『仮面ライダーゼロワン』第9話「ソノ生命、預かります」
第9話「ソノ生命、預かります」
2019年10月27日放送
脚本:高橋悠也
監督:山口恭平
<ゲスト>
医師型ヒューマギア・Dr.オミゴト高橋光宏
唯阿の依頼で外科医ヒューマギア・Dr.オミゴトが諫のオペを開始
出典:https://www.tv-asahi.co.jp/reading/zero-one/
病院に運び込まれた重体の諫。「不破!」と呼び続ける唯阿の姿は、これまでの諫への態度からは想像できないほど感情的でしたね。
外科医ヒューマギア・Dr.オミゴトが諫を担当し手術が始まる。
副社長の指示に従いすべての医療ヒューマギアをシャットダウン
ギーガーと大量のトリロバイトマギアを従えた滅亡迅雷.netの滅と迅。
たった一人で止める仮面ライダーゼロワン フレミングタイガー!
滅と迅がダブル変身!!
「滅~!頑張れ~!」って(^^)迅の応援を受けて、滅は相変わらず強いし、アタッシュアロー+ヘラクレスビートルの武器は威力が凄いし。やられまくりです…。
そして 医療ヒューマギアが大量に暴走したことで飛電インテリジェンスは危機に!!
出典:https://www.tv-asahi.co.jp/reading/zero-one/
ヒューマギアの暴走を止めるには、すべての医療ヒューマギアをシャットダウンするしかない。
でも、医療ヒューマギアが動かなくなると多くのの負傷者を救うことができなくなる。
或人は社長としての決断ができず、イズは副社長の命令どおり、ゼアにシャットダウンを指示する。
或人は天使のましろちゃんの変貌が結構トラウマになってしまってますね…。
唯阿の要請もあり、或人はヒューマギアを信じ再起動
病院の医療ヒューマギアが次々と停止。本当にいきなり止まっちゃうんですね。
諫のオペを担当するDr.オミゴトも動かなくなり、代わりの人間の医師もおらず、命が危険な状態に…。
そんなDr.オミゴトの身体に、ギーガーにハッキングされた形跡を確認する唯阿。
Dr.オミゴトは滅亡迅雷にハッキングされながらも、暴走せず患者を救おうとしていた!!
唯阿は或人にヒューマギアの再起動を要請。或人もビックリしてましたが、今回の唯阿はやけに感情的で熱いですね。
エイムズのギーガーが滅亡迅雷に利用されて「このザマだ」と失敗も報告しているし。
諫はこの回を機に色々変わるだろうなとは思ってましたが、唯阿も既にいつもと違います。
或人はやっと決断。「社長の俺がヒューマギアを信じてやらなくてどーすんだ!」
イズは社長命令に応じ、ヒューマギアを再起動する。
「take off toward the dream」
ギーガーに似た大規模災害を想定した大型救助システムが飛電にもあった!イズが新プログライズキーを構築
【明日9時から9話放送!!】
生死をさまよう諫の運命は、ヒューマギアドクターの手に託された…
ゼロワン、マンモス級の反撃開始!https://t.co/OPMbsgyyYE#仮面ライダーゼロワン #ゼロワン pic.twitter.com/Fm959vSku0
— 仮面ライダーゼロワン (@toei_zero_one) October 26, 2019
ハッキングされたギーガーを倒せばヒューマギアの暴走を止められる!
唯阿はイズにギーガーと関係が深いというマンモスゼツメライズキーを渡す。
これまでは、何か裏があるように見えた唯阿ですが、ここはギーガーの暴走を止めたい一心に思えます。
イズが「マンモスゼツメライズキー」と同様のものを見た気がするとDBを検索すると、ギーガーに似たシステムが衛星ゼアに組み込まれていた。兵器ではなく、大規模災害を想定した大型救助システムとして!!
イズは、新たなプログライズキーを構築させる。
イズが或人の「信じる」をラーニングして、「或人社長を信じたい」と思う姿に感動しつつ イズがシンギュラリティに達したらどうなるんだろう?という不安も感じます。
仮面ライダーゼロワン ブレイキングマンモスVSギーガー!Dr.オミゴトもハッキングに耐えた!
諫のオペを開始するDr.オミゴト。
その頃、滅亡迅雷.netは、別の病院のヒューマギアをハッキングしていた。
「我々こそがこの星の主だ」
或人はゼロワンに変身!
「お前らの悪意は俺が止める」
トリロバイトマギアは粉砕したものの、ギーガーには流石に巨大すぎてボロボロにうちのめされ変身解除。
でも、滅相手に「こっちにはゼーンの医師が付いてるからな」ってギャグを言ってみるところはまだ余裕がありますね。
相方イズも変な動きで登場し(^〇^)いつものギャグの説明。
そして、イズから受け取った「ブレイキングマンモスプログライズキー」で、「仮面ライダーゼロワン ブレイキングマンモス」に変身!!
「飛電のマシーンは人のためにある!」
「飛電の意志はおれが貫く!」
同じ頃
ハッキングに耐え、必死で医師として諫の手術を続けるDr.オミゴト!!
主題歌が感動的です!!!
ロボ戦スゲぇぇー
ブレイキングマンモスがプログライズキーで潰した!!(^^)
ついにギーガーを撃破しました!!
諫のオペが成功。ヒューマギアに命を救われた諫は言い方がフワっとしている
オペが成功し、目を覚ました諫。
諫は、ハッキングに耐え抜いたヒューマギアに命を救われた。
知ったときは動揺しているように見えましたが。
或人との屋上でのシーンでは、ヒューマギアに対する考えが少しだけ変わってきたようでしたね。
「だからといってヒューマギアを許すとかそういうアレではない」って「言い方がフワっとしている」(^^)
ギャグに吹き出す諫は、笑うと手術の傷が痛む。
「俺のギャグって痛いの〜?」
なんか、どんどんイイ関係になるふたりです。
心の変化を感じた唯阿だったが、暗殺ちゃんの撮影がイズにバレ…
暗殺ちゃんが青い目のままマギア化していることを報道するニュース番組。
そこに唯阿が「ヒューマギアにも善意が宿るのかもしれない。」とにこやかにやってきた。
「イズ」と呼んでるし、ヒューマギアを道具としか見てなかった唯阿にも心の変化を感じましたが
イズが記録データを検索したら、唯阿が暗殺ちゃんを撮影していたことが判明。
「刃唯阿さん、あなたですか?」
唯阿は「私じゃない…。」と表情を曇らせ立ち去ってしまう。
この件は後を引きそうですね。諫も知らないことが多いようですし。
エイムズの内部も揺れそうです。
Comment
9話・10話は見応えがありました。序章のクライマックス的な感じで。
この作品で言うヒューマギアの「自我」とは何かに、かなり迫った内容になっていました。自らの意思で人類を滅亡させようとするヒューマギアがいる。滅亡迅雷.netにハッキングされても三葉虫化しないヒューマギアもいる。しかもまるで本来の使命と滅亡迅雷の意思が葛藤しているかのようで、途中で耐えかねて三葉虫化する看護士ロボもいた。ヒューマギアに意思はあるのか? 科学的な理屈があるというよりは、キカイダーの良心回路・服従回路のように擬人的なファンタジーっぽい解釈のような気もしてきます。ハッキングというより、人間に奴隷のように使われる中で潜在意識的にくすぶっている人間への不満を一挙に解放しているかのような。それならそれでよいのですが。
会社に損害をもたらしたとしても或人を信じたいという考えは、イズの自我の芽生えに見えました。イズの戦場での高速スライディングは前後だけ見ていると、マンモスキーを届けようとしたのではなく、或人のギャグが理解できず会話が成立しない滅にギャグの解説をするために大至急で駆けつけたように見えて面白かったです。
ブレイキングマンモス、頭部のサイズは人間大かと思っていたのですが想像以上に大きかった。よく動いていましたね。
或人が病院のヒューマギアの再起動を命じ、耐えきれずマギア化してしまうヒューマギアはバルキリーが破壊する。ゼロワンとA.I.M.S.の初めての「連携」作戦だったと言えます。
人類は方舟に乗るべきでないと考えるヒューマギアに対し人類の価値を認めさせることができるのか。ヒューマギアを、単なる道具(=奴隷)の立場から解放し、善にも悪にも成長しうる(人類と似た存在の)パートナーとして人類全体に許容させることができるのか。或人とイズのペアであれば、それができるのかもしれません。
唯阿が撮影した暗殺ちゃんの映像をTV局に流したのは、飛電インテリジェンスの立場を悪くするため? するとその犯人はヒューマギアは作っていない飛電のライバル企業? ということは唯阿の本来の所属は、A.I.M.S.の武装を開発しているザイア社ということでしょうか。あと2回でここらへんの関係が明確になって1~12話の序章が完結するのか、16話くらいまでかけて描いていくのか。冬映画情報の解禁も始まると急にワクワク感も高まります。