仮面ライダービルド 第7話で「桐生戦兎が北都へ向かった」とスタークに筒抜け！何で知ってるの？内通者は誰だ？

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1. ＳＩＣファン より:

   2017年10月17日 00:06

   今回マスターの一番怪しい点は、「葛城巧」を調べることを提案したのがマスターだということ。自分が「葛城巧」が残した研究成果を入手したいから戦兎に調べさせた、と考えられなくもないですからね。葛城巧の母親は東都に住んでいるのかという話題が出た途端におかしな表情をしたのは、密入国のための資金をねだられることを恐れたからだとも解釈できますが、東都には住んでいないことを知っていたようにも見えました。その直後にスタークが戦兎が北都に行くことをローグに伝えるところは、果たして視聴者を惑わせようとしているのか、真面目な伏線なのか？ マスターが「いいヒト」だという前提に立つとそこらへんにいる子供をいきなりスマッシュ化してしまうのに違和感があるかもしれませんが、正義の味方・人類の味方でもなければ、ローグのように東都の軍備拡張のためでもない全く別の意図があって、仮面ライダーを育成しているとすれば、何をしてもおかしくないですよね。私は、あまり単純ではない展開を期待しています。
   スタークとしても、誘導弾を撃つためにロケットフルボトルを持ち出したものの龍我に奪われてしまったかに見えて、実はビルドに渡すためにロケットフルボトルを持ってきたとも思えて、怪しさがつのるところです。来るなと言われたのに付いてきて、葛城（母）に顔バレして話をこじらせただけの龍我でしたが、クローズドラゴンの力を借りながらも結局こうやって戦兎のピンチを救うところは名（迷？）コンビですね。またもや一発でベストマッチを引き当てましたし。
   最初っから皆知っているのに知らないフリをしていたローグの正体でしたが（「ヤギュウジュウベエ」＝「チャンプ」みたいに）、玩具販促のためには変身シーン描写を引っ張り続けるのもここらへんが限界でしたね。階段を昇りながら後ろに向けてミストを放つところはとてもキザでした。ビルドと戦った「森」はまさにローグのお手の物のフィールドで、（密航ではなく）スカイロードという舞台設定はローグの見せ場としても最適な選択でした。ローグ＆スターク系の玩具、売れるんじゃないかなぁ。
   ロケットパンダの必殺技は、ロケットで敵の周囲を周回しながらのパンダの腕での繰り返し攻撃。ロケットを直線ではなく楕円軌道に使うところが新機軸でした。野暮なので黙っていましたが、実はフォーゼの頃から片腕だけにロケットを装備して飛行するのはどうしても受け入れ難かったのです（大きさのある物体は必ず「重心」を中心に回転してしまうので、フォーゼ本体の質量がロケットモジュールの質量に比べて誤差でしかないほど小さくない限りまっすぐ飛ぶことは不可能なので）。今回の周回軌道のほうが違和感がありません。設定を読むと大気圏突入シーンが見てみたくなりますね。（ちなみに放物線（パラボーラ）は開いた二次曲線です。軸に平行に進んでくるすべての光を曲線（面）で反射して内側の１点に集中させる性質を持つので、アンテナに利用されています。）
   アイススマッシュは消防車フルボトルのための敵かと思っていましたが、そうではありませんでした。消防車フルボトルは手持ちなのか、新規に入手するのか。「××スマッシュハザード」を倒して成分を吸収すると、これまでのフルボトルとは異なる何かが生まれるのか。いよいよ「ファイナル・ヒューマン・プロジェクト」（「F計画」）についても語られそうですし、「葛城巧」が母親に託していた研究成果は何だったのか。次回も見どころいっぱいですね。イェーイ！

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