座っている。バルバの足下からは全周にバラの枝が伸び多くの花を咲かせている。そこに現れたブウロに「世話になった」と礼を言うバルバ。そして「待たせてしまったな」と言いながら、自分の指輪から突き出す尖った宝石の先端のようなものをブウロのバックルに突き刺す。ゴ・ブウロ・グのゲリザキバス・ゲゲルが始まる。
《ULTRAMAN》
・第99話…その名は遠い銀河から:
異星人街の街角。怪獣態で歩くレッドの目に路上のテーブルで酒を飲んでいるジャックが目に留まる。「暗黒の星」によるNYテロ事件以来、異星人の地球人への不満が膨れ上がっている中の大胆な行動を、レッドは不審に感じる。極めて重要な用件で井出から招集を受けたジャックは、それにレッドを同伴しようと異星人街を訪れていたのだった。断るレッドだったが、ジャックは、異星人と地球人との紛争に東光太郎を巻き込んだのがアダドとレッドである事実を自分は見逃せず、レッドにはその責任を取り続ける必要があると主張する。しぶしぶ説得されるレッド。
日本、夜、ビルの屋上。手すりに腕を置き、煙草をふかす遠藤。その後ろに浮かぶ初代ウルトラマン/ベムラーにも、ヤプーからなのか、井出による招集への参加を促すハヤタからの伝言が伝えられる。自分は行かないほうがよい、話の内容は後で伝えてもらえればよい、気遣いには感謝する、というハヤタへの伝言を伝えて通信を切り、遠藤からの相談の続きを聞こうとするベムラー。ベムラーから遠藤にレナの本名が「マリー」だと推測されることが告げられる。ベムラーは遠藤の肩に手を置き、「マリー」という名は自分の星にもあり、とても美しい名だと語る。レナは「マリー」という柄ではないと言う遠藤、ベムラーとの会話は続く。
夜の科特隊本部内ロビー。ヤプーからの折り返し連絡があったのか、ベムラーの不参加を近くにいたアダドに告げる北斗。そこにジャックと人間態のレッドが現れる。レオとアストラが彼らを呼びに来る。室内に入るウルトラマンと異星人たち。全員が入室したらドアが閉じたその部屋は、何も存在せず無限の広さの空間となり、そこは盗聴防止のために次元的に隔離された空間だと言う。その中でもひとり椅子に腰かけているゼットン星人エド、そして、井出、ハヤタ(父)、進次郎、諸星、光太郎、レオ、アストラ、北斗、アダド、ジャック、レッドが一堂に会する。エドが立ち上がり語り始める。まずは、自分が星団評議会の最高議長でありながら素性を偽り科特隊協力者として地球にいる理由から―
《東島丹三郎は仮面ライダーになりたい》
・第24話 恐怖!蝙蝠男:
カラー扉:メイド姿のユリコ&ユカリス&二葉。
戦闘員となった暴力団員・中尾が目を覚ますと、警官ふうの男たちから「逮捕だ!!!!」と言われ、驚く。手下の三人がバイトの警備員の制服に着替え、ふざけただけだった。中尾は手下たちにバイトを続けて堅気になれと言うが、手下たちは中尾と自分たちで組を立て直すという意志が固く、それまでは自分たちが働いてアニキを支えると言って出かける。
彼らの今夜のバイトは、アイドルイベント「アイドルごった煮祭」の警備。そこに、短めの髪に目が細く、細身に上下・黒ジャージの男が現れ、止める警備員を軽く一撃で張り倒しながら、平然と関係者以外立入禁止のエリアへと進んで行く。その男はアイドルグループの大部屋楽屋に入ると、「イイねぇ… いただきます」と言い、近くにいた着替え中のアイドルを引き寄せてその首筋に噛みつく。次から次へとアイドルの首筋に噛みついていく男は、その姿を蝙蝠男へと変える。失禁し涙を流し腰を抜かすアイドルたち。アイドルグループのうち「コンバットガール」の三人はもともとショッカー戦闘員だった。蝙蝠男は、女戦闘員三人に、自分の直属にしてやる、戦闘力も増すぞ、と言いながら、自分の腕を噛む。蝙蝠男に従う女戦闘員三人は、腕から蝙蝠男の血をすする。不審な男を追ってきた暴力団員バイト警備員三人組は、思わぬショッカーとの遭遇に一目散に逃げ出す。蝙蝠男は、「コンバットガール」だった三人の女戦闘員に、逃げた警備員三人組の殺害を命じる。
蝙蝠男に噛みつかれたアイドルは蝙蝠男の下僕となり、周囲のアイドルを襲い仲間を増やしていく。さらに、ステージ上のアイドルや観客までも襲い、会場全体を支配下に置く蝙蝠男。こうして会場単位で確保した人間は後に全員戦闘員に改造するのだった。いつの間にか蝙蝠男の傍らに立っていた蜘蛛男・雲田は、蝙蝠男に「あんまり…派手に動くな」と忠告する。「本気で警戒されたら人間は手強いぞ」と。その言葉に対し蝙蝠男は反論する。日本人全員をショッカーにし、そして世界中の人間を一人残らずショッカーにして世界征服する、その暁には美女全員を自分がもらう、と。そんな蝙蝠男を雲田は「中二病」だと揶揄する。
自宅でカップラーメンを食べていた中尾のところに、「殺されるー!!!!」と警備員服の三人の手下が駆け込んでくる。追ってきた女戦闘員に向かい自分も戦闘員に変身し仲間であることを主張する中尾だったが、蝙蝠男の血を吸って牙を生やした三人の女戦闘員はお構いなく中尾/戦闘員にも一斉に蹴りを放つ。二階の窓から地上に跳び下りて逃げる四人、追い駆けてくる三人の女戦闘員。逃げきれないと悟り一人で女戦闘員を迎え撃つことを覚悟した中尾/戦闘員だったが、その顔面は横から蹴り飛ばされる。「出たなショッカー」それは先日も中尾/戦闘員をノックアウトした仮面ライダーのお面を付けた男だった。
たまたま仕事帰りにベンチでひとり弁当を食べていた東島丹三郎の前に中尾/戦闘員が逃げてきたのだった。三人の吸血鬼女戦闘員が東島の背後からその背に一斉にキックを浴びせる。ふっ飛んだように見えた東島だが、踏みとどまると、振り向きざまに中央の女戦闘員の顔面にライダーパンチを放つ。殴られた女戦闘員は、吹っ飛んで頭部を道路にぶつけ、さらにはずんで転がっていく。反転しダッシュしながらもう一人の女戦闘員の顔面にもライダーパンチを放つ東島。鼻ごと顔面を潰されて、ひっくり返り頭部を道路にこすりながら吹っ飛んでいく女戦闘員。恐怖に涙を流す最後の女戦闘員の顔面にもすかさずライダーパンチを食らわせて倒す東島。
変身を解いた中尾は、東島に、ショッカーに命を狙われているので自分と手下三人を東島の家に匿ってくれと頼む。四人を受け入れた東島。家具一つ無い東島の自宅に驚く四人。
・6巻 8/5発売。
《次号》
・7/31(金)発売。『ULTRAMAN』連載100回記念特集号。表紙&カラー付き。プレゼントやスペシャル企画も。
【月マガ】7月号より。2020年もあと半年ですね。
・新仮面ライダーSPIRITS(連載第127話):
バダンの巨大豪華客船爆弾の大爆発により崩落した阿修羅谷で、脱出ルートを探って彷徨うSPIRITS先遣隊・第10分隊。脱出が困難を極める中、気を失ったままの再生カニロイドを背に縛り付けて運んでいるウェイ・ペイに、仲間からの反発が集まる。ウェイ・ペイは、カニロイドに移植されている少年の保護が目的で、その少年の頭部の針の施術にも興味があるという弁解をするが、ベイカーに、バダンに恨みしかないこの連中は戦闘になった途端にウェイ・ペイごと攻撃をしかねないし、そうなったら自分ですらウェイ・ペイごと攻撃する側に回る、と忠告される。何の意図があるのか、潜んでいるニードルが密かに一本の針を放ち、SPIRITS第10分隊が登攀しようとしていた氷壁が崩落する。別ルートからの氷壁登攀を続ける第10分隊。ウェイ・ペイの背の、意識の戻らない秀/再生カニロイドを見つめながら、「面倒なことになりましたね…」と呟き姿を消すニードル。
廃墟の街でヨロイ騎士戦闘員の集団に襲撃され変身した本郷だったが、自分の姿が「旧1号」であることに驚く。戦闘になるが、ヨロイ騎士戦闘員にすら致命傷を与えることができず、戦闘員たちは起き上がってくる。バイクにまたがり脱出を図る旧1号だが、バイクも新サイクロンには変形しない。その進路にヨロイ騎士の剣が刺さる。バイクテクニックでどうにかそれをかわし逃走する旧1号。ジェネラル・シャドウからの何らかの報告の正しさを確信したヨロイ騎士は配下に追跡を指示し姿を消す。街角に潜んでいた謎の男 ― 顔の上半分に重装備のハイテクゴーグルを装着し、背に大きな荷物を背負い、防寒服の上にベスト型のジャケットの姿。本郷/1号を観察していたその男は傍らのオフロードバイクに跨りアクセルをふかす。立花藤兵衛が仕掛けた発信器の追跡ができるのか、バイクのナビ画面に位置移動が表示される。「仮面ライダーが逃げた…? そんな事ある訳ないでしょ」と呟きながらバイクで出発する謎の男。
岩石大首領のコアも蒸発させたバダンの客船爆弾の爆発の中の出来事。岩石大首領と一体化していた、ようやく実体化に成功した唯一の竜が狼長官から得たプラズマを放出しきって消滅してしまうのを防ぐため、大首領は、既に大きく破損していた擬態村雨ボディの放棄を決心していた。擬態村雨ボディを竜に与えた上で、擬態村雨のコアとなっているメモリーキューブ内に竜を格納しようとする。両手・片足を自ら切断して擬態村雨に提供していたジェネラル・シャドウの手足が解放され、大首領の指示により、メモリーキューブを保護する防護壁をカードで形成していた。擬態村雨/大首領にとどめをさすべく最後まで戦場から脱出していなかった1号は、その様子を観察し、メモリーキューブにライダーキックを放つ。ライダーキックが、シャドウによるトランプバリアを突破しキューブにヒットした結果、竜は、キューブのあった位置に入れ替わって存在していた1号の破損した左目の中に吸い込まれていった。
闇にとざされた空間。ジェネラル・シャドウが両手と片足を回収し結合する。竜と大首領のいきさつを磁石団長に説明するシャドウ。そこにマシーン大元帥が現れ、ヨロイ騎士から竜が1号の体内にあるという報告を受けたことを伝える。シャドウは語る。竜は、1号の体内の人工部分を駆け巡りながら、消滅しまいと1号のエネルギーを奪い続ける。それに1体の改造人間がどこまで耐えられるものか、と。その間にメモリーキューブの修復を急ぐべきだと発言する磁石団長だったが、マシーン大元帥は近付いている大首領の現世への帰還を待てばよいと磁石団長の言を否定する。マシーン大元帥の額のランプが明滅し、彼らが立っている場所が動き始める。彼らは岩石大首領の顔面の上に立っていたのだった…
阿修羅谷が大崩落を始める。慌てて退避する第10分隊。ヘリから第10分隊の生存確認を急ぐ滝。崩落する阿修羅谷の底から、巨大な島が浮かび上がり、空中に浮遊する。一文字にはその姿に見覚えがあった。―それはかつて七人で挑んだ決戦の際に岩石大首領が埋まっていた「奇岩山」が真っ黒に染まった姿だった。マシーン大元帥が、黒い岩石大首領を形成していた黒いピラミッドの破片を自身のピラミッドを操る能力によって再構成して造り上げた、デルザー軍団の新たなる移動要塞だった。コアを失ったため自律はしないものの、奇岩山が空中を移動し始める。ようやく滝とウェイ・ペイとの通信がつながる。閉じ込められていた氷壁を棍で破壊したウェイ・ペイがそこに見たのは空。これがニードルの狙いだったのか、第10分隊は、避難していた一帯の氷塊ごと空飛ぶ黒い奇岩山に取り込まれていたのだった。「中と外からの挟撃作戦か…悪くねえ」と一文字。一文字、風見、神、アマゾンは地上からバイクによる奇岩山の追跡を開始する。
・7/17(金) 発売、26巻の特装版には、仮面ライダーX編を再編集した三部作のうちの第二部『倒せ! 銀の巨人』のカラーライズド・バージョンが別冊同梱。
TVくん 8月号からです。蛇足ながら今月もアップさせていただきます。誌面の内容が普段通りに戻った感じがします。
【仮面ライダーゼロワン】
・他の仮面ライダーを圧倒し続けるアークゼロ。遂にゼロワンとサウザーが共闘に至る。メタルクラスタホッパーとサウザーとの同時攻撃により、ようやくアークゼロへの勝利を確信したとき、アークゼロは更なる姿、アークワンへと変貌する。対抗するゼロワンもゼロツーへとバージョンアップするが、なおアークワンの強さは圧倒的で、ピンチは続く。
《仮面ライダーアークワン》
・人口知能アークが実体化した「仮面ライダーアークゼロ」が、アークドライバーワン×アークワンプログライズキーで変身したパワーアップ形態。その戦闘力は計り知れない。
・アークゼロを白のプロテクターが覆ったような姿。アークゼロの各部にあったパイプはすべて露出しなくなっている。肩~胸部の正面には赤いX型のストライプがある。人工衛星アークに似た形状を残している左顔面は、露出したまま。アークドライバーワンも、アークドライバーゼロを白い外装が覆った、いかにも変身ベルト然とした形状。
《仮面ライダー亡》
・ヒューマギア・亡が、ニッポンオオカミの戦闘能力を宿す「ジャパニーズウルフゼツメライズキー」を滅亡迅雷フォースライザーにセットすることで変身する。
・黒いベーススーツ上に、胸部以外は雷(イカヅチ)に似た形状の白銀のプロテクター。頭部は青い目に白銀の左右非対称のフェイスガード。
・戦闘時には両手の甲から四本の鋭く長い爪を伸ばして武器とする。超高速で敵を攻撃する。
《その他》
・天津 垓は、飛電インテリジェンスの製品だったロボット犬「さうざー」にだけは愛情を注いでいた。
・天津 垓が仮面ライダー亡に衣服を全て切り裂かれて判明した事実。それは着用している下着(ボクサートランクス)もZAIA製であったこと。
・天津 垓に買収された飛電インテリジェンスにも大騒動が起きる。
《次号予告》
・クライマックス大スクープ!
・衝撃の新ヒーロー登場!!
・本物付録「装動 仮面ライダーゼロワン ホッピングカンガルー」。手パーツは左右とも握り手と開き手の二種あり。
【魔進戦隊キラメイジャー】
《キラメイシルバー》
・キラメイシルバーはガルザとも互角。
・クリスタリア宝路のキラメイジャーユニフォーム姿、披露。
・クリスタリア宝路はかつてモンストーンに襲われたところをオラディン王に救われクリスタリアで治療を受け、そのままオラディン王の養子となった。
・クリスタリア宝路は博多南無鈴よりも年上だが、ある力で老化が遅いため若い姿をしている。
・クリスタリア宝路が持つ「冒険の手帳」はオラディン王が遺したもの。
《ギガントドリラー》
・キラメイシルバーが操縦する「剛力の巨神」。
・魔進ドリジャン:博多南無鈴が作った、オレンジ色の重作業車両型の魔進。前部に大型の三基の光るドリル、左右に三つずつのキャタピラー、ターレット上部には大小二つのアームを有する。ドリルで地中を掘り進み、アームでお宝を掴む。
・「魔進ドリジャン」が上部のアームで伝説のキラメイストーンを掴みターレット中央部にセットすることで、変形を開始し巨大ロボとなる。キラメイストーンは、変形後は頭部や胸部(内部)となる。変形シーケンスの最後は右手のドリルで、キラメイストーンの右肩部を押すことで、頭部がとび出る。
・左腕のアームで敵を掴み、右腕と両足先のドリルで敵を貫く。
《新魔進》
・魔進ダストン:ゴミ収集車型の紺の魔進。スティック型掃除機の形状に変形する。「ダスダス!」
・魔進マゼラン:ミキサー型の黄緑の魔進。銃型に変形する。「マゼマッゼ!」
・キラメイジンの武装となるほか、ギガントドリラーに同時武装も可能。その際は、変形したダストンが左手の短い爪に、変形したマゼランは左肩の小型アームに装着される。ギガントドリラーには、右肩の上に乗せるようにショベローを合体させることで、さらにアームを増やすこともできる。
《本物付録》
・魔進ローランド バーニングレッドVer.:魔進どうしでレースをすることになり、魔進ファイヤとの大特訓の結果、キラメンタルが燃えてパワーアップするようになった。キラメイウェポン「バーニングハンマー」に変形し、キラメイジンの必殺技、バーニングファイヤーダイナミック、バーニングゲイザー、ダブルハンマーハリケーンを放つ。
《次号予告》
・ビックリ最新ロボスクープ!?
【ウルトラマンゼット】
《三大ヒーロー大集結》
・ウルトラマンゼロが帰還。ゼット、ジード ギャラクシーライジングと共闘し、ギャラクトロンMK2やギルバリスと戦う。
・ゼロはルナミラクルゼロにも変身。
・ジード ギャラクシーライジングの必殺光線は、「レッキングフェニックス」と、ゼットライザーから放つ「ギャラクシーバースト」。
《ストレイジ》
・セブンガーとウインダムのタッグで、ペギラやギルバリスに立ち向かう。
・セブンガーとウインダムは訓練のために模擬戦闘を行う。
・人間大の敵軍勢の攻撃に、ゼットは人間大の「オリジナル」で戦う。ヨウコ隊員はゼットにくっついてニッコリ。
《登場怪獣》
・冷凍怪獣ギガス
・古代怪獣ゴモラ
・冷凍怪獣ペギラ
・合体魔王獣ゼッパンドン(マガオロチメダル×パンドンメダル×ゼットンメダルで誕生)
・地底怪獣テレスドン
・強化地底怪獣エリマキテレスドン(テレスドンをジラースメダルで強化。エリマキから超振動波を放つ。)
・ラストジャッジメンター ギルバリス
〈セレブロに寄生されたカブラギ研究員が、ゼットライザーと三つのメダルで変身する怪獣〉
・ベリアル融合獣スカルゴモラ(ウルトラマンベリアル×レッドキング×ゴモラ)
・ベリアル融合獣サンダーキラー(ウルトラマンベリアル×エレキング×エースキラー)
・ベリアル融合獣ペダニウムゼットン(ウルトラマンベリアル×ゼットン×キングジョー)
《次号予告》
・おどろきのストレイジ新ロボ登場!!
【次号】
・次号は7/31発売なのですね。徐々に日常に戻っていくのでしょうか。ホッとします。ただし装動のためか予価¥1,690!