(10月22日追記)
10/30発売「風都探偵 (17)」の表紙とあらすじが公開されました!
(9月8日記事公開)
「風都探偵」第17巻が10/30発売
「風都探偵(17)」が10月30日発売!
劇場版アニメ11月8日より期間限定上映!
遂に明かされるときめの過去編<ビギンズナイト>!!
それは、まだ裏風都が生まれる前の、
彼女が魔女と呼ばれる前の話――
記憶を取り戻したときめは、
全ての“始まり”を語り始めた。
もう一つの街を創るべく、永遠に囚われた少女。
万灯雪侍の思惑と暗躍する財団 X。
そして、悪魔の小箱がときめの運命を翻弄する―!!
コン・テユ氏からも推薦コメントが到着!
TVシリーズ『仮面ライダーW』で加頭 順/ユートピア・ドーパント役を演じたコン・テユ氏がその撮影秘話を語る貴重なインタビュー『NEVER ENDING ROAD TO UTOPIA』も掲載!!
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【ヒロイン・ときめの衝撃の過去! 『風都探偵』最終章突入直前!!】
記憶を取り戻したときめが裏風都から帰還!
そこは、奇しくも翔太郎が<ビギンズナイト>を語ったあの埠頭で…
翔太郎のもとに現れた彼女は、その秘められた過去を語り始めます。
そこには、ときめの家族、幼少期、そして裏風都そのものの誕生にまで関わる巨大な謎が隠されていた!
時を同じくして、風都で起きる「ある事件」。
風都と裏風都を結ぶ、『仮面ライダーW』ファンのみなさんもアッと驚くまさかの繋がりが明らかに!!
そして、動き出し絡み合う万灯雪侍の思惑と財団Xの目論み…
『風都探偵』全体を貫く裏風都の物語が…
ときめの…翔太郎の…「家族」の物語が…
前代未聞の規模で語られる。
さらに加速する風の街の物語。その行く先を目撃せよ!
風都探偵(17)は
2024年10月30日発売
価格:770円(税込)

第16巻(前巻)のあらすじは
アイドルユニット“クイーン&エリザベス”に
訪れる微笑ましき仲違い。
関係修復の方法を探る最中、
クイーンが忽然と姿を消し…!?裏風都に響く笑いが“人間狩り”の開始を告げる。
奇怪非道なドーパントが人々の生命を弄ぶ中、
引き裂かれた女王たちの瞳に、光が灯る!!———————————-
風都の最強のアイドルユニット
“クイーン&エリザベス”コンビ解消!?
鳴海探偵事務所に駆け込んできたエリザベス。
彼女の依頼はクイーンとの関係修復で…
微笑ましい依頼のもと翔太郎たちが動き出す中、
クイーンからのSOSが…!裏風都で突如開催されたデスゲームに巻き込まれるクイーン一行。
翔太郎たちが誘拐の謎を探る間にも、生命の期限は刻一刻と迫っていた!
※コメント情報ありがとうございます!
Comment
スピリッツ48号より『風都探偵』のダイジェスト。
■津田健次郎 Special Interview 「S(スカル)の流儀」(カラー1頁、モノクロ3頁)
ハードボイルドは引き算の美学/次の世代に対して自分ができることは?
■10/30 17巻、『風都探偵』クリアファイルブック(A4クリアファイル3種&メタリックビジュアルカード2種&初版限定劇場版イラストカード)発売。
■次号付録:ハードボイルダー特製ペーパークラフト
■第152話『ようこそuへ 1 / 伝説の卯ノ花荘』
[カラー扉絵]Wの頭部、右目の中にはフィリップが、左目の中には翔太郎がメモリを構える姿。
新たな依頼人は清楚な美人、卯ノ花つむぎ。管理人を務めている集合住宅で異変が起きているという。見せられた集合住宅の写真は細い直方体のタワーの周囲に立方体のカプセルが付いている特殊な形状をしていた。翔太郎はそれが天才建築家・卯ノ花建紀による「伝説の卯ノ花荘」だと気づいた。つむぎはその弟の娘であり、叔父が亡くなり老朽化もあって閉鎖されそうになった卯ノ花荘を存続させたくて会社を辞めて管理人になったのだった。異変とは、学生・根津が鍵を開けて自分の部屋に入ったら、そこはつむぎの部屋の浴室でシャワーを浴びているつむぎと鉢合わせとなったのだという。そして他の部屋でも同様の事象が頻発している、と。最初に浴室で根津と鉢合わせした日は夕陽の色が変だったことを思い出したと語るつむぎ。湾岸に住むカメラマン弁財天源十郎からの依頼を思い出しのか、顔色が変わる翔太郎、フィリップ、亜樹子。
チームアクセルの4人が鳴海探偵事務所の地下に招かれた。空間の歪みとしか思えない異常、湾岸特別廃棄場での事件と同様の夕陽の色の変色、それを空間転位粒子の影響だと判断したフィリップが、その追跡のために呼んだのだった。裏風都で孤独に戦い続ける仲間のためにも裏風都の尻尾を絶対に逃がしたくないというフィリップの発言に、心打たれる翔太郎。
空間転位粒子計測のために卯ノ花荘の前に立った翔太郎、フィリップ、亜樹呼、チームアクセルの銀野真希。そこにジンドグマの4幹部にそれとなく似た姿の4人が立ちはだかる。慌てて駆け付け4人をを制止する卯ノ花つむぎと学生・根津。その4人は翔太郎たちを立ち退きを迫る人間だと思い追い払おうとした卯ノ花荘の住人だった。
スピリッツ49号より『風都探偵』のダイジェスト。タイミングが遅くなりました。
■綴込付録:「ハードボイルダー」ペーパークラフト
■次号、関根明良×小松未可子 SPインタビュー掲載。
■第153話『ようこそuへ 2 / 奇人たちの夜』
空間転位粒子の計測のために卯ノ花荘に入ろうとした翔太郎、フィリップ、亜樹子、銀野真希を妨害した、奇天烈な風体の4人は、卯ノ花荘の住人だった。リーダー格の売れっ子ラノベ作家・大虎理一(42)をはじめ、体力系動画クリエイター・牛込仁太(30)、ミュージシャン・辰巳 駿(28)、タレント・馬場明日香(21)の4人。4人の仮装は、大虎の唯一のアニメ化作品「悪の元帥は晩餐がお好き(略称:悪晩)」の市販衣装によるコスプレだった。卯ノ花荘の住人は、この4人に加え、CGアート勉強中の大学生・根津信吉(19)である。依頼人である管理人・卯ノ花つむぎが守ろうとしているモノを何となく理解する翔太郎。その時、つむぎが気付き翔太郎に知らせる。そこには嘗て風都湾岸で見たことのある異様な姿の夕陽があった。翔太郎の左手のネオスパイダーショックも反応を見せる。
その頃、遠くのビルの屋上に立ち恐ろしい目つきで異様な夕陽を見詰める千葉秀夫の姿があった。
住人への聞き込みと建物の調査を終える翔太郎。フィリップはこの近くに裏風都の拠点がありその影響を受けていると推理する。異変発生まで待機するだけの翔太郎が我慢できずに起き上がった時、その顔は隣室の風呂上がりの銀野真希の胸の間にあった。部屋の天井にはパチパチと火花を散らす細い電線の束のような物が二本走っており、ドアの隙間を通り抜けて中央ホールへと逃げるように消えて行った。追った翔太郎とフィリップの目の前では、細い電線のような物が集合してフランケンシュタインの怪物のような巨体の怪物を作り上げていった。
映画、行ってきました。『風都探偵』の存在だけでもありがたいのにアニメ化されて漫画版がさらに補完されるとは本当に幸せです。十年に一度くらいはこんな作品が生まれると楽しめますね。
スピリッツ50号より『風都探偵』のダイジェストです。
■カラー扉絵:鳴海荘吉の隣りを荘吉を真似て歩く幼い翔太郎、背景はスカル(既公開)
・裏は小松未可子×関根明良。
■第154話『ようこそuへ 3 / 光る魔物』
スパークするケーブルの束がより集まってフランケンシュタインの怪物かのような巨体となる。怪物は右手で天井を指さすとその人差し指の先からほつれてケーブル状になり天井へと消える。屋上では再び怪物の姿を現していた。そこへ到着するW CJ。倒れているフィリップを見つけ、どこかで戦闘が始まっていることに気付く亜樹子と銀野真希。Wの問いかけには無言のまま突進してWを殴りつける怪物。ガードしたWの腕には電撃のような衝撃が走る。フィリップは、凄いエネルギーを蓄積したファイバー状の繊維体が集まって人型になっていると判断する。それを敵に近づくなという指示だと解釈した翔太郎はCTにチェンジすると、トリガーマグナムを連射しながら後ろっ跳びに後退し距離をとる。間をあけずマキシマムドライブ「トリガーエアロバスター」を放ち、怪物の胴体のほとんどを吹き飛ばして大穴を空けるものの、穴の周囲からケーブルが伸びみるみるうちに修復される。怪物はスカートかエプロンのような部分に両手を突っ込み何かを握りしめて取り出す、その両手をバチンッと合わせると怪物の手の中には一発のライフル弾のような物が生まれていた。その弾丸を右手の人差し指と薬指の間に挟んでWに向ける。すると二本の指は変形して照準器を備えた銃身と化した。発射される弾丸、それに直感的に危険を感じどうにか交わす翔太郎/W。弾丸は左肩のプロテクターをかすめ削り取る。左腕が上げられないW。弾丸の威力は明らかに通常の銃弾のものではなかった。楯を得るためCJXへの変身を考える翔太郎だったが、怪物はニィーと笑うと人差し指を下に向け、ケーブルとなって屋上の床下へと姿を消した。戦場を探し当てた亜樹子と真希が屋上に現れる。
亜樹子に手当を受ける翔太郎。卯ノ花荘の全住人が集められ、ガイアメモリを用いた怪物・ドーパントの出現が告げられる。リーダー格のラノベ作家・大虎理一は尋常ではない反応を示す。翔太郎は怪物の姿の消し方から、ドーパントは卯ノ花荘の住人の誰かだとしか思えなかった。
■小松未可子×関根明良 SPインタビュー「風の街で、再び。」
亜樹子にそっくりな風都の歌姫/ときめと亜樹子それぞれの印象は?
今回のエピソードは、月1回ペースの連載とのこと(目次のページに小さく記載)。
通院に追われて見落としてしまっていました。昨日発売のスピリッツ52号より『風都探偵』のダイジェストです。「u」の正体がわかります。
■第155話『ようこそuへ 4 / 深まる疑念』
銀野真希は、チームアクセルの移動調査施設であるバンに戻り、自分が経験した現象(全裸で翔太郎とぶつかった恥ずかしい事故)を報告する。待機していたメンバーからは既にフィリップには報告したという空間転位粒子の計測結果を知らされる。それは意外な状況だった。
卯ノ花荘の住人がドーパントの可能性が高いことを知り、住人全員が自分の部屋にこもり切りとなった。翔太郎はスパイダーショックのワイヤーで屋上からぶら下がり、リーダー格のラノベ作家・大虎理一の部屋の窓を叩く。部屋の中に入れたもらえた翔太郎は、ドーパント出現を報告した際に尋常ではない反応を示した大虎から事情を聞き、大虎とその他の住人の卯ノ花荘を唯一の居場所としている事情を聞かされる。
再び夕陽が異常な様相を見せる。駆け込んでくる亜樹子。そこでフィリップが翔太郎と亜樹子に今回のドーパントのガイアメモリを見つけた、と語る。それは「ユナイト」。全く同じ間取りの二つの部屋を一つにすることで、中にいる人間は自分が瞬間移動したように感じる。Wの肩アーマーを抉った銃弾は、自分の部屋に隠し持っていた複数の実弾を取り出し、8個を4個に、4個を2個に、2個を1個に結合して、超高密度の弾頭を8倍の量の火薬で発射したのだろうと。チームアクセルからの報告では大量の空間転位粒子が発生している場所はこの近くにはなかったため、空間転位でなく今回の事件のような現象を起こしうるメモリを探した結果の結論とのことである。それを聞いた翔太郎は犯人の真の目的に気付く。
裏風都、大量のロードドーパントが姿を消したことをいぶかしむときめの前に、双見 光が現れる。リアクターに変身してときめに襲いかかる光、ときめもジョーカーに変身して応戦する。光は、千葉秀夫のように成果をあげたいとあせっていた。
翔太郎たち3人がいる部屋の通気スリットからドーパントのケーブルの束が侵入してくる。直後、複数の部屋が結合されたような感覚を感じる。ケーブルは右手を形作り、ドーパントの真の目的に感づいた「街の名探偵たち」を賞賛すると同時に、二人を指さして真意を語る。「私の狙いは……仮面ライダーW! 今…その棺桶を結合(ユナイト)した!」
スピリッツ4・5合併号より『風都探偵』のダイジェストです。犯人判明です。
■第156話『ようこそuへ 5 / 監禁』
「お察しの通り、私は君たちが裏風都と呼ぶ街の一員で、ある人物から指令を受けた。彼は今、かねてからの計画が大詰めになっている。それを君たちに嗅ぎつけられる事はなんとしても避けたい。だから『仮面ライダーに触れるべからず』という街の掟をあえて破り、私に君たちを引きつけておく事を命じた……」と、翔太郎、フィリップ、亜樹子に目的を明かすユナイト・ドーパント。
「万灯雪侍……いや千葉秀夫だな、そいつは」と翔太郎。「それには答えられない」とユナイト。翔太郎は、異常な夕陽が自分たちを罠にはめるために光学的に投影されたものであることを見破る。
屋外で異常な夕陽を空に投影していたプロジェクターのスイッチを足で踏んでオフにする千葉秀夫。「凄いよ。ユナイト。Wの二人をしばらく釘付けにさえしてくれれば良かったのに……勝ててしまうかもしれない! うふふっ!」
翔太郎はユナイトの正体を言い当てる「そうかっ……あんた……なんだな? 管理人の………つむぎさん!」「この事件そのものが罠なんだったら……依頼人が仕掛けるのが一番自然だ!」
ユナイトは変身を解除する。胸元からユナイトメモリを取り出す卯ノ花つむぎ。卯ノ花荘の管理人をする前にOLをしていた企業はカイ・オペレーションズ、その頃からユナイトメモリを使用し裏風都の建設作業も行っていたという。これまでの事件のトリックを解説するつむぎ。
再び変身すると、自分たちがいる部屋に、現在の建設基準は満たさないシェルター級の鉄板が仕込まれいる同じ形状のカプセル型の部屋を6個ユナイトする。さらに窓はあらかじめ作っておいた超密度の合板を融合して塞ぐ。
外へと抜け出したユナイトは、完成した「棺桶」=立方体のカプセル状の部屋を右手のひらの上に載せ、ズンズンと歩いていく。内部ではWが抵抗するものの少なくともCJではびくともしない。そしてユナイトは「棺桶」を海中へと投げ落とした。海底へと沈んでいく「棺桶」。
金曜日発売だったのを見落としていて大変遅くなってしまいましたが、一応。
今回の展開、予想通りでした。大方の読者もそうじゃなかったかと思います。
スピリッツ7号より『風都探偵』のダイジェストです。
■第157話『ようこそuへ 6 / 微笑よ さようなら』
仮面ライダーWを閉じ込める「棺桶」を作るために、卯ノ花荘の立法体カプセル型の部屋が6つ消失した。うろたえる辰巳。1階の2部屋も消失していることを確認した牛込。馬場明日香は探偵の身を案じる。リーダー格の大虎は沈鬱な表情である。
海底に到達した「棺桶」、メタルでも破壊できない。ヒートメタルがマキシマムを使用すると室内の酸素を燃焼させ、亜樹子の窒息が早まるため、使えない。ファングメモリ、エクストリームメモリ単独では外部から破壊することもできなかった。酸素不足で亜樹子が苦しみ始める。
岸壁で変身を解除した卯ノ花つむぎは、エプロンを脱ぎ道端に捨てる。その目の前には卯ノ花荘住人の根津が立っていた。つむぎは、昨晩、自分が目撃されたことに気付く。根津はいつも自分のことばかり見ていたから。エプロンを捨てた理由を問い詰める根津。今日で管理人さんごっこは終わりにして闇の世界へと帰るからだと答えるつむぎ。世の中は仮面を被った悪い奴ばかり、悪い女に恋してはダメよ、と忠告したつむぎは、自分のことを忘れてくれれば自分もあなたを忘れるがそうでなければあなたも殺すしかないと冷徹に言い残して歩き去ろうとする。誰も見ていないところで自分だけが見ていたあの微笑は、本当に卯ノ花荘とその住人を愛していないとできるわけがない、悪人のほうの仮面を捨てて元の管理人さんに戻ってください、と泣きながら頭を下げる根津。つむぎは、何かを振り払うかのように頭をブンッブンッと振ると、取り出したユナイトメモリを胸元に刺す。「……あなたがいたら… …もう… 私は闇に帰れなくなる! ………さ・よ・う・な・ら」と右手を振り上げ根津に振り下ろすユナイト・ドーパント。
その時、ドンという轟音とともに、海から高く大きい水柱が上がった。驚くユナイトと根津。海水を滝のようにしたたらせながら地響きとともに陸の上に落下する「棺桶」。「そんなっ!? ブロックが一人でに飛び出してきた!? 何故っ、何故なのっ!?」とユナイト。
「それは誰への質問だ? ブロックに聞いてるのか? ……こっちに聞いてるつもりなら…あらかじめ言っておこう……」
そこに立っていたのは仮面ライダーアクセルブースターだった。
「俺に質問をするな!」
遅くなりました。スピリッツ9号より『風都探偵』のダイジェストです。u編も残りは1~2回ですね、Wを足止めしたかった千葉秀夫の計画がどこまで明らかになるか?
目次頁のアンケート「『コイツにはかなわない』と思った天才」への三条 陸氏の回答:「寺田克也さん!デザインをいただくたび毎回『これが天才か』と唸る.。」
私も『風都探偵』が嬉しい大きな要因の一つが寺田ドーパントの新作です。最近ではシティに泣きました。タブーのバリエーションも寺田氏なのかなぁ、だとすれば流石だなぁ。
■第158話『ようこそuへ 9 / 復活のアクセル』
アクセルブースターはエンジンブレードにエンジンメモリを装填する、『エンジンアップグレード! エンジン! ブースターマキシマムドライブ!』 エネルギー波に包まれたエンジンブレードを一閃。卯ノ花荘の立方体カプセル型の部屋が6つユナイトされた「棺桶」の、一つの角を斬り落とした。切断された一角が音を立てて海へと落ちる。ここぞとばかりにエクストリームメモリとファングメモリがカプセル内に侵入する。「無事か?左、フィリップ。この場は任せろ。妻を頼む。」ブレードをまっすぐユナイト・ドーパントに向けるアクセルブースター。
斬りかかるアクセルブースター。真剣白刃取りのようにエンジンブレードを両手のひらで受け止めるユナイト。そのままブレードを振り切りユナイトを空中へ吹き飛ばすと、すかさず空中のユナイトに突撃するアクセルブースター。
地上では轟音とともに「棺桶」/カプセルが破壊され、亜樹子を抱きかかえたファングメタルが現れる。
そこにチームアクセルのバンと銀野真希のバイクが到着する。チームアクセルのバンは亜樹子を乗せて病院へ向かい、銀野真希はカプセルの残骸の中から翔太郎の肉体を運び出す。卯ノ花荘の部屋が消失している様を目撃した真希は仲間と照井に連絡したのだという。エンジンブレードと強化アダプターの修復は完了していたが照井自身の回復状態は知らなかったと言うファングメタル内のフィリップ。「でもさ…ここで竜兄に連絡しなかったら…絶対に後で怒られる。どんな時でも…必ずみんなを助けてくれる! そういう人じゃん、竜兄は!」と真希。Wはそれに無言で頷くと、ファングジョーカーへとフォームチェンジし照井の応援に向かおうとする。それを卯ノ花荘住人の根津が呼び止める。二人の探偵が仮面ライダーWだと理解した根津が口を開こうとする。
アクセルブースターに吹き飛ばされたユナイトが地上に激突する。着地するアクセルブースター。ユナイトは、凄まじいエネルギー体である自分をもしのぐアクセルブースターのパワーに脅威を感じる。右手を開いて腕を伸ばすユナイト、両手の指がケーブル状に変化して街灯を1本ずつ折り取ってくる。ユナイトは、数本を結合し高密度の街灯に変えそれを棒術の棒のように振るって、アクセルに襲い掛かる。かすったアクセルの左肩アーマーにダメージがある。ユナイトした銃弾でWを銃撃したのと同じ、自分の能力を応用した物理攻撃である。一瞬で距離をとったアクセルは「重ね合わせか… それならこちらも最近新しい芸を覚えた……!」という言葉と共に、エンジンブレードを道路に突き立てて強化アダプターを外し赤い通常のアクセルへと姿を変える。突進してくるユナイト。それを待ち構えながらドライバーのパワースロットを何回もひねり続けるアクセル。『アクセル!』『アクセル!』『アクセル!』『アクセル!』『アクセル!』『アクセル!』『アクセル!』 ユナイトが振り下ろした街灯を左手だけで受け止め握り折るアクセル。『マキシマムドライブ!』アクセルグランツァーがユナイトに炸裂する。続けざまにエンジンブレードを手に吹っ飛ぶユナイトを追ってジャンプするアクセル。メモリブレイクを恐れたユナイトは、空中で全身をケーブル状に変化させはじけるように広がり地面の中に潜り込んで逃走する。
しかし、ユナイトの脳裏をよぎった裏風都への帰還成功の夢は激痛とともに消え去った「ぎゃああああああ!」。ケーブル状に変化した自分のコア部分にエンジンブレードの先端が突き立てられていた。ブレードに地面に縫い付けられた部分の先がユナイトの頭部に変形する。ユナイトの目に映ったのは青いアクセル、自分にエンジンブレードを突き立てているのはアクセルトライアルだった。「残念だが逃げられはしない。おまえの能力の全ては仲間を通じてフィリップから知らされている。細いファイバー状となってもこれが本体であることに変わりはないはず。おまえ以上の高速で逃走に追いつき、正確にファイバーの中心を貫けばダメージを与えることができる。トライアルならそれが可能だ。」『エレクトリック!』エンジンブレードがケーブル状に分かれ広がったユナイトの全身に電撃を走らせる。苦悶の叫びをあげながら通常形態へと戻るユナイト。アクセルはトライアルメモリを引き抜きマキシマムスイッチを押して空中へと放り投げる。トライアルメモリのカウントが始まる。一瞬のうちにユナイトの眼前に迫ると超音速のパンチとキックをユナイトに浴びせ続けるアクセルトライアル。最後のキックが決まり吹き飛ぶユナイト。落下してくるトライアルメモリをキャッチするアクセルトライアル。『トライアル! マキシマムドライブ!』「……9.1秒。これがおまえの絶望までのタイムだ。」アクセルトライアルはトライアルメモリのカウンター表示をユナイトに示す。複数の水平ラインと垂直ラインのダメージ残像が、複数のT字のようにユナイトの全身に浮かぶ。悲鳴をあげながら大爆発を起こすユナイト・ドーパント。
コミック18巻は3/28発売です。予約始まっています。
スピリッツ次号に、ウォッチャマン&サンタちゃん(役を演じていたお二人)の対談も掲載されます
スピリッツ11号より『風都探偵』のダイジェストです。u編完結。『風都探偵』も大詰めが近くなっていま
す。次編は4月とのこと。前号の予告どおりウォッチャマンとサンタちゃん(現・ペットショップ店長)を演
じたお二人へのインタビューも掲載。
■特別インタビュー「この街の片隅に」なすび×腹筋善之介 カラー3頁・モノクロ4頁
風都イレギュラーズ、誕生!その出会いは?
情報屋の日々 撮影の表と裏で
現在も続く“風都”との縁
■第159話『ようこそuへ 8 / その日のために』
ユナイト・ドーパントが爆発する。排出されたユナイトメモリが空中で砕ける。爆発の中からヨロヨロと
現れた卯ノ花つむぎが倒れる。
エンジンブレードを引きずりながら犯人=卯ノ花つむぎにゆっくりと歩み寄るアクセルトライアル。そ
の右肩に手を置き制止したのはファングジョーカーだった。傍らには銀野真希もいる。なぜ止めるの
かとWの二人に弱々しく問いかけるアクセル。Wと真希は倒れている つむぎの方を無言で見る。アク
セルも視線をそちらに向ける。
意識を取り戻した卯ノ花つむぎの目には、自分が脱ぎ捨てたエプロンが映る。エプロンを持っている
のが卯ノ花荘住人の根津であることに気付くつむぎ。翔太郎「さっき彼に頼まれてな。『つむぎさんが
逮捕されるならその前に数分でいい……自分に時間をください』って」。フィリップ「根津信吉にはすべ
て説明した。彼女を今後裏風都から守るためにも警察に引き渡すのが一番安全なのだ、と。何より…
彼女には自分の罪を数える必要がある……」。翔太郎「それをわかった上での頼みだ。少しだけ待っ
てやってくれないか、照井」。無言で頷くアクセル。
根津はひざまづき、倒れているつむぎにエプロンを示しながら、「…これ… …ぼくが預かってて…いい
ですよね? 管理人さんが戻ってくる、その日まで……毎日玄関を掃除して……植木に水をあげて
……ずっとずっと……待っていますから……!」。地面に顔を伏せるつむぎ。その様子を少し離れて
見守るWとアクセル。
複数のパトカーが到着する。刃野と真倉がつむぎを連行していく。根津の思いが管理人さんに届いてい
るとよいけど、と真希。卯ノ花荘とその住人を本当に愛していなければあの笑顔はできないと自分も
思うと翔太郎。翔太郎は、照井に改めて例を言い、何故変身を解除しないかと問う。それへの
返事は「俺に質問をするな」ではなく、「変身していないと立っていられなかった…それだけだ」と言っ
て変身解除した照井は、額から血を滴らせて白目を剥き気を失ってしまう。
裏風都。激しい戦闘を続けるジョーカーとリアクター。足元にあった割れたガラス板片にオーラを込め
リアクターののどに向かって投擲するジョーカー。それがリアクターののどを切り裂く寸前にオーロラ
色の透明な布のような物が下りてくる。ガラス板はオーロラのヴェールを切り裂き貫通するもののリ
アクターにはヒットしなかった。リアクターはその間にオーロラ・ドーパントに抱きかかえられ空中に浮いてい
た。その隙を作ったのはオーロラの腰回りのケープ状のものだった。「よくやった、光くん。もう、大丈
夫だ」とオーロラ。「“よくやった”…か……その一言が聞けて安心しましたよ、万灯さん」とリアクター。
リアクターを抱きかかえて空中に浮かぶオーロラの背後に次元ゲートが開く。「逃げるのか、ユキ!」
とジョーカー。「ああ、そうだとも。もう争う必要はない。全ての準備は済んだからね」「邪魔者の足止
めに成功した、という事さ」「最後通告をしておくよ、ときめ。反抗はやめたまえ。これから君の……い
や、君たちのする事は全て『無駄』だ。私の……長年の望みが叶う日が来る!」と言うとオーロラとリ
アクターがゲートの向こうへと消える。裏風都からゲートで消えたということは表の風都に向かったこ
とは推測できるのだが、その理由には見当がつかないジョーカー。しかし、裏風都から敵勢力が全く
姿を消したことから、変身を解除するとトワ(シティ・ドーパント)を探しに駆け出すときめ。
改めて鳴海探偵事務所を訪れる、退院した照井夫妻。照井は、もともと完治はしていたが、いきなり変身してアクセルをフルスペックで使用したためにスクリーム戦の古傷が開いたのだという。銀野真希から連絡を受け、空中から捜索するしかないと判断したため病室の窓からアクセルブースターで飛び出した。カプセル型の部屋を六重に融合した重たいブロックを運んでいたため、地面にユナイトの足跡が残っており追跡できた。大きな水柱が上がったので海中に飛び込んだのだと経緯を説明する。
仮面ライダー勢が空間転位粒子の観測が可能となったことをクエストの事件の際に知った千葉秀夫が、自分の行為を隠蔽しようとしたのだろう、とフィリップが今回の事件を整理する。「問題は連中が『どこで何をしていたか』だ。早急にこれを突き止める必要がある」とフィリップ。照井は自分の課で捜
査を行うために探偵事務所を出ていく。翔太郎と亜樹子はイレギュラーズに召集の電話を掛ける。ー ウォッチャマン、店長(元・サンタちゃん)、クイーン&エリザベス、青山 晶、リリィ白銀、鏡野空也… フィリップは恐ろしい不安に襲われる(そうだ……急がなければ… 嫌な予感がする。ここで失った時間が何か致命的なロスになる… そんな気が……!)
暗い室内、ラグビーボールを立てたかのような巨大な建造物を見上げながらほくそ笑む千葉秀夫。「……建ったねぇ、秀夫くん」と万灯雪侍と双見 光も現れる。「ええ万灯さん。光さんもありがとうございます。ユナイトを褒めてあげてください。おかげでこの最後の一機を無事設営できたんですから。一つ、お手柔らかに」と秀夫。「ふふふ。もう始末の必要なんてないだろう? これに光が灯ったその日に
は…………全てが終わり…… …そして始まるんだから」と万灯。
依頼人はいなくなったが、事件の記録を記す翔太郎。卯ノ花荘は住民たちによって所有者から買い取られ改装工事が進められている。奇人軍団は彼らの安息の地を自分たちで守っていく事を決めた。そして……今も彼らは待っている。つむぎさんが罪を償い帰ってくる、その日を…! つむぎのエプロンを着用し卯ノ花荘の前の道路を掃く根津の姿があった。