12月25日発売「日経サイエンス2018年2月号」で、『「仮面ライダーの方程式」ヒーローの書く数式』と題して、『仮面ライダービルド』桐生戦兎が黒板に書いた数式が解説されます!
第15話で、黒板やクリアボードや壁や扉に書かれた式は、次回登場する新しい変身アイテムの特徴についてのヒントに!
仮面ライダービルド「仮面ライダーの方程式」ヒーローの書く数式
★12月25日発売★日経サイエンス2018年2月号「仮面ライダーの方程式」 ヒーローの書く数式—— #仮面ライダービルド の主人公,桐生戦兎が黒板に書いた数式を解説。 https://t.co/2nsb8w1fwS pic.twitter.com/AwaB6GDkpW
— 日経サイエンス (@NikkeiScience) 2017年12月21日
『仮面ライダービルド』の天才物理学者・桐生戦兎が新たな武器の開発をする際に黒板に書く数式や、番組の中で効果として流すコンピューターグラフィックスの数式を書いてほしいという依頼を受けられた、著者である白石直人先生。
オープニングシーンの撮影では,黒板に数式を書くために,僕も撮影現場に向かった。 (この続きは誌面で)
「日経サイエンス」に仮面ライダーの記事とは、興味深いですね~(^^)
次回登場する新しい変身アイテムの流体力学的解説
東映公式サイトに、物理学アドバイザーの白石直人先生が、セット中に式を書かれたことが記事になっていましたね。
黒板やクリアボード、壁や扉に書かれた式は、きちんと次回登場する新しい変身アイテムの特徴についてのヒントになっています!
流体力学にお詳しい方は、ぜひ解読に挑戦してみてください!403 Forbidden
Twitterアカウント@Perfect_Insiderでは、仮面ライダーに出てきた数式の解説も毎週行っているそうで。そのヒントがありそうです。
#仮面ライダービルド 部屋を埋め尽くしていた数式は、「液体のボトルだったものをゲルにする」という本編の展開に合わせて、壁や黒板の式は、最近導かれた「流体方程式のミクロからの導出」、透明なボードの方は「ゲルのレプテーションとそれによる粘性の式」です!
— シータ (@Perfect_Insider) 2017年12月17日
空気、水、蜂蜜などは、ミクロな構成要素の性質も密度も全然違うにもかかわらず、マクロな流れのダイナミクスはすべてただ一つの流体方程式で記述することが出来ます。なぜ流れのダイナミクスはミクロな詳細によらずに普遍的になるのかを導く式が、部屋一面埋めていた数式です。
— シータ (@Perfect_Insider) 2017年12月17日
#仮面ライダービルド もう一つのレプテーションは、高分子ゲルの場合には高分子同士の複雑な絡み合いがあるために、通常の流体とは大きく異なる状況になるのですが、この絡み合いの要素をうまく組み込むことで粘性の実験結果に近い結果を与える理論です。
— シータ (@Perfect_Insider) 2017年12月17日
流体方程式はミクロから導出されましたが、高分子ゲルの場合の流体方程式をミクロから導くことは未だ出来ていません。仮面ライダー本編では、戦兎がそれを導いているイメージです。
— シータ (@Perfect_Insider) 2017年12月17日
#仮面ライダービルド ちなみにこの数式は撮影現場に行って僕が書いたのですが、普通書かないようなものに大量の数式を書かされて、腕がつりそうになりました笑 凸凹した壁の部分だけは美術さんに書いてもらいましたが。
— シータ (@Perfect_Insider) 2017年12月17日
#仮面ライダービルド 内容的にも壁の面積的にも一通り書き終わってほっとしていると、監督がふらっとやってきて「アンテナにも数式があると面白いね」という無茶ぶりだけ言い残して颯爽と去っていったために、アンテナにも数式を書かされる羽目になりました。
— シータ (@Perfect_Insider) 2017年12月17日
ツイートを読んで「なるほど!」と思えた方は、新しい変身アイテムがより身近に感じるかもですね(^^)
Comment
難しすぎて僕は「なるほど!」とは思えませんでしたw
とはいえネビュラガス(気体)→フルボトル(液体)→スクラッシュ(ゲル状)と固形化するほど強くなるということですね。