『仮面ライダーゼロワン』第6話「アナタの声を聞きたい」
第6話「アナタの声を聞きたい」
2019年10月06日放送
脚本: 筧昌也
監督: 柴﨑貴行
<ゲスト>
声優事務所社長・多澤青次:おかやまはじめ
女性声優型ヒューマギア・香菜澤セイネ:美山加恋
「パフューマン剣」の主人公・パフューマンの声優:伊瀬茉莉也
声優型ヒューマギア・セイネを所有する多澤社長に人工知能特別法違反の容疑が浮上
出典:https://www.tv-asahi.co.jp/reading/zero-one/
声優型ヒューマギア・セイネは、女性の声はもちろん、男性の声や動物の鳴き声まで吹き替えることができる。ヒューマギアならではの万能声優 凄いですね~!!
そんなセイネが所属する事務所の多澤社長に、人工知能特別法違反の容疑が浮上。
「本人に無許可で酷似した容姿の人工知能搭載人型ロボットを作成、使用してはならない」という法があり、セイネは多澤の亡き娘と瓜二つで、何より「生命の尊厳を冒とくする行為にあたる」と不破諫は言う。
「なりすますし」問題などがあるのでしょうね。ヒューマギア、奥が深いです。
オニコマギアが再登場!ゼツメライズキーは何度も使える
タクシーに迅が乗っていて、タクシードライバー型ヒューマギアの腰にはゼツメライザーが巻かれている画は、とても恐怖を感じますが…。
タクシードライバー型ヒューマギアはオニコマギアに変身!
ゼツメライズキーは回収すれば何度も使えるのですね。
「フライングファルコンプログライズキー」を迅にとられた
或人がゼロワンに変身しようとすると、フライングファルコンプログライズキーをオニコマギアに奪われてしまった!!
ライズホッパーで追いかけ、サメちゃん必殺技「バイティングインパクト」でオニコマギアを倒したのに… 鳥ちゃんキーは落ちてこない…。フライングファルコンキーは迅にとられた!!
空なのにサメで戦うところが面白かったです(^^)
迅に自我が芽生え始める
迅が最初にセイネにもゼツメライザーを装着しようと接近した時。多澤社長が「やめてくれ!セイネは私の子供なんだ!」と必死で庇うのを見て「子供」に反応。
迅も滅の「息子」と言われ、他の「親子」を見て、迅なりに学習している様子でしたね。
滅に「親って子供を守るものなの?」と質問する迅。
オーディション会場では迅が「僕らは子供。お友達だよ」と、セイネにゼツメライザーを装着してしまう。
マギアになってしまったセイネを、それでも「俺の娘だ!」守ろうとする社長の姿に、迅は「ねぇ?なんで守るの?全然意味わかんない!」と、ちょっとパニックに…。
滅は「子供は親の言うことを聞いていればいい」と言うけど
或人が言う「親が子供を守るのは当たり前のことだろ!」を聞いてからは
「早く逃げて…」と、セイネのベルト「ゼツメライザー」を外してあげようとする迅…!!
でも、 セイネはガエルマギアに変身してしまう!!
迅は滅に作られたヒューマギア!仮面ライダー迅に変身!自我がリセット…
滅が「親離れが早すぎるぞ」とオーディション会場にやってきた。
迅が「守りにきてくれたの?そうでしょ?」と近づくと
お前は俺に作られたヒューマギアだろ。だから子供と呼んだんだ。
やはり迅はヒューマギアでしたね~!
滅は迅に「使命を実行しろ」と滅亡迅雷フォースライザーを装着!
迅はフライングファルコンプログライズキーを装填し仮面ライダー迅に変身!!
出典:https://www.kamen-rider-official.com/summaries/7
セイネのゼツメライザーを外して逃がしてあげようとした迅だったのに。変身解除後は「人類滅亡にまた一歩近づいたね」とあどけない笑顔の元の迅に戻り、滅にとって扱いやすい存在に落ち着きました。
迅の中で芽生え始めていた「シンギュラリティを思わせる自我」は、滅亡迅雷フォースライザーを装着され、強制的に滅亡迅雷.netに接続されたことで、リセットされてしまったのですね…。
ゼロワンが「超強い」と認めるほど、空が飛べて強くてカッコイイ仮面ライダー迅だけど。これまでマギアにされたヒューマギアと同じように、とても切ない仮面ライダーだなと感じます。
そして、もしかしたら、滅も自我を獲得したヒューマギア??
謎の男から渡されたプログライズキーで仮面ライダーバルキリーライトニングホーネットに変身!
唯阿は、謎の男から、「滅亡迅雷.netを君の手で葬り去って欲しい」と、ラッシングチーターの200パーセント以上の「ライトニングホーネットプログライズキー」を受け取る。
【明日9時から6話放送!!】
AIと家族になれるのか…?超強い!バルキリーが天空を舞う新フォームに変身!!
そして、新たな仮面ライダーが誕生…?https://t.co/LG1WcapfU0放送終了後にお知らせがあります!お楽しみに!!#仮面ライダーゼロワン #仮面ライダーバルキリー#ゼロワン pic.twitter.com/DQgZfxK12I
— 仮面ライダーゼロワン (@toei_zero_one) October 5, 2019
唯阿が、仮面ライダーバルキリー ライトニングホーネットに変身!
ガエルマギアのカエル爆弾(^〇^)いろいろ仕掛けが面白いマギアです。
対するライトニングホーネットは、ハチ爆弾!!!凄ーい!!
容赦ない攻撃で、トドメはまさに蜂の一刺し!!
サンダーライトニングブラストフィーバー!!
相変わらずバルキリーはカッコイイですね~!!!
「AI」を「ええ愛」アルトじゃ~ないとっ!
或人はお父さんヒューマギアへの思いもあり、多澤社長の娘を思う気持ちも理解できる。
多澤を取り調べようとする諫に、せめてセイネのオーディションだけは受けさせてやって欲しいと懇願したりしていましたが。
セイネがマギアになり破壊されたあとは、すみれの声のみが再現できる非人間型AIに、とても嬉しそうな笑顔の社長でしたね。
切ないですが…。「AI」を「ええ愛」と、或人とイズがそろってアルトじゃ~ないとっ!をやってる姿に癒されました。
Comment
視聴しながらずっとこの法律の必要性について考えていました。現実でも、人物の外見はさておき、特定個人の行動パターン(口調・口癖や動作も含め)のコピーは禁止しなければならなくなるだろうと思いました。人間の経験や勘をコンピューターに覚えさせたい場合、外部からの観察でそのアルゴリズムを見出だせなければ、AIによるディープラーニングに頼りたくなるのが昨今の風潮。再現しようとしているものが汎用的な技術であればよいですが、本当に「個人」の癖の再現になってしまうと、倫理的議論の領域に踏み込んでしまうのでは。滅亡迅雷.netによるテロがなかった時のA.I.M.S.はこういう事件を取り締まっていたであろうことが伺えます。平成にはなかったこういうリアリティ、好きです。
観るまでは、滅と迅との関係は、多澤社長と香菜澤セイネに近いものかその正反対かと(多澤社長と香菜澤セイネの存在は滅と迅との関係を説明するための手段だと)思っていたのですが、滅の動機・意図ともども、まだはっきりしませんね。明らかになってくるのは次々回くらいでしょうか。迅の様子を見ているとまた「良心回路」と「服従回路」がよぎってしまいました。
唯阿/バルキリーが現場で或人に発した「社長さん、あなた達がすぐに廃棄すれば、こんなことにはならなかった」という指摘はごもっとも。今回の或人の行動は、人情としては理解できますが、企業人ましてや社長としては絶対にとってはいけなかった行動でした。不破に対して「ヒューマギアのことは俺が責任をとるから!」と大口を叩いておいて何の責任もとれていないし。企業全体や社会そのものを脅かすことにつながるNG行動。ラストのおちゃらけた態度はさすがに違和感が強かったです。主人公の初期状態のステレオタイプとしては理解できますが、或人の変化やストーリーをどう展開させていくのでしょう?
イズ、単なる秘書/ゼロワンサポートのアンドロイドではなく、飛電ゼロワンドライバーや人工衛星ゼアと一体で「ゼロワンシステム」を構成する独立性の高いパーツではないかと思えるようになりました。このシステム、さらに或人が組み込まれることで完成するところがミソなんですよね。人間とコンピューターが相互牽制&相互バックアップするようなハイブリッドシステムなのか?と夢想してみたりします。
次回、「熱血」教師ヒューマギアだから、それを冷ますための冷凍フォームなのですね。この時期の複数仮面ライダー×フォームバリエーションのつるべ打ち、結構好きなのです。全スペックが強化されていく後半のフォーム展開より、様々な特性・能力に特化した描写が楽しいのです。今回のファルコン迅と蜂バルキリーもよかったぁ。蜂バルキリー、Figuarts化されないかなぁ(翅エフェクト&キックエフェクト付きで)。
死んだ子供に似せたアンドロイドを作るというと古くは鉄腕アトムがありますが、その頃よりロボットが身近になった現在この問題は現実味が増していますね。劇中では法律が制定されていてゼロワンは細かく設定が練られていていいなと思います。
SICファンさんが指摘されてる或人の行動に関しては、僕は現状を考えるとこう描くのが妥当かなと思います。
或人は社長になったばかりで社会人としての経験もほぼないはずです。まだ若く、甘い考えなのは仕方ないと思います。そんな或人が今後そのままで会社を変えていくのか、それとも冷徹な判断も下せるようになっていくのか、彼の成長も注目ですね。